「血圧、マンシェット」
真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです
ここのところ、検索キーワードの上位を占めるのがコチラ「血圧、マンシェット」
コレ、間違いなく国家試験の勉強してますよね~素晴らしい
でも、このキーワードに関する記事は国家試験問題の紹介。
知りたいことに出会えず、お別れになってしまったのでは?と思い、今日は「血圧、マンシェット」について解説しようと思います
「血圧、マンシェット」と言えば、マンシェットの条件によって血圧の値が変化するという問題が、国家試験ではかなりの頻度で出題されています。
マンシェット以外で、血圧値が変化する条件についても合わせて確認してみましょう
血圧値が本来より高く表示される場合と、本来より低く表示される場合にわけて示してみました。
明らかに、正反対の条件で、正反対の結果になりますよね。
つまり「どちらか一方を理解していれば、もう一方はその反対」ということですよね
コレ、丸ごと覚えてしまっても問題は解けます。ただ、丸暗記ではなく「なぜ、そうなるのか」理屈を理解すると、間違えることはなくなります。
文字だけではなく、印象にのこりやすい要素を合わせることで忘れにくくなります。(関連記事「そっくりさんの見分け方」はコチラから
)
マンシェットがゆるい
➡(水銀血圧計)マンシェットをゆるゆるに巻いてみてください。次に、測定するために加圧をしますね。シュッシュッシュッ。加圧した分だけ水銀が上がりますよね。患者さん(役)の腕にマンシェットが触れてもいないのに
動脈を圧迫して、初めて血圧が測定できます。つまり、動脈を圧迫する前にすでに上昇した水銀の示す値は「余分」になるわけです。
そのまま測り続けた場合に得られる結果は、本来の血圧値+「余分」。よって、本来の血圧値より高くなる
減圧速度が速い
➡血圧測定をするとき、脈拍1拍につき2mmHgぐらいの速さで減圧することが原則とされています。
トクン、トクン、トクン、トクンという脈拍に合わせて、およそ2mmHgずつ減圧していけば正確に「コロトコフ音」を聴取できるからです。
例えば140mmHgから減圧するとします。1拍10mmHgで減圧した場合(減圧速度が速い)、本来130-140mmHgの間で聞こえるはずのコロトコフ音を聞き逃してしまことになります。
減圧速度が速いせいで聞き逃してしまう=本来の値を聞き逃してしまう。つまり、本来の血圧値より低くなる
こういう理屈がわかることで、間違えにくくなります。
さらに、これらを実際に経験する(血圧計を使って試してみる)ことで印象に残りやすくなり、より思い出しやすく、忘れにくくなります
もちろん、この理解は現場でも大いに役立ちます
「マンシェットの巻き方がきついと血圧値が低くなる」
マンシェットの巻き方がきつい=加圧をする前に、すでに動脈に圧がかかっている。
例えば、たくしあげた衣類があまりに腕を締めつけている場合・・・
「わかる」ということは、アセスメントをするうえで断然有利です
こうしたことを調べるのは一見面倒にも見えますが、毎回迷うたびにテキストで確認する作業と比べたら、案外面倒ではないのかも?
急がば回れですね。
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三人寄れば文殊の知恵?
真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです
先日帰省した際、かわいいかわいい甥っ子たちに会いましたわんぱく三兄弟です。
5歳の末っ子は、フレンドリー大将です。恥ずかしいとか照れるという観念が全くありません
誰にでも、想いのまま向き合える。一緒にいて気持ちのいい存在です。
買い物に行って、お母さんがぼそっと「ほうれん草はどこかなぁ」なんて言った日には、末っ子はいつの間にか店員さんの足元で「ほうれん草はあるですか?ないですか?」
下手に独り言も言えなさそうな・・・
真ん中のお兄ちゃんは小学1年生。計算カードといって、単語帳の表に計算問題、裏に答えが書いてあるカードで足し算と引き算のトレーニングをしていました。
「ゆかりおばちゃん、タイマーやって」
計算カードの問題は30問ぐらいあったでしょうか。よーいスタート!
5,8,2,9,3,4・・・
よーいスタートでスイッチが入るようで、答える声はかなりデカイ
見てるとなんだか楽しそうで、「おばちゃんもやってもいい?」
「いいよ よーいスタート!」
5,8,2,9,3,4・・・
小学1年生の計算問題です。アラフォーのおばちゃんが負けるはずがありま・・・
もう1回チャレンジして、おばちゃんの威厳を保つことができました。大人げない・・・
真ん中のお兄ちゃんは、ゆかりおばちゃんと競争することで、さらに速く計算できるようになります。おばちゃんも負けていません・・・エンドレスの戦いでした・・・
何度も言いますが、小学1年生の計算問題です 末っ子には全勝でした(?!)
時間を意識して、何度も繰り返すとこんなに効果があるんですね~と改めて感心しました。
最後に小学4年生のお兄ちゃんは、少し高度な勉強内容でした。内容もたくさん
毎朝、お母さんと一緒に宿題をしていました
算数の問題も、小学1年生の問題とは訳が違います。そこそこ頭を使わないと、すぐには答えが出ません(私だからなのか・・・)
お兄ちゃんとお母さんと一緒に私も問題を解いて、さぁ答え合わせです。
二人でプロセスも確認しながら答え合わせをしていきます。
お母さんは、お兄ちゃんがわかるように掘り下げて掘り下げて、丁寧に説明・確認をしていました。
きっと、掘り下がりすぎてしまったのでしょう・・・なんだか余計に難しい説明になってる気がします
「はいおばちゃん質問があります。これって、こういうふうに解いてもいいの?」
ぽか~ん
しばらくの間のあと、「あれ? 簡単にできるじゃ~ん」とふたり。
小学4年生の算数の問題。大人ふたりと小学4年生、3人で1問正解
勉強はひとりでしたほうがはかどるとは限りません。
友達の意見や疑問、間違いなどがヒントになることがあります
友達が勉強していることが刺激になるかもしれません
ひとりだと簡単に誘惑に負けてしまうところを、友達が助けてくれるかもしれません
この、どれもをうまく使って勉強していた学生さんをたくさん見てきました。
誰かと勉強することで、勉強の進み具合が違うこともありました。
その一方で、ひとりでないと集中できない学生さんもいました。
もし、ひとりだと勉強が進まない・・・と悩んでいるのなら、誰かと一緒に勉強するってのもいいかもしれません。
自分の傾向に合った、はかどる勉強法を見つけたいですね
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試験勉強を始められなくて困っている学生さんへ
真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです
国家試験のことが心配で心配で・・・
でも、心配してるわりには勉強してない・・・
でも、それではダメだってわかってる・・・
でも、何から始めたらいいのかわかんない・・・
第1ステップ:必修問題の問題集を開きましょう!
何の準備もいりません。まずは、どさっと問題集を開いてみましょう
そして、看護技術、中でも日常生活援助技術に関する問題を見てみましょう
知ってる言葉、解けそうな問題がいくつかあります さらっと解いてみちゃってください
問題が解けたことが自信になります。「おっできた!」
解けそうな問題≒そんなに難しくない問題があるということに安心します「これなら、できそう!」
そんなポジティブな心の状態が「やる気」を生みます。「え~っと、じゃぁこの問題もやってみよう!」
何でも「さて、始めるか」という出だしにはエネルギーがいるものです。
それに加えて、試験勉強は大変、試験問題は難しいなどのマイナスイメージがあれば、なおさら取り掛かるのにエネルギーを要するはずです。
勉強するのに机を整理整頓したり、ノートやファイルを作ったり、勉強の計画を立てたり・・・いろんな準備が整ったうえで勉強を始められると効率がよく、勉強がはかどることもあります。
ですが、せっかく気持ちが「勉強モード」になりたがっているのなら、そのときが勉強を始めるチャンスです
まずは、やる気を妨げる壁に穴を開けて向こう側を見てみるってのはどうでしょう
どっか~んと壁をぶち破るわけではないのね~。姑息な感じもしますが 開けた穴を少しずつ大きくするのもアリだと思います
やる気が出なくて困っているのなら、さらりと始めてしまいましょう
計画や勉強のスタイルは、その後からでも大丈夫です そのときには、下の記事も参考にしてみてください
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