Mr.REDMOON 後藤惠一郎オフィシャルブログ K-GOTO'S EYE Powered by Ameba -2952ページ目

世阿弥 vs MAYA



美とは一瞬の裂け目に介在すると言った世阿弥―――。友人の能楽家、大倉正之助に言わせれば「能こそロック」だと・・・。
600年の時を超え世阿弥の姿が浮かんできそうな気配を友人である画家MAYA MAXXの筆を運ぶ姿に重ねる。彼女の画風と画作に魅せられ、ぼくはコラボの決意をMAYAに打ち明けそれを快諾してもらった。
彼女はぼくに言わせれば怪人である。こんなにカワイイのにこんなに常識的なのに怪人に見えるのはきっと世間が怪しすぎるのだ、努力や忍耐で完成したモノになんのおもしろみがあるんだろう?またなんの価値があるんだろう?
天才の力に及ぶすべがまったく無いことに気づく時、ぼくはいつも思う・・・。
努力と忍耐そして根性、凡人は凡人の方法で天才に近づく感覚が唯一の自己防衛なんだと。

スケールメリット



会社の大小はその信頼度を決定する重要な基準である。 知名度にはギャランティーが介在し、ユーザーは 商品と共に安心や保障を手に入れることが出来るのだ。 もちろん小さな会社でもしっかりとしたメーカーや 販売店があるが残念ながら稀である。 買い物は少々大げさだが命を削る行為かもしれない・・・
くれぐれもご用心、ニセモノは限りなく多いから。

表現者



友人ダイヤモンド☆ユカイのデビュー20周年コンサートへ行ってきた。渋谷エッグマンは彼と彼のバンド、レッドウォーリアーズのスタートを飾ったライブハウスだ。
バンドのメンバーは斉藤ノブさん、内田カンタロウさん、ジェイムスと豪華版でゲストは我が師、ミッキーカーチスだった。
オープニングはなんと「アマポーラ」―――、
デニーロ主演の映画ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカのテーマで個人的にはナナ・ムスクーリのバージョンがとてもいいがユカイのアレンジもなかなかGood!
当然最後はロックとロックンロールだったし、とりあえず初日は満席でユカイも満足の好スタートだった。
「試練は年齢と共に高まる」―――ゲーテの言葉だが僕もユカイも身にしみる。同じ表現者として他人に見せぬ努力は男が男でいる証のハードボイルド的試練なのだ。

義戦



義理とは何だろう・・・? 改めて考える必要がある世の中っていったい何なのかと云うことであるが・・・。
古くは武士道、近代においては任侠道の代名詞である。物事の正しい道筋や道理の事だろう。人の道も堕ちたのだろうし、必要とする常識や気力も無いのだろうか。
自由な世の中だ!なんでもアリでブッ飛ばせ!オレさえよけりゃそれでいい―――。平和な経済大国日本は無数の個人的戦争大国の代表格だ。
ぼくもその中のひとり・・・今日も戦っているがいったい何の為の戦争なのかまったく理解していないのだ。

天空の企画会議



ぼくらの会議は敵にとっての密談・・・
つまり悪巧み―――、これが実に イイ風通しで話が進んだ。
面子は3人、ぼくと広報のT・J、 そしてMAYA MAXX、場所は 新宿パークハイアット52F
N・Yグリル―――
ターゲットロックした相手は下品が売りのE(失礼だが少なくてもぼくとMAYAはそう思っている。)勝敗の行方は3年後・・・。