さて。
ジムカーナやコーススラロームの走行で。
有利なバイクって、ご存知ですか？
ホンダで言うと。
CB400SFやVTR250ですが。
最近、カワサキを使用する方が増えています。
それには理由があると思うんですが。
後述します。
で。
細かい切り返しで有利になる条件というのが。
①ハンドル切れ角が大きいこと
②車体が軽量であること
です。
カワサキで言うと。
最近。
このバイクが静かにブームです。
Z400。
Z250と同じ車体に、400ccのトルクのあるエンジンを搭載しています。
車体重量もZ250とわずか2kgしか変わりません。
しかも！
最小回転半径は驚異の2.6m！！
最近、ハンドル切れ角の少ないバイクが多いので。
これは驚異的な数値です。
そりゃ、ジムカーナでも使用する選手が増える訳ですよね。
それで。
最近、気付いてとても驚いたことがありまして。
それは。
Z400と姉妹車になるNinja400。
このバイク。
実は。
車体重量がZ400とわずか1kgしか違いません。
フルカウルにも関わらず・・・ですよ。
しかも！
特筆すべきは！！
何と！
最小回転半径が。
たったの。
「2.5m」なんです！！！
これは凄すぎますよ。。。
ネイキッドのZ400よりも小回りが効くって・・・ねえ
こーんな、カッコよくバンクさせているのが似合うバイクに見えますが。
実は、めっちゃ小回りが効くと言う。。。
ちなみに。
最小回転半径で言うと。
CB400SFが2.6m、VTR250が2.7mです。
つまり。
ホンダのこれら車種よりも小回りできてしまうと言う・・・！！
しかも。
ハリケーンがアップハンドルキットセットを販売しているので。
購入してすぐに、楽ちんポジションにも移行可能です。
こんな素晴らしいバイクが！
・・・。
残念ながら、一般には不人気なんですよね。
そりゃ、まあね。
250も400も見た目が一緒なので。
維持費を考えたら、250を買いますよね。
しかも。
もう少し頑張れば、Ninja650が買えると言う。。。
その狭間なポジションなので。
勿体ないですねえ。。。
ところで。
これって、兄貴分には当てはまりません。
Z650は。
車体重量が189kg、最小回転半径は2.6mになります。
一方で。
Ninja650。
こちらの車体重量は194kg、最小回転半径は2.8mになります。
まあ、ね。
一般的に、ネイキッドの方がカウルの制約が無いので、ハンドル切れ角が増やしやすいですし。
重量もカウルが無い分で軽いはずなんですよね。
なので。
Ninja400がどれほど特殊なモデルなのかが分かります。
一方で。
小回り性能だけで言うと。
スズキのV-STROM650。
こちらは最小回転半径が2.7m。
VTR250と同じ数値ですね。
また。
V-STROM800だと最小回転半径は2.6mになります。
ならば、コーススラロームなんかで速く走れるのか？と言うと。
車重が重いのと重心が高いのとで、難しいでしょうね。
特性に慣れて、車重すらも味方にできる方ならそこそこイケるでしょうけども。
一般的には車重の軽いバイクの方が走りやすいですね。
まとめで言うと。
見た目は大事、走りも大事、カッコよく速く綺麗に走りたい！という欲張りさんには。
実は。
Ninja400、オススメです。
私も、ゆくゆくVTR250が・・・になれば、候補に考えている1台です。
初カワサキ、なるでしょうかね（笑）。
それから。
冒頭でジムカーナなどでホンダのバイク（CB400SFやVTR250）からカワサキのバイクへ移行する方が増えている話ですが。
理由はシンプルで。
ホンダの中古バイクが高すぎるからです。
年式や程度の割に、ホンダ車は中古市場でめちゃ高いですからねえ。
一方で。
カワサキはここ10年程で中型クラスの車種を充実させてきたので。
車種が多い分、人気のある車種とない車種がありまして。
人気のない車種は、当然中古車が買いやすい状況です。
その中で、隠れ高性能なNinja400は買いの車種だと思います。
レッドバロンでも新車が約15万円値引きで販売されてますからねえ。
ツーリングにも行けて、コーススラロームも走れて、小回りも出来て、フルカウルのカッコよさもあって。
まさに万能なバイクだと思いますよ
