新しい人
- すべては宇宙の采配/木村 秋則
- ¥1,500
- Amazon.co.jp
「一日で読めるから読んでみて」とパートナーが言ったので、この土日で読んだ本。りんご農家の木村秋則さんの「すべては宇宙の采配」です。
すごい人が日本に居るんだなと思いました。木村さんは、そんなことは絶対に不可能だといわれていたという農薬を使わず肥料もやらない農法で、りんごを実らせることに成功した人です。
なにがすごいと思うかというと、その信念のようなもの。それがなんというか、こないだの選挙の振り返り番組でみるように、「絶対勝つぞ!」ってこぶしを振り上げるような執念めいたものではなく、どこかひょうひょうとしていて、これが自分のやるべきことというものを、きっちり受け止めてぶれない感じなのです。
力でこじ開けるのではなくて、やるべきことをひとつひとつこなしていくその身のこなしに、「なんかすごく新しいなあ」と感じます。UFOに遭遇した体験も多々あるようで、もしかして木村さんは宇宙人なのかもしれません(^^)
8月に、「フィンドホーンの花」という本も読みました。荒れたゴミ捨て場みたいだった土地にエネルギーを注ぎ込み、土地のパワーをあげ、見事な野菜や花々を育てた共同体の話です。この共同体の創始者のひとり、アイリーンの半生を綴っています。
この人にも木村さんと同じ雰囲気を感じます。自分がなんとしてもやるんだ!ではなくて、ただただ導かれるままに流れに乗る、そういう生き方なのです。これは簡単そうでたぶんとても難しいことだと思います。流れに乗るために、世間の人から白い目で見られたり、とんでもない貧乏に耐えなくてはならなかったりするのです。
この手の本、「パワー」を信じて成功しました、というのは世の中にたくさんあると思うのですが、この二冊が「本当のことを書いている」と思う点は、やっぱり辛酸をなめているということです。つまり、無農薬無施肥でりんごを育てたり、不毛な土地だったところを妖精が住む豊かな農地にしたりする、信じられないことを成し遂げるわけですが、世間的には決して幸せになっていないということなのです。
大金持ちになったわけじゃなく、立派な肩書をもったわけでもありません。神の意志というものがあるとすれば、それは世間的な幸せと全く関係のないところにあるのかもしれません。私利私欲では全然ないところに、爽やかさを感じました。
- フィンドホーンの花/アイリーン キャディ
- ¥2,140
- Amazon.co.jp
こぎれいで人工的な感じ
先日、久しぶりに実家に行きました。
毎回思いますが、落ち着きません。私が家を出てから引っ越しをしていて一度も住んだことのない家だからか、行っても、「帰った」という感じが薄くて、歓迎してくれるのですけど居場所がないといいますか。疲れているのに夜もぜんぜん眠れませんでした。
なんだかこぎれいで人工的な感じになって、こんなの実家じゃない!と思ってしまうのです。冷蔵庫あけても、いろいろ食材がいっぱいでそれらがタッパーにことごとく詰められて並んでます。服にはひとつひとつ不織布のカバーが掛けられてから吊るされています。
居間用の芳香剤のきついにおいや洗面台周りのボトルの数々。やたらと大きいテレビ、新しいふわふわのタオルに、新しい服、かばん。
色々な物を我慢して、暮らしを立ててきた両親だから、いま、わりとゆったりと自分のために好きなものを買ったりしているのでしょうけど、逆にいま、一所懸命子どもを育てている年代の私からすれば、なんとも落ち着かない感じです。
もっとワイルドだった実家。
袋の口を縛っていつまでも台所のテーブルの上に置いたまんまになってた砂糖とか、鴨居に棒を渡して、とりあえず掛けてある父の服とか、そういうのが懐かしいです。そのほうが、血が通っている感じがして。
仕事でも、こぎれいにできたとしても、血が通ってないようなのは作りたくないです。
おばあちゃんの☆

しばらく間があいてしまいました。
マウスつながりで・・と言っては苦しいですが、このようなところに行っていました(^^) サインをもらっているところ。
こどもサービスならぬ、おばあちゃんサービスです。というのも、一緒に行った誰よりも嬉々としているのが、実家の母。私が高校一年のときに初めてディズニーランドに行き、以来、なんどか行っていますが、いつも母がいちばん喜んでいるという図は変わりません。
昭和15年生まれの母にとって、最初に見たディズニーの本と映画は衝撃だったそうです。あまりの可愛さに心奪われたとか。三つ子の魂と言うけれど、そういうことってホントにあるなあ、と思います。
さて、9月。
政権も交代して、新しいことが始まりそうな空気ですね。
やいやいうるさく言い合ったり、足を引っ張るようなことばかりの国会じゃなく、きちんと話し合える大人の姿を期待します。生活もよくなるといいなあ。