■カウンセラー生活165日目
田舎の道端にある名前のわからないアレ
のミニチュア💦
■腰痛解消は後回しで良いのか??
これまで「腰痛」のメカニズムとその解消法として『腰痛緩消法』についてご紹介してきました。
私自身、腰痛に悩む方々を介護の現場で見てきたので、その苦悩と辛さは理解しているつもりです。
しかし、世間一般的に「腰痛」は「がん」や「認知症」「糖尿病」「うつ病」などの症状、病気と比べるとそこまで深刻なものではない??と考えられているのかなと感じます。
しかし、腰痛の原因である「腰回りの筋肉の緊張」が多くの健康悪化をもたらすことは、散々今までの記事でご紹介してきました。
「腰痛」はそこまで注目されていない症状なのか。
今一度、原点に立って振り返ってみようと思います‼️
■腰痛は個人・社会の大きな問題‼️
厚生労働省が実施した「国民生活基礎調査」によると腰痛は日本人の自覚症状の一位であり、統計開始から30年間で約160%まで増加しているとのこと。
順天堂大学の伊藤弘明氏の試算では、職場で起きた腰痛の直接医療費は2011年度で821億円に昇るとのこと‼️
腰痛一つとっても、社会全体としてそれだけの医療費がかかっています。
また腰痛に苦しむ人々は、年々増える傾向にあるようです。
参考書籍『痛みの正体を知れば、腰痛は治せる』より引用
腰痛は個人で抱えるにしても、社会的な視点から支えるにしても大きな問題であると言えます。
加えて、腰痛が引き起こすのは腰の痛みだけではありません。
肩こりや首こり、骨盤の歪み、うつ病、認知症、不妊、アレルギー、免疫力低下などなど、多くの生活習慣病の根本原因になり得ます‼️
逆に言えば、腰痛を改善することができれば、個人的な痛みの問題も、社会的な負担の問題も、多くの生活習慣病の発症も解決することができるでしょう‼️
ー参考書籍ー