■カウンセラー生活121日目
本日も去年の6月の記事より認知症と睡眠との関わりを記事にしたものを振り返り!
認知症もとい脳と睡眠の関係は、多くの書籍やメディアで取り上げられてきました。
介護職員として働いていた私も、夜勤の際に認知症を患っている方の就寝介助を行いました。
認知症の方は深夜に目が覚めることも多く、お部屋から出てきて施設の出口まで行ってしまうことも多々ありました💦
なぜ眠りが浅いと認知症にかかるリスクが上がるのか??
そんなお話を過去の記事でしていますので、ぜひ一読ください!!
神奈川県は横浜市の海岸線
夕日に照らされる海と、かもめの影が良いコントラストに!
■天職は自分の好きなこと?適性で決まるのか??
天職とは自分の情熱を発揮できる職業を指すことが多いと思います。
そして私たちは「天職」を見極めるために「自分の好きなこと」「自分の適性」などを加味して、仕事選びをしてしまいがちです。
しかし、データ的には「天職」とは『どこか別の場所から探すものではなく、自分の中で養っていくものである』と言われています!!
2014年にロイファナ大学が、多数の起業家にアンケートを取りました。
「今の仕事をどれだけ天職と考えているか」
「仕事に投入している努力の量」
「毎日、ワクワクしながら働けているか」などなど
これらの項目を聞いた結果、今の仕事に対する情熱は
・前の週に注いだ努力の量に比例する。
・過去の費やした努力の量が増えると、現時点での情熱量も増加する。
ということがわかりました。
つまり、仕事を天職にする「情熱」は自分の人生で注いだ時間の量に比例するということです!!
天職は自分の好きなことにも適性にも影響しません。
どれだけアニメが好きで、アニメーターになりたいと思っても、自分で絵を描いて動かした経験が少なければ天職にはなりません。
どれだけ、人に優しく世話好きで、介護に向いていると言われても介護の経験や知識などの勉強をしてこなかった介護士はそれを天職にはできません。
どれだけ時間を費やしたかにのみ影響します!
■天職とは「なんとなくやってたら楽しくなった」
では、自分にとっての天職を見出すには、どうすれば良いのか??
自分が今までの人生で打ち込んだものに準じたものを!
と考えれば単純ですが・・・
なかなかそういったものが、見つからない人も多いでしょう・・・
そこで『グロウス・パッション』という考え方を紹介します。
■グロウス・パッションとは
情熱は自身で生み出すものであり、自分の中に秘めるものではないという考え方です。
仕事におけるグロウス・パッションを例にすると
A:車が大好きで車販売企業に入り、ショールームで熱心に車の営業をしている!!
B:なんとなく車の販売企業に入り、営業していたらだんだん車のことをお客さんに話して、買ってくれるのが楽しくなってきた!
Aの方は最初から情熱を持って、車の営業をしているので長続きもスキルも高くなりそうですが少し気に食わない業務などに手を付けた際にその情熱のあまり「こんなことがしたくて、この仕事に就いたんじゃあない!」という考えが生まれやすくなります。
Bには
元々車の営業に対して情熱はなく、仕事は仕事として割り切っているため面倒な仕事でもAほどストレスなく続き離職率も低いためスキルも向上しやすくなります。
そして、情熱はその物事に「どれだけ時間を費やしたか」に影響します!
長い時間、車の営業に時間を費やしたBは、次第に仕事が楽しくなり、情熱を持つようになります!!
これが「グロウス・パッション」です!
前回の記事にて、元々情熱や好きなことを持って仕事を選ぶより「仕事は仕事」と割り切っているグループの方が、仕事のスキルも離職率も良い方向にむかうことを紹介しました。
そんなグループの中で仕事に対する情熱を培っていけたのであればそれはまさに「天職」と呼べるでしょう!
つまり天職とは「なんとなくやってたら楽しくなってきた仕事」です!
ー参考書籍ー