■ケトン体が危険??な理由
日本糖尿病学会は「ケトン体」が高い状態は危険であると説明しています。実際には「ケトン体」に毒性はなく、人体のエネルギーとしてとても優秀な存在なのですが・・・大きく二つの理由から、危険視されています。
❶空腹が続くとケトン体が増える
お医者の見解→飢えの時に出るなら、悪い物質に違いない!
真実→体に蓄えられた脂肪をエネルギーに変えて、飢えを凌いでいる。
❷糖尿病などで、インスリンが不足して糖をエネルギーにできない時にケトン体が高くなる。
お医者の見解→糖尿病の時に高くなるケトン体は悪い物質に違いない!
真実→足りないエネルギーを補うために助太刀している。
というのが、糖尿病学会の「ケトン体」に対する認識と、実際の「ケトン体」の働きを比較した物です。
■何が正しいのか
名のあるお医者が言っているのだから、間違っているわけがないと、確かにお医者方は医学部を出て、医療知識を得て、医師免許を獲得しています。
こんなブログで、紹介される知識よりも信憑性があると思われるでしょう。しかし、多くの出版物の中で「糖尿病の原因は糖質の取りすぎであること」「ケトン体は無害で、優秀なエネルギー源であること」が示唆されています。日々、健康に関する常識は変化しています。こちら参考書籍になります。
「肥満の原因はカロリーが高いものではなく、糖質の高いもの」「コレステロールは食事によって、上下しない」「そもそもコレステロールが、動脈硬化の原因ではない」などなど多くの出版物で、新常識が明らかになっています。
ガン・肥満・糖尿病・認知症など現在、多くの生活習慣病が存在します。
生活習慣病は、日々の生活がもたらす病です。つまり本人の生活一つで、数多くの病を退けることができます。そして、それを実行するのは外でもない自分自身です。これからの健康知識は、お医者頼みではなく自分自身で知り、判断する。生活改善という名の予防治療をしていく時代になったのだと私は考えています。