■アミロイドβとインスリン
■糖尿病と認知症の関係について
「糖尿病」は糖質の過剰摂取によって起こり「インスリン」が高くなった血糖値を下げるため過剰に分泌されます。実はこのインスリンには認知症の原因であるアミロイドβと密接な関係にあります。
インスリンとアミロイドβはIDE(インスリン分解酵素)と呼ばれる酵素によって分解されます。必要以上に両者が増えないように分解するIDEですが両者を同時に分解することはできません。IDEはインスリンの分解に優先するためインスリンの量が多すぎるとアミロイドβは分解されずに脳に溜まり続けてしまいます。
つまり糖尿病・肥満によって血糖値が高い状態が続き、インスリンの値が高いと脳にアミロイドβが溜まり続け認知症になるリスクが上がると言うことです。
認知症リスクを下げるならば、糖尿病を治療する必要があると言うことです。糖尿病の原因となる糖質の過剰摂取は認知症にならないためにも必要だと言うことです。では、私たちは「糖質」の代わりに何を食べればいいのか?何をエネルギーにするべきなのか?ここで一つ紹介したい書籍があります。
宗田哲男 著の『ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか』「ケトン体」とは一体?認知症とどう関わっていくのか今後、解説していこうと思います。
また、認知症だけではなく、糖尿病・ガンに苦しんでいる方々にも今知りたいとっておきの情報が盛り沢山ですので、ぜひご期待ください!それでは次回もよろしくお願いします!!