どんな景色が見えていますか？

こんにちは、岡田歩です。（自己紹介はこちら）

ずいぶん、景色がかわってきました！

昨日は、恩寵にとけるリトリートの第一回目でした。

小川あゆみさんとコラボで開催する長期リトリートとしては

6期目ですが「見える景色が変わってきた」そんな感想を持ちました。

もともと、

Wあゆみのコラボ・セミナー／リトリートは

問題解決やセラピー的なものではなく

自然に本質に開いていくという目覚めをテーマにしているから

こうした ↓　傾向は強かったものの

最初の自己紹介のときに

ほとんどの方が

特にこれといった「理由」なく

楽しそうだから

とか

リトリート3回目だからさすがにどうかと思ったけれど

告知を見てとにかくいきたくなった

とか

まったく参加する気はなかったけれど

突然、行きたくなってしまった

などなど

どちらかというと

これをこうしたい、ああしたい

という

欠乏を補うためや、何かを修正するためではなく

自分や世界（といってもそれも自分）への純粋な好奇心で

いらっしゃったそうです。

オープン・マインド、オープン・ハートな状態なんです。

純粋な好奇心って

無条件の愛と同じことなんだよね。

表現の角度が違うだけ。

わたしたちの意識には、

ここで起こることを拒否する機能がありません。

ただ、そのまま受け止めるしかない。

マインドは、嫌だとか、見ないようにするとか

いろんなことあれこれ考えるわけだけれど、

マインドよりももっと深い意識はというと

マインドが何を思おうと

さらりと、そのまま受け止めています。

それが意識のそのものの機能なんです。

いつでもオープンなんです。

純粋な好奇心。

最初に全員で沈黙したとき

そのオープンさが感じられて

とても軽いエネルギーが流れていました。

そんなエネルギーが流れる中

どちらかというとわたし（岡田）がリトリートの進行役をやってるんですが

ときどき何も言うことがなくなっちゃって

何度も、沈黙してしまった。

純粋な好奇心、無条件の愛の場では

意識の本質に注意が向きやすいです。

そして

意識の本質に気づくのを阻むもの（マインドの囚われ）の中でも

奥に潜む大物が浮上しやすくもあるでしょう。

自分の本質からの呼びかけが聞こえやすい場だからこそ

その呼びかけに応えるのを阻むものにも出会いやすい。

そして、阻むむものを超えていきやすい。

だからチャンスですね。

これから、半年間

わたしたちがどんな自分に出会っていくのか

とても楽しみです。

さて

まだ、スピリチュアルなんて言葉は使われていなくて

精神世界という言葉を一部の人が使っていたような時代のことですが

わたしは20代のほとんどの期間

毎週、心理療法のグループワークに通って、

毎回、夜遅くまでそれぞれの問題を体験的に掘り下げる

ということをしていました。

ワークに行き始めた当初は

普通に生活するのがちょっと厳しいほど

心身のバランスを崩していました。

でも、２，３カ月でそれは収まり

わたしは大きく救われ

長く関わるうちに今の仕事に繋がる素地が作られました。

その出会いには感謝しかありません。

ただ

当時の体験では

見たくない自分をぐりぐり掘り下げたり

統合が起きないまま、ワークを終わらせるということも

多かったから（手法的にわざわざそうしてたはず）

辛い日も少なくなかった。

あまりに辛くて、帰り道に

駅の化粧室で戻してしまったこともあったわ（遠い目）

正直、きつかった～！

そのころから比べ

ものすごく、見ている景色が変わりました。

もちろん、生きていれば、誰だって

いろんなことが浮上します。

でも

この広い景色の中で苦しみや問題が浮上して消えていく

という視点で世界を見ているのか

苦しみだけにフォーカスしているのか

で

見えるものがぜんぜん違いますね。

リトリートの終わりがけに、ある参加者さんに

最近何に興味があるんですか？

って聞いたら、

ずっと楽しそうにリトリートに参加していた彼女は

「もうすぐ人生初めての手術なんですよー。

痛いと思うんだけれど、でも、初めてでなんだか楽しみです」

と、ニコニコしたままおっしゃってて、

とても印象的でした。