①ソーラーサーキットの基礎の説明
玄関先で・・・
田中: 「まず、玄関のポーチのコンクリート部分を叩いてみて下さい。」
お客様: (叩いてみると・・・ 実の詰まった音がする。)
田中: 「あまり音がしませんね。」
田中: 「それでは今度は、基礎のコンクリート部分を叩いて見て下さい。」
お客様: (叩いてみると コンコンと空洞のような音がする。さっきとは明らかに音が異なり、お客様は おやっと 感じられます。)
田中: 中が空洞ような音がするのは、基礎の外側から断熱材が張ってあるからなんです。
ここで比較のために 一般の住宅の基礎の場合は
どのようになっているのかをご説明させて頂きます。
一般の住宅は 基礎を断熱することはありません。
床部分の断熱は 床の下にミラフォーム
(発砲ポリスチレンフォーム)のような断熱材を
入れて断熱します。
基礎の空間はシロアリ対策のつもりで一年を通して
ずっと通気をよくして湿気がこないよう配慮してある
のが通常です。
それでは年中通期している必要があるのでしょうか?
シロアリの生態のお話をさせて頂くと、
シロアリは木材(餌)があって暗く、湿ったところに生息します。
活動時期は4月~10月頃で冬場は活動しません。
また、風通しのよいところでは、
体が乾燥してしまうので生息できません。
そのため昔から防蟻のためには、
床下の通気をよくすること、極端な場合は
床下に換気扇を取り付けたりしています。
通常の一般住宅の基礎は、
通気をよくする目的で基礎パッキン工法を用いています。
夏場は防蟻のため通気を十分確保することに大きな意味が
あるのですが、 冬場はどうでしょうか。
冬場に外気の冷たい空気を基礎の空間に
入れると 床下が冷たくなります。
足元が冷えて、床暖房が必要になる家はこのような家です。
外気の冷たい空気(0℃の空気)を床下に入れると
足元の床の温度は2℃~3℃に冷たくなります。
これに対してソーラーサーキットの家はどうなっているのでしょうか?
ソーラーサーキットの家は基礎に開閉式のダンパーを使用しています。写真はダンパー
夏場は通気を確保しします。
写真はダンパーを開放したところ。
逆に冬場はダンパーを閉じて外気の進入を防ぎます。
ダンパーの裏にはちゃんと断熱材がついているのでダンパー部分も断熱されています。
写真はダンパーを裏側から見たところ。
ちゃんと発砲ポリスチレンが貼ってあるので冬場も大切な熱を逃がしません。
きっちり引きつけて閉じるので 高い気密性能を発揮してくれます。(優れものです。)
しっかりダンパーを閉じることで
地中熱が活用できるので、冬場は暖房しなくても
自然室温が12℃~13℃の温度があります。
12℃~13℃と言えば、秋の温度ですね。
秋頃の床の温度なら冷たくないですよね。
これだから 床暖房に頼らなくとも
足元から快適に過ごせる家が作れるのです。
RECOM㈱代表取締役
「あなたの健康は家が決める」
著者 田中勇一
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