写経の前日、『和服で猫耳を持参
』と、寺とものchikaさんからメッセージが来ていたので、当日は、私のアトピーのセミナーで使用したchikaさん作の猫耳と空手の胴着を着ていきました。
』と、寺とものchikaさんからメッセージが来ていたので、当日は、私のアトピーのセミナーで使用したchikaさん作の猫耳と空手の胴着を着ていきました。
写経が始まる前、猫耳をつけながらみんなでワイワイ話していると、初めてお会いした年配の女性が私に、こっそりと、
『柔道ですか～？
』
』と尋ねてきました。
私がそれに「空手で～す
」と答えると……
」と答えると……女性は血相を変えて『怖っ
』と言って、プイッと去っていってしまいました。
』と言って、プイッと去っていってしまいました。空手にいいイメージがない方もいると思うので、これは別に想定内でした。
父も昔、学生の頃に空手をしていたことがあり、上級生から「動くな」と言われて、ただ一方的に殴られる部活の時間があったそうで……
年配の方ほど空手にはいいイメージがないのかもしれません。
離れていった女性を見ながら、いまの私にとって、空手ってなんだろうと考え始めていました
運動療法で、今年の一月から始めた空手
ウォーキングやジョギングで、前に進むことはできるようになった今でも、まだまだ、横には動きづらく、痛みも出ます。
だから、今より少しでも自由に足を動かせるようになりたい
体を少しでも強くしたい
そんな気持ちで始めた空手でしたが、最近の私の気持ちはそれだけではなく………
空手で、人に喜んでほしい
そう、思うようになってきました
だから、この日も、
『私服じゃなくて、胴着を着て行ったら、みんな笑ってくれるかな？
空手の形を打ったら、みんな楽しんでくれるかな？』
そんな気持ちで、写経に胴着を着ていきました
『猫耳を持参』と言ったchikaさんも、きっと同じ想いだったと思います。
』と言ったchikaさんも、きっと同じ想いだったと思います。写経後のお茶会で、テーブルに並ぶ山盛りのお菓子
これも、手作りのものだったり、みんなに食べてほしいと、それぞれが選んで買ってきてくれたものばかり
『よっこちゃん、お菓子食べないかなと思って、サラダ保冷剤を入れて、持ってきたのよ』とか。
「よっこちゃん、これ食べられないなら、お土産にして持ってって」とか。
食べ物以外でも、
「この間、雑誌の記者さんに誰か面白い人いないか聞かれたから、よっこちゃん推薦しといたよ～」とか。
私以外でも、
「友人がケーキ屋さんオープンしたので、買ってきました。みなさんぜひ、遊びにいってみてくださ～い」とか。
『喜んでもらえることが嬉しいの
』
』にっこりしながら、心底嬉しそうに美智子さんが笑っていました。
私も、同じ気持ちです
胴着も、猫耳も、お菓子も。
方法は違うけど、目的は同じ
心も胃袋も満たされて、ぽかぽかしながらの帰り道
心残りは……
やっぱり、
プイッと去っていった女性に言いたかったです
『空手は怖くないよ』って。
』って。
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