(栄養・効果)
独特の歯ざわりがあり、噛みごたえがあるので口に入れて良く噛む。良く噛むことで幼児の顎が発達し、大脳を刺激するので、発育や知能を育てる。
肥満やダイエット中の方は、良く噛むことで唾液や胃液の分泌を活発にし、満腹感に達するので、食べすぎを押えてくれる。
葉の部分にビタミンB1、B2が多く、ビタミンA(カロテン)、ビタミンC、カリウム、食物繊維も含まれる。
キャベツに含まれるビタミンU(キャベジン;胃酸分泌を抑えたり、胃粘膜を保護したりする)は、セロリーにも含まれている。
マンノースを還元して出来る糖アルコールの一つのマンニトールという甘味成分は、海藻類に多いが、野菜・きのこ類にも広く存在し、セロリにも含まれる。
セロリ独特の香りはアピインやセネリンという成分で、精神を落ち着かせる効果があり、イライラや頭痛を和らげてくれる。
イノシトールは成長や発育に欠かせない成分で、肝臓に中性脂肪が蓄積する脂肪肝を予防する働きがある。
セロリーには肝臓の機能を高める成分も含んでいるとか・・・?
セロリには、クマリン、フラボノイド、アビオイル、フタライド、フェノールカルボン酸、テルぺノイド、カロチノイドなどの色々なビタミン以外の機能性植物成分を多く含んでいる。これらの多くには、抗酸化作用があり、老化やがんの原因となる活性酸素を吸収・除去する力があるといわれている。
ビタミンCやカロテンにも活性酸素を抑えてくれる働きがある。
セロリーには、がん発生段階(しその項目参照)のプロモーション過程を抑制する効果も認められている。
また、セロリーには高い血小板凝集さようがあり、血液をサラサラにして、血液の循環を良くして、動脈硬化の予防にも良い。
(選び方)
香りが強く、葉の緑が鮮やかで、茎がみずみずしくパリッとしたものを選ぶ。
茎が太くて丸みがあり、内側のくぼみが狭い方が良い。
根元が割れていたり、葉が黄色く変色していたり、株が白くひび割れしているものは避ける。
セロリーは鮮度が落ちてくると葉が黄みを帯びてくる。
輸入物は検疫の関係で葉を落とした茎の部分だけになっているので、葉が付いている物は基本的に国産と考えるといい。
(保存)
鮮度が落ちやすく、乾燥に弱いので早めに食べる方がよい。
買ってきたら葉と茎をわけて保存した方が持ちが良い。
袋にいれて、野菜室で立てて保存すると鮮度が落ちにくい。
茎は、水を入れたコップに根元をさしておくとよい。
使う大きさに切ってからジップロックにいれて冷凍も可能。
ただし、冷凍すると生のような食感が損なわれるので、サラダなどには向かない。