どーも、mocaです( ・∇・)
 
前回からの続きです。
ふんわり風船星【韓ミュオタに色々聞いてみた】ウラ話⁉︎① 右矢印 こちら(★)
ふんわり風船星【韓ミュオタに色々聞いてみた】ウラ話⁉︎② 右矢印 こちら(★)
ふんわり風船星【韓ミュオタに色々きいてみた】ウラ話⁉︎③ 右矢印 こちら(★)

 
 
乙女のトキメキユウナさんが書いてくださった記事はこちら
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ウラ話⁉︎③からの続きです。

演劇「悪い磁石(나쁜자석)」で初めて拝見したムンソンさん。
この時、初めて退勤(出待ち)に行きました。
※出待ちのことを退勤と言います(韓ミュファンあるある)が、韓国語では「퇴근길(ティグンキル)」と言い、
これは漢字語で「退勤道」と書くので、出待ちのことを退勤と表現したりします。

初めてお話させて頂いた際に言われた言葉が…
「遠くから観に来ているんだから、分からないまま帰らないでね。
もし分からないことがあれば、自分たち(俳優)を使ってちゃんと解決してから帰らないと
わざわざお金を出して来てるんだから…。
遠慮せず自分たちに聞いて解決するんだよ」
と仰って下さいました。
「本当に分からない部分はなかった?」と続けて言われたので
「私はこの作品の雰囲気が好きだし、ムンソンさんの演技を観るといつも心の中に痛みを感じます。
これがブレイザーやゴードンの気持ちかな⁉︎と考えますが、もっと理解したいです。」と伝えたら
その気持ちだけで僕たちは嬉しい、と仰って下さいました。
まさか!(こんな言葉をかけて下さる)の出来事で、
初めてご挨拶に行って、こんな言葉をかけて下さるとは思わなかったので
最初はとても不思議でした。
でも、この温かい言葉が嬉しかったです。

それからは作品変わる度に分からないところはない?と
とても気を遣って下さったり…。
自分が出てないシーンでも質問していいよ、と仰ってくださったり…。

韓国の方でも難解な作品だった演劇「스피킹 인 텅스(Speaking in Tongues)」では
「お金出して無理してこんな難解な作品観なくていいからね!
自分たち(俳優)も難しかったし、もっと楽しめる作品を観に行って!
折角楽しむために観るんだから…」えーん
でも、この作品はムンソンさんで観たからこそ途中までは理解できたとお伝えしたら
そこまで理解できてたら十分だよ!と仰って下さいました。

また、ある作品では…
日本語の台詞があったので発音は大丈夫かな?とか
この日本語の使い方は正しいのかな?とか
韓国語の台詞と同様に大事にされてました。


ムンソンさんはどこの国の言葉であれ、とても言葉を大事にされる方だと思います。
例えば、私がうまく発音できない単語や文法の使い方が間違っていたりすると
優しく根気よく教えて下さいました。
流行り言葉やフラットな言葉ではなく、基礎の基本的な韓国語の理解が
台詞を理解する一番の近道だ、ということも同時に教えて下さったのだと思います。

他言語でも、とても真剣に言葉のニュアンスなども理解されようとされてましたが、
それは自国の言語を大切に話すことで他言語も理解できるという
ムンソンさんの強い信念もあるのかな、と思います。

こちらが理解しようと努めれば優しく接して下さる方で、
私は本格的な大学路通いの初め頃に、こんな素敵な俳優さんに出逢ってしまった(笑)ので
特に大学路での公演作品にどんどんハマっていきました。
また色々なジャンルを観ることで面白さにもハマってしまいました。


私の観劇スタイルはこのような経緯から成り立っています。
言葉の分からない部分は演技でカバーされていると思うし、
作品を理解するには引き(後ろ)で観ることも理解への一つの手段という考えです。
それは色々な角度から観て、観る経験を重ねるという意味で、です。

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↑ヨボショ公演時のムンソンさん

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↑演劇「蜘蛛女のキス」出演時のムンソンさん

ムンソンさんとの出逢いがきっかけで
1つの作品を数回観る機会がある時は色々な角度から観ようと努めるようになりました。
また、俳優たちがこのように真剣に取り組んでいるなら
私も信じて観ようと思うようになり、それを一心に受け取りたいので
観劇前は簡単なあらすじだけで挑むようになりました。

韓国語が出来るからそんなこと言えるんだ、と思われるかもしれませんが、
私は数年前に基礎だけを学んで、その後は継続的に勉強はしてません。
韓国語関連の検定なども受けてませんし、自分の語学力には自信がありません。
どれだけの実力があるのかも、実際はわかりません。

ですが、好きな俳優の出演作品や(贔屓などは出てないけど)興味ある作品を
ミュージカルだから演劇だからと躊躇することなく観れるのは
上のようなムンソンさんとの出会いがあったり、
ウラ話⁉︎②に書いたピルソクさんの表現が理解できた喜びがあったり、
元々多文化への好奇心があり言葉が分からなくても抵抗がなかったり、
本格的な通いが始まる前から演劇を観ていたり、なども
要因かなぁと思います。

また、韓国作品を多く観るようになったことが
日本の(自国の)作品へも興味が湧きました。
正直、古典歌舞伎(この表現が正しいかは分かりませんが)は何言ってるか時々わかりませんか、
でも体当たりな表現を観ていると
言葉だけで、表情だけで理解するのでなく全体を捉えようとする観る力が養えたりします。

私個人はこのような観劇スタイルが好きな人間です。


***

今回はユウナさんのインタビュー(★)をキッカケに
色々と思いの丈を書かせて頂きました。

実際はこんな真面目な話だけでなく、
劇中の面白いエピソードや文字には起こせない話などを
面白い楽しくお話しすることはできますので
ご興味ある方は捕獲wして下さい爆笑爆笑爆笑

一旦、このお話は終わりたいと思います^ ^
長い間お付き合いいただき、誠にありがとうございました。
少しでも韓国ミュージカルに興味を持っていただけたら嬉しいですハートハートハート
また気が向いたら書くかも⁉︎チュー




最後まで載せなかった退勤写真。
もし欲しい方いらっしゃいましたら…
退勤時にお声掛け下さい。
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(終)