前回のガジェット記事においてちょこっと触れましたxiaomi pad 5を購入して色々遊んでみました!
日本において安く買える部類のタブレットでは最上位クラスとなってます。
現状日本発売していて4万円ほどで買えるのは他にipadしかなく、複数ある高性能タブレットは非常に高価なものか海外のECサイトから購入するしかありません。
こちらのxiaomi pad 5は日本のamazonや楽天、ヨドバシなど公式に販売されているものでありxiaomiには日本法人もありますから安心してご利用ください。
●基本的なスペック
・外形
高さ:254.69 mm
幅:166.25 mm
厚さ:6.85 mm
重量:511 g
サイズ:11 インチ
・ディスプレイ(IPS)
解像度:1,600 x 2,560(WQHD+)275 ppi
リフレッシュレート:120 Hz
輝度:500 nits(typ)10 億色以上DCI-P3 をサポート
・SoC:Qualcomm® Snapdragon™ 860
・GPU:Adreno 640
・OS:MIUI 13 for pad (Android™ 11ベース)、初期は12.5
・カメラ
リアカメラ:1,300 万画素4k | 30fps1080p | 30fps720p | 30 fps
フロントカメラ:800 万画素1080p | 30 fps720p | 30 fps
・スピーカー:クアッド Dolby Atmos®に対応
・メモリ+ストレージ
6GB + 128GB(6GB + 256GB)
LPDDR4X RAM + UFS 3.1 ストレージ
・バッテリー:8,720 mAh(33W急速充電対応)
・ポート:USB-TypeC
・Wi-Fi、Bluetooth
Bluetooth 5.0
Wi-Fi プロトコル 802.11a/b/g/n/ac
・Wi-FiモデルにつきSIM×、マイクロSD非対応
●antutuスコア
antutu ver9で58万点オーバー!
SoCのスナドラ860は855のクロックアップ版で、855+と同じような性能ですけど対応リフレッシュレートや最大メモリ積載に関して855+よりも優位になってるようです。
なので基本性能は855+と同程度となります。
現状のスマホ等のantutuスコアを見る限りこの数値はミドルな性能となりますが、2019年末ベースでのハイエンド機種とほぼ変わらないので2019年までに動いてたゲーム類は基本的に快適に動かせると思って良いです。
最近はantutuスコアがすごい格差になっててどういう区分けなのかちょっと自分じゃ判断は付きませんがハイエンド、ハイエンドロー、ミドルハイ、そしてミドルと上から4番目くらいの位置づけじゃないかと個人的に思ってます。
それでもタブレットにおいてこの性能のものは少なく、最近人気なのはantutu25万ほどのUNISOC T-618搭載のものが多いですね。
●ここが良い、ここが微妙の一覧表
〇 有機ELではないが発色が良いディスプレイ
〇 120Hzのリフレッシュレート対応
〇 ベゼル幅がちょうど良い(個人の好み
〇 高性能SoCを使用でゲームもサクサク
〇 価格が安い
〇 バッテリー容量が大きく、高速充電対応
〇 WideVine L1
△ Wi-Fiモデルと割り切る、デザリング環境があればなお良し
△ スピーカーの音質は最良ではないけど不可ではない
△ イヤホンジャックなし
△ カメラはおまけ(2眼のように見えて片側のみ、同じ筐体のPRO版は2カメラ)
× マイクロSD非対応
× 防水非対応
× GPS非搭載
●〇、△、×の解説
〇 有機ELではないが発色が良いディスプレイ
発色も良く、非常に見やすいです。
有機ELの黒の美しさにはまだまだな感じですが上質なIPSディスプレイと感じました。
〇 120Hzのリフレッシュレート対応
おかげさまでぬるぬる動く感じがすごいですね~
この感覚に慣れると60Hzだともたつく感覚になってしまいます。
〇 ベゼル幅がちょうど良い(個人の好み
あえて個人の好みと書きましたが、タブレットはベゼル幅が狭いと持った時の誤操作とかあるのでこのくらいのベゼル幅が個人的に好みです
ベゼル幅が細いおかげですけど隣のFireHD10.1型タブレットよりも11型のxiaomi pad 5の方が外形で小さくなるというミステリアスな感じにもなります。
〇 高性能SoCを使用でゲームもサクサク
antutuスコアの項目にもある通り、大体のゲームがサクサクです。
詳細は後程。
〇 価格が安い
これで4.3万円、正直安いです。
ipadも約4万円ですので現状日本でこのスペッククラスのタブを買うとしたら二択になると思います。
〇 バッテリー容量が大きく、高速充電対応
これは非常に大きな部分で、大容量でも高速充電に対応してないといつまでも充電されないのがストレスになります。
〇 WideVine L1
これはネットフリックスやアマゾンプライムを高画質で見られるかそうじゃないかの指標です。
L1は最高評価なのでいずれも高画質を楽しめます。
△ Wi-Fiモデルと割り切る、デザリング環境があればなお良し
SIMカードスロットが無いので基本的にWi-Fi環境での利用が前提です。
最近は携帯会社の20GBプランも多いのでデザリングを基本とするのも良いかと。
△ スピーカーの音質は最良ではないけど不可ではない
△ イヤホンジャックなし
素のままでも十分聞ける音質にはなってます。
ただ映像を楽しむにはBluetoothイヤホンが必要になってくると思います。
その点、有線のイヤホンジャックが無いのはちょっと痛手かもしれません。
△ カメラはおまけ(2眼のように見えて片側のみ、同じ筐体のPRO版は2カメラ)
タブレットでそもそもあんまり写真撮影しませんし、動画も撮りませんからね…
おまけ程度のものと思えば。
× マイクロSD非対応
これはちょっと大きなマイナス点と感じました。
アマプラのように動画をDLしておける仕組みがある場合にマイクロDが使えないと不便に感じます。
× 防水非対応
お風呂で使用することはやめておいたほうがいいですね;
× GPS非搭載
カーナビのようには使えないですし、GPSを利用するような仕組みのゲームも対応してません。
●ゲームチェック(プリコネ)
アニメ部分はFPS30稼働なようです。
CPU使用率は低くて安定しています。
通常戦闘時はFPS60以上で安定稼働しています。
CPU使用率も低く安定しています。
●ミリシタ
こちらも最高設定にてチェックしてます。
通常のライブはFPS60以上、CPU使用率も低めの推移で非常に安定した動作でした。
ただキャラががくつく感じもあるのでこの辺はまだ最適化が間に合ってない感じもします。
驚いたのは39人ライブがちゃんとFPS60で動作していることでした。
Xperia5だと不安定だったのとすぐに熱くなってしまったのでこの辺は廃熱に強いタブレットの本領発揮なのかもしれません。
ただCPU使用率は他のモードと比べて高めに推移します。
ちなみに120hzのリフレッシュレートはノーツ抜けはしませんがタイミングとかちょっと特殊な感じになります。
上手な人間じゃないので詳しくはわかりませんが、ミリシタ時にはあえて60hzに落とした方がやりやすい人もいるようですよ。
●ウマ娘
基本的にウマ娘はFPS30で稼働してるのかな??
最高設定でチェックしてます。
レースも高画質版になってます。
ライブはFPS30稼働、CPU使用率も3割程度で安定しています。
あまり負荷がかかってる感じはありません。
レースも似たような感じで余裕で動いてる感じがあります。
これからのウマ娘の更なる高画質化がFPS60ならなんとか動かせそうな感じはします。
ちなみにレンダリングの問題か、3Dモデルが全般的にジャギってるのが気になりました。
●原神
重たいゲームの代名詞ですよねぇ~
最近はこのゲームが動くかどうかが一つのベンチマークになってると思います。
中設定でfps60設定にした感じです。
CPU使用率はやや高いですがなんとかFPS60は維持してくれそうでした。
快適に動かせましたね~
設定は詳細すみません、多分高い方にしてFPS60にした感じです。
FPSは50台といったところで、CPU使用率も高くなってます。
かなり負荷が高いのかそれなりに熱が発生しますが30分程度動かした感じは猛烈に熱くなる感じはしませんでした。
ただ、今後夏になってくると熱問題は多少出てくるんじゃないかと思います。
個人的にやはり原神レベルを快適に遊ぶならスナドラ870は欲しいなぁって思いました。
860なら中設定で遊びましょうって感じでしょうかね。
●グラブル
そもそもグラブルは重いゲームじゃないので快適に動きます。
ただ画質を高画質にしないとかなり画質が悪く見えてしまいます。
通常でもスマホとかで見る通常から軽量にした時のようなあの感じになります。
マルチで秒を争う戦いになる場合は画質を通常に戻すなどするとして、普段使いで遊ぶなら高画質じゃないと目が疲れると思います。
●まとめ
個人的に非常に満足度の高いアンドロイドタブレットだと感じました!
今後も中華メーカーを中心にスナドラ870搭載のタブレットが続々登場することになってますが日本国内の販売があるかどうかはまだなんとも言えない状況です。
一歩引いたスナドラ860搭載の本機ではありますが、十分パワフルに遊べると感じました!
いわゆるお仕事向きかというとう~んって感じはしますが遊ぶ点では良いおもちゃと感じましたねw