長男が、無事に高校を卒業しました。
大好きな「赤い」着物にしました
後方の保護者席からは、見上げるように大きな生徒たち。
実際に、どのお母様も
息子を見上げて話しかけていて
18年という年月が、どれほど感慨深いものか
たくさんの笑顔の中で
私は初めての”気持ち”を味わっていました。
高校生にもなると 親が知らないことが多く、
介入できなかった 息子の”あまり見えない”3年間を
今日の入場してくる姿、後ろ姿、友達と話している姿で 全て納得し
「子どもの人生に親が入るスキマなど、1ミリもなかった」
ということに気づきました。
私が、どうしたらいいのか途方にくれていても
彼は悩んでいなかったし
彼にとって、親から離れてお祭り気分の楽しい1日は
私にとって 0歳からを振り返って ちょっとセンチメンタルな1日で。
見えない3年間も、彼にとってはドラマティックで色鮮やかな マイライフだったんだなと。
私の「もっとこうすればいいのに」は、そもそも入る場所がない
生まれた時から 彼は彼の人生を生きているんでした。
先日書いて、とても反響の大きかった記事
にも書きましたが
子育てのゴールは「自立させること」なので
私の心配を、彼になんとかしてもらうんじゃなくて
彼の心配を、彼が乗り越えられたらいいのだから。
今日、夫は 泣きそうになっていました。
「たった8年しか育てていないけど」と言いながら
立派に育った息子を見ると やっぱりウルウルするものなんだな。
下の2人も、
彼らの人生を 大切に尊重し
私の場所から 愛を持って育てていきたいと思います。
この春、ご卒業を迎える皆さま
お子様が 卒園、卒業の節目を迎えられる皆さま
本当におめでとうございます!!
おまけ
夫婦でお祝いのひつまぶしランチでした♡
どんどん減って、いつか毎日二人になるのね。と しみじみ話す。