OH SHERRIE / STEVE PERRY | JUKEBOX から きこえてきたアメリカ

JUKEBOX から きこえてきたアメリカ

テキサス・マンハッタン・ハリウッドと
アメリカ滞在時の90年代を中心に 当時の思い出の曲やジュークボックスでかけた曲
そして、80年代 70年代など懐かしい洋楽をご紹介できればと思います。

 

 

 

OH SHERRIE / STEVE PERRY

 

 

 

 

 

 

 

STEVE PERRY のソロ・デビューアルバム "STREET TALK" が1984年に

リリースされ、予約していたレコードが入荷したと電話があった時の喜びを

今でも思い出します。

 

ケニー・ロギンスが、1982年にリリースした傑作 "HIGH ADVENTURE" 

の "DON'T FIGHT IT" この邦題は思い出しました "サンラズ・パーティー"!! 

この曲をケニー・ロギンスと共作したのが、スティーブ・ペリーですが

いつかケニー・ロギンスが創るようなアルバムを創りたいとインタビューで

語っていました。

 

そして

この "STREET TALK" は、同じプロデューサーの BRUCE BOTNICK を起用

ナッシュビルの超売れっ子ソングライターの RANDY GOODRUM と共作し

ジャーニーに加入する前のバンド "ALIEN PROJECT" のドラマーであった

CRAIG KRAMPF も加わり、最大のヒット曲 "OH SERRIE" が生まれました。

ランディ・グッドラムのことを書き出すと切りがないので、また次の機会に

書きたいと思います。

 

 

スティーブ・ペリーは、もともと演技するのも好きなんでしょうね Bレイノルズ 

演技が得意じゃないジャーニーのメンバーの中で、ひとりで空回りしていた

スティーブ・ペリーが活き活きと熱演する "OH SERRIE" をあらためて観て

みると、ジャーニーの傑作 "SEPARATE WAYS" のPVでのトラウマを吹き

飛ばして、生粋のエンターテイナーなんだなって感じさせます。

 

冒頭の会話のやり取りも面白くて、ヘンな? アイデアのPV制作に対する

拒絶?(笑) これは明らかに、もう後悔したくない意志表示ですね。

それをこのPVで表現しているので、ある意味 "SEPARATE WAYS" への

オマージュのようなもので、苦い経験が活かされているなと思います(笑)

 

STEVE PERRY を取り巻く現場感がアメリカ アメリカ旗 らしいなって思います。

 

そして3枚目のシングルになった  "STRUNG OUT" へつながっているので

この "OH SHERRIE" のPV制作に対する、明確なコンセプトが感じられて

あらためて観ると面白いなって思います。

 

当時の恋人 "SHERRIE" もPVに出ていることを "ベストヒット USA" で

小林克也さんが紹介していたように記憶があります。

このPVも曲も、当時は全力で紹介されていて、よく観たなぁ~

 

 

 

 

 

 

 

■OH SHERRIE

■I BELIEVE

■SHE'S MINE

■STRUNG OUT

■FOOLISH HEART

 

 

 

 

 

このアルバムからは4曲のヒットシングルがリリースされ 、全米12位 アメリカ旗 

のヒットになり、200万枚を超える PLATINUM DISC を獲得しました。

STEVE PERRY のソロプロジェクトへのレコード会社の争奪戦は、想像を

遥かに越えるものだったと思いますが、それを射止めた COLUMBIA には

強運があって、よく勝ち取ったなと思います。

 

"OH SHERRIE" は、全米3位 アメリカ旗 の大ヒットになり、世界中でヒットして 

MAINSTREAM ROCK チャートでも1位を獲得しました。

 

"FOOLISH HEART" は その後多くのアーティストにカバーされています。

僕は "SHE'S MINE" を、今でも好きでよく聴いていますが、若い頃に聴い

ていた曲は大人?になると、やっぱり変わったりするもんです。

シングルになっていませんが "GO AWAY" もジャーニーじゃやらない曲で 

"I BELIEVE"  こんな曲が今の僕には心地いいです。

 

 

STEVE PERRY が、ソロだからやりたいことをやったアルバムなんだなっ

てことを、誰もが感じられるので、大人になってあらためて聴いてみると

ガキの頃には感じなかった、素晴らしいトータル・アルバムだなってこと

をあらためて思います。

 

 

 

 

 

■STEVE PERRY のことを少し書いています。お時間あれば

■DON'T FIGHT IT / ケニー・ロギンスとのデュオとしてヒットさせました。

■SHE'S MINE / 骨太の歌詞に男っぽさを感じます。

 

■JOURNEY 関係のことを少し書いています。

■ONCE YOU LOVE SOMEBODY / JOURNEY の骨太ロック

■WHEN YOU LOVE A WOMAN / JOURNEY 時代の最後のヒット曲になりました。

■SEPARATE WAYS (WORLDS APART) / 永遠のロックアンセム アメリカ旗 

■WHO'S CRYING NOW / ロック界永遠のバラッド

■MESSAGE OF LOVE

 

 

 

 

 

 

 

 

MY DREAM IS STILL ALIVE 

ROUGH BOY