SHE'S LIKE THE WIND / PATRICK SWAYZE
1987年にリリースされた PATRICK SWAYZE のアイコン "DIRTY DANCING"
のサウンドトラックに収録された美しい "SHE'S LIKE THE WIND" です。
僕はガキの頃から、映画 "THE OUTSIDERS" が好きで、兄貴分の "DARRY" 役で
出演していた PATRICK SWAYZE が大好きでした。
僕がいたアメリカ時代 は憧れだったハリウッドスター PATRICK SWAYZE の
黄金時代だったなって、あらためて思います。
"DIRTY DANCING" に始まって "GHOST" や、最も好きな映画 "POINT BREAK"
そして "TO WONG FOO, THANKS FOR EVERYTHING! JULIE NEWMAR" など
多くの PATRICK SWAYZE の映画を映画館でたくさん観ることが出来ました。
この "DIRTY DANCING" のサウンドトラックは、テキサス に来たばかりの僕
のテキサス時代 の懐かしい思い出が、たくさん詰まったサウンドトラックに
なりました。
当時朝から晩までMTVで "(I'VE HAD) THE TIME OF MY LIFE" のPVが流れ
ヘビーローテーションされていて "DIRTY DANCING" は社会現象になっていて
PATRICK SWAYZE が、ハリウッド のメインストリームの頂点に立ちました。
これはハリウッド界では有名な話ですが
超低予算5ミリオンで制作された "DIRTY DANCING" は世界中でも大ヒットし
200ミリオンを超える驚異的な興行収入を記録しました。
当時この "DIRTY DANCING" の配給を決断した VEESTRON PICTURES は設立
したばかりのマイナーでしたが、メジャーなど多くの配給会社に断れて、行き場
がなくなり、行きついたのが VERSTRON でした。
奇跡の巡り合わせで、設立したばかりの VERSTRON とまだまだこれからだった
PATRICK SWAYZE を起用して奇跡的な成功を掴みました。
全く知りませんでしたが、脚本家の ELEANOR BERGSTEIN の実体験がベース
になってるようですね。
プロデューサーとしても、この脚本を諦めずに配給を探し続けて大成功を掴んだ
まさにアメリカンドリーム ですね。
ハリウッド時代にある仕事で訪れたある施設があったんですが、そこにたまたま
PATRICK SWAYZE がいて、ビックリしました。
その施設にはプライベートで来ていたようで、そこで知ったのは、ある病と向き
あっていた PATRICK SWAYZE でした。
話かけることも出来る状況もありましたが、ワケがあってこの施設を訪れている
PATRICK SWAYZE の完全なプライベートの時間を1秒でも、無駄するわけには
いかないなって思いました。
■R.I.P. PATRICK SWAYZE (57)
その病の影響などが、大きかったんだなと後に知りましたが PATRICK SWAYZE
はそれらを克服できずに若くして、2009年に亡くなってしまい、本当に愕然
としました。
ガキの頃から憧れていた PATRICK SWAYZE が57歳で亡くなってしまうなんて
僕が56歳になっていることを考えると、今の僕ぐらいで亡くなってしまったん
だなって思うと信じられないです。
■(I'VE HAD) THE TIME OF MY LIFE
■SHE'S LIKE THE WIND
■YES
このアルバムから4枚のシングルがリリースされ、全米1位 のヒットになり
全世界でヒットを記録しました。
アメリカだけで1400万枚を超えるセールスを記録、全世界で3200万枚の
セールスになったサウンドトラックです。
少し前 "HUNGRY EYES" をヒットさせた ERIC CARMEN が74歳が亡くなって
しまいましたね。
いつか ERIC CARMEN のことも少し書こうと思います。
この "SHE'S LIKE THE WIND" は PATRICK SWAYZE が自身が書いた曲です。
この頃TVはもちろん雑誌など、多くのメディアに PATRICK SWAYZE 一色に
なっていて、凄かったなって思います。
この "SHE'S LIKE THE WIND" のPVはMTVで超ヘビーローテーションされ
ていて、観ない日はなかったです。
全米3位 の大ヒットになって US ADULT CONTEMPORARY チャート1位
を記録しました。
いつ聴いても美しいです。
MY DREAM IS STILL ALIVE
ROUGH BOY