LOVE IS A KILLER / VIXEN
1990年にリリースされた2枚目のアルバム "REV IT UP" に収録された
美しい骨太ロック "LOVE IS A KILLER" です。
このアルバムは懐かしいマンハッタン時代の思い出の1枚です。
この2枚目のアルバムを多くのハードロックファンが、待望していましたが
新しいプロデューサー RANDY NICKLAUS を迎え、それほど待たせること
なく順調にリリースされました。
デビューアルバムほどのヒットにはなりませんでしたが、ハードロック界に
とって貴重なガールズバンドだったし、成功したバンドでした。
R.I.P. JAN KUEHNEMUND (59)
現在ではパワーボーカルの JANET GARDNER が、バンドを離れてしまって
新しいボーカルに FEMME FATALE のボーカルだった LORRAINE LEWIS
を迎えてバンド活動が続けられています。
どういう流れなのか、ロック界が驚くことに RICHIE KOTZEN が VIXEN
に加入したようで、新しいギタリスト BRITT LIGHTNING のいるバンドの
中で、どんな役割をしているのかと気になります。
ベースの SHARE PEDERSEN もバンドを離れてしまっているので、ベース
をやっているのかな?
RICHIE KOTZEN の加入によって、もうガールズハードロックバンドとは
言えなくなったなって思います。
オリジナルのメンバーでは、ドラムスの ROXY PETRUCCI しか残ってない
ので、彼女がバンドを仕切ってるんだと思います。
■HOW MUCH LOVE
■LOVE IS A KILLER
■NOT A MINUTE TOO SOON
このアルバムからは3枚のシングルがリリースされ、全米52位 のなり
デビューアルバムから、なぜかイギリスでも人気があって、アメリカよりも
イギリスでヒットしていて全英20位を記録しました。
リードシングルになった "HOW MUCH LOVE" が全米44位 のヒットに
US MAINSTREM ROCK チャートでは11位を記録しました。
この頃の VIXEN は絶頂期だったので、映画や番組などのサウンドトラック
にも、よく使われていました。
この骨太ロック "LOVE IS A KILLER" は、ドラマーの ROXY PETRUCCI が
作曲しました。
このPVはそれまでの VIXEN のPV中で、最もバンドが美しく描写されて
いるPVで、初めて聴いたときから、美しく深い歌詞も骨太感も色褪せない
ロック界に残る美しい曲だなって思います。
余計なオッサンのシーンを全てカットしてバンドだけの描写にしてほしいな
誰もがそう思ったんじゃないでしょうか(笑)
VIXEN にとって
ナショナルチャートに入った最後の曲となり、全米71位 になりました。
■VIXEN のことを少し書いています。お時間あれば
■YOU OUGHT TO KNOW BY NOW / 新しいギタリストを迎えた骨太ロック
■LOVE MADE ME / いつまでもカッコいい骨太ロックです。
MY DREAM IS STILL ALIVE
ROUGH BOY