LADY IN RED / CHRIS DE BURGH | あの頃のアメリカ

あの頃のアメリカ

テキサス・マンハッタン・ハリウッドと
アメリカ滞在時の90年代を中心に 当時の思い出の曲やジュークボックスでかけた曲
R&Bを中心に、80年代 70年代など懐かしい洋楽をご紹介できればと思います。

 

 

LADY IN RED / CHRIS DE BURGH

 

 

 

 

 

1986年にリリースされた8枚目のアルバム "INTO THE LIGHT" から

世界中でヒットした大人の LOVE SONG 美しい曲 "LADY IN RED" です。

この曲にはいい思い出があって、いつまでも想い入れがあります。

ヒットしていた頃はまだまだ若かったので、この曲の本当の素晴らしさが

全く分かってなかったですが、年齢を重ねるごとに少しづつ分かるように

なれたなって思っている曲です。

 

この夏久しぶりに、懐かしいテキサス時代に暮らした寮と田舎町に戻る

ことが出来ましたが、僕がいた田舎町は一部が劇的に変わっていました。

ただそれ以外は僕が暮らしていた雰囲気はほぼそのままで、逆に田舎の

良さというよりも、町自体が古くなっていくのを放置してる感じ・・・

ゴーストタウン化って言うのかな・・・

一番驚いてショックだったのは、小さな小さなダウンタウンが廃墟化して

ビジネスがほとんどなくて、建物のほとんどがボロボロのままで朽ちてる

って言葉がぴったり・・・

今回は走ったアメリカの田舎のほとんどが、同じような状況で、廃墟化

していて、ビジネスはガソリンスタンドぐらいで、ボロボロでした・・・

 

毎晩のようにジュークボックスをかけながら想いにふけっていた懐かしい

ダイナーはまだ残っていましたが、ジュークボックスはなくなってしまい

思い出がいっぱい詰まったビリヤード台もなくなっていました・・・

なんだろう・・・

アメリカらしさやアメリカの田舎の良さが朽ちていることを実感しました。

テキサス時代の思い出の場所のほぼ全てがなくなってしまっていたことは

とても寂しいことで、また行こうと思う最大の理由がなくなってしまった。

そう思います。

 

 

 

 

ある時いつものようにジュークボックスを眺めながら新しい曲が入ったか

そんなことをチェックするのが日常で僕の楽しみでした。

当時リリースされたばかりの CHRIS DE BURGH のベスト盤を見つけて

嬉しくてこの "LADY IN RED" をかけました。

その後もよくかけて想いにふけっていました。

当時は1ドルで4曲選ぶことが出来て、ある晩いつものように4曲選んで

美味しくないコーヒーをおかわりしながら想いにふけっていました。

そして僕が選んだ "LADY IN RED" が始まった時に、僕の向かいに座って

いた老夫婦がチークダンスを始めたんです 星

まるで映画のシーンを観ているようで、そんないい二人を眺めていました。

"LADY IN RED" が終わると、ふたりが僕ところまで来て、優しい笑顔で

 "ありがとう" って言ってくれたんです 星

ふたりの美しいチークダンスはいつまでも僕の目にやきついて、テキサス

時代の最高の思い出の1つになりました。

 

いいふたりだったな。

あんな

ふたりになりたいな。

 

そんなアメリカを僕は大好きになったんだなって思います アメリカ旗

 

 

 

 

このPVはどうも "LADY IN RED" のオフィシャルPVとして使われている

ようですね。

この映像は1984年にリリースされた映画 "THE WOMAN IN RED" から

編集されたもので、コメディアンのジーン・ワイルダーが主演・監督した 

ROMANTIC COMEDY です。

この映画の DVD は持っていないので、いつかアマゾンプライムでチャンス

があったら、久しぶりに観てみたいと思います。

この映画のサウンドトラックから STEVIE WANDER の全米1位のヒット曲

"I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU" がヒットしましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

何んと言っても、この作品が映画のデビューになった KELLY LEBROCK が

美しいです。

もともとモデルとして活躍していて VOGUE に抜擢されて、世界的に成功

していました。

アクション映画 "HARD TO KILL" で共演した STEVEN SEAGAL と結婚し

当時アメリカで大きな話題になっていました。

 

 

 

 

 

 

 

■FIRE ON THE WATER

■SAY GOODBYE TO IT ALL

■THE LADY IN RED

■FATAL HESITATION

 

 

 

 

 

このアルバムからは4枚のシングルがリリースされ、地元アイルランドは

もちろん、圧倒的に人気のあるヨーロッパを中心に大ヒットし、とうとう

アメリカでもヒットしました。

 

■全米25位 アメリカ旗

■全英2位

■ドイツ2位

■アイルランド1位

■カナダ10位

 

 

RUPERT HINE をプロデューサーに起用して、やっと成功を掴んだことで

ヨーロッパで人気を確立しましたが、この "INTO THE LIGHT" から

プロデューサーに PAUL HARDMAN を起用して、大人のマーケットを

意識した音楽に転換し CHRIS DE BURGH にとって最大のヒットアルバム

になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつ聴いても "LADY IN RED" の歌詞は、美しくて素晴らしいです。

それなりの年齢を重ねたいい大人にならないと絶対に分からない歌詞です。

 

赤いドレスをまとった

美しいパートナーへの想いが唄われています。

 

テキサスで出会ったあのふたりのような、いいふたりにピッタリだったな。

この曲が永遠に、世界中のいい大人に大切にされている理由が分かります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨーロッパを中心にベスト10入り、地元アイルランドなど多くの国で1位を

記録し、世界中で大ヒットしました。

これからも永遠にラジオでもオンエアされ続け、世界中のいい大人に愛される

美しいラブソングです。

CHRIS DE BURGH にとって、最大のヒット曲になりました。

 

 

■全米3位 アメリカ旗

■US ADULT CONTEMPORARY チャート2位

■全英1位

■カナダ1位

■アイルランド1位

 

 

 

 

CHRIS DE BURGH のことを少し書いています。お時間あれば

■HIGH ON EMOTION / RUPERT HINE を起用して成功したロック

 

 

 

 

 

 

MY DREAM IS STILL ALIVE

ROUGH BOY