IT'S RAINING MEN / THE WEATHER GIRLS
2024年のパワフルな1年にしたいと思います
2023年は待ちに待ったアメリカの旅がやっと出来て、なかなか満足
のいく内容の詰まった僕らしい旅になったなって思います。
人生の時間がどんどんマンモス速いスピードで過ぎて行ってしまうので
日常の時間を無駄にせず、攻めるときに後悔のないように時間をつぎ込
めるように準備をしておかないといけないです。
それにはまずは健康を維持することと、夢をあきらめないことですね。
心が豊かで元気でないといけないので、この "IT'S RAINING MEN" で
2024年をスタートしたいと思います
星の数ほどあるPVの中で、僕が一番シビれるPVがこれです(笑 )
1982年にリリースされた3枚目のアルバム "SUCCESS" に収録され
DISCO の永遠の定番になった最高傑作?"IT'S RAINING MEN" です。
当時から大好きでしたがこの曲でしたが、この曲の偉大さを知ったのは
マンハッタン時代にいろいろな DISCO やクラブに通ってみて、この曲
が DISCO 界の定番であること、圧倒的な GAY のサブカルチャー界で
DRAG QUEEN が煌びやかなステージ衣装を纏って、ステージに立って
ショーをやるプログラムの中に、ほぼこの曲 "IT'S RAINING MEN" が
リストアップされていたことです。
それにこの "IT'S RAINING MEN" がかかる時が一番盛り上がる時です
アメリカのエンターテイメントの底力を思い知らされる時です(笑)
マンハッタン時代は何人かの GAY や BI の友人がいて、皆いい仲間で
楽しかったです。
この "IT'S RAINING MEN" を聴くと、今でも皆の顔が思い浮かびます。
去年の夏に WEST L.A. のサンタモニカ・ブルバードを久しぶりに走り
ましたが、この辺りは L.A. での今で言う LGBT のメッカです。
僕は大好きで友人もいたし、特に毎年の HALLOWEEN のお祭り騒ぎは
1年間のイベントとして、それだけが1番の楽しみにしていたぐらいの
ハリウッド時代でした(笑)
この HALLOWEEN だけは楽しいから、皆さまにオススメしますよ
昔にはなかった表現っていうのかな、レインボーカラーが今のアイコン
になっているので、この辺りのサンタモニカ・ブルバードはレインボー
カラーに彩られていて楽しかったです。
昼間だったので、夜は夜で煌びやかな電飾でキラキラしてるんだろうな~
夜に時間ができたら、食事をすることを楽しみにしていたのですが
寄る時間がなくなってしまって残念でした。
ちなみに
アメリカで最初のメッカはサンフランシスコが最初に根づいた都市です。
まさに HARVEY MILK が命懸けの活動で築き上げたメッカです。
アメリカのこと語る上で、色々と重要なことはありますが、中でもこの
HARVEY MILK のことは知っておかないといけない歴史であり、文化で
ですから、彼についていつか書こうと思います。
それに
DRAG QUEEN が出てくる映画が山のようにあるので、こういうことが
分かっていないと、その映画のことや本当のアメリカのこと歴史や文化
のことを理解したりは絶対に出来ませんからね
これだけ多くのサウンドトラックに使われている曲も、そうはないです。
このステージの "雷" やキラキラした衣装がカッコいいです
PVでもそうですが IZORA AMSTEAD と MARTHA WASH の表情が~
いいですよね~
この司会者の英語からして、これはイギリスの番組ですね。
この "IT'S RAINING MEN" が本国アメリカよりもイギリスでヒットした
ことが伝わってきますね。
このパンチのある歌詞が、大好きです
世の中の LONELY GIRL たちに
"今夜は雨じゃなくて、男が降ってくるから、いい男を見つけるのよ!"
って感じかな(笑)
"いいわね、男が降ってくるのよ!" "神さまが男を降らせてくれるの!"
"ベットで待ってなさい!"
"HALLELUJAH "?
"ハレルヤ" ってか(笑)
"HALLELUJAH" って、こんな風に至福の感情を込めて使う英語なんやね(笑)
ダメ押しに "AMEN" 僕らで言う "アーメン" ってか(笑)
"アーメン" こういう心から感謝の気持ちになった時に使う英語なんやね
日本の学校では教えてくれないね。
本物の英語
グッときます(笑)
これは元気になれます
ちなみに
気になるこの "IT'S RAINING MEN" の邦題は "ハレルヤ・ハリケーン"
なぜにこうしてしまうのかな(笑)
どうしても "ハレルヤ" って言葉が使いたかったんだろうね(笑)
もともと "TWO TONS O' FUN" という、とんでもないデュオ名でしたが
この "IT'S RAINING MEN" を唄うことを決め "THE WEATHER GIRLS"
に改名しました。
この3枚目のアルバム "SUCCESS" からメジャーレーベルの COLUMBIA
の契約を勝ち取ります。
僕の人生にはあまり馴染のなかった PAUL JABARA & PAUL SHAFFER の
2人が創ったこの曲 "IT'S RAINING MEN" は最初 DONNA SUMMER に
持ち込まれたようですね。
なるほど、当時の DONNA SUMMER の爆発的人気だった頃に、もし彼女
がこの曲を唄っていたのなら、もっと世界中でヒットしただろうと想像が
出来ますが、僕は大好きですなんですが、この歌詞の内容が彼女にとって
大問題だったことも、容易に想像出来ます。
ただ DONNA SUMMER がやっていたら、全く別のものになってしまって
面白くなくなったんじゃないかな。
それにこの地球最高のPVは生まれなかったですよね。
その後も DIANA ROSS や ARETHA FRANKLIN そして CHAKA KHAN?
などの超がつくR&B界の重鎮たちに持ち込んだようですね。
全て断られたあげく、最後に THE WEATHER GIRLS のふたりのことろに
運命が転がり込んできたんですね。
でも結果 THE WEATHER GIRLS のふたりが唄ったから、この曲はR&B
界やレインボーカラー界に永遠に愛される曲になったのは間違いないです。
R&B界の皆がオファーを断ってくれて、本当によかったなって思います。
R.I.P. PAUL JABARA (44)
断られた原因は容易に想像出来ますが、とにかくアメリカは特に黒人社会
の間では、宗教に対する信仰心や意識が日本人にはとても計り知り得ない
ほどの影響があって、教会は圧倒的な心の拠りどころであったり、敬虔な
クリスチャンが本当に多いからです。
歴史的に逃げ場がなかった黒人の人たちが唯一集まって、安全に安心して
心を1つにできた教会から、うまれた音楽がゴスペルやR&Bなどなので
この内容の歌詞を唄うってことは、当時はあり得なかったんだと思います。
この曲が生まれたのが82年だったので、まだ THE WEATHER GIRLS も
葛藤の末に受け入れられたのかなって思います。
もしこれが70年代だったら、まず黒人は誰も唄わなかった時代だったと
思います。
このPVは地球上の最高傑作です
大好きなシーンがちりばめられていて、永遠に愛してやまない地球の宝物
IZORA AMSTEAD と MARTHA WASH
2人が窓を突き破って(落ちる?)ところなんて、たまりません
MOTHER NATURE (彼女も LONELY GIRL) が、男前の ANGEL たちに
"あなたたち いってらっしゃい" と
選んだ男前たちに "引きちぎった?星" を投げますが
最後の男前が落とすところも
撮り直しなしの一発撮影で、そのままなところからプロフェッショナルな
現場の緊張感が伝わってくるので、大好物です
極めつけに
このPVが最大に愛されるシーンが、襲いかかってきます。
2人がいる部屋の窓から赤いカーテンが "なびいている" ハリウッド並みの
特殊なセットで撮影をされているところが、たまりません(笑)
そして
MOTHER NATURE が屋根をはぎ取って
"色男たちが のベットに降ってくる" シーンなんて(笑)
そこから
息をのむ艶のあるカット割りの連続にシビれます
このPVをこしらえたディレクターやスタッフは超一流だなって思います。
ここまで歌詞に忠実に表現できたなんて(笑)
地球一の現場です。
大道具小道具さんが、こしらえたこの大掛かりなセット、部屋にほしいな
R.I.P. IZORA ARMSTEAD (62)
MOTHER NATURE 役もこなしていました。
この "IT'S RAINING MEN" は全米46位 になり、R&Bチャートでは
34位を記録し US DANCE チャートでは見事1位を記録しました。
そして何んといっても、ヨーロッパの各国でヒットし、特にイギリスでは
全英2位のヒットになり、50万枚のセールスを記録しました。
その後も多くのアーティストにカバーされることになります。
ちなみに
僕はこのバックコーラスを完璧に唄えます(笑)
MY DREAM IS STILL ALIVE
ROUGH BOY