既視感
また、寒さが東京に戻ってきたようです。
小雨降る、日本橋界隈を歩いていました。。。
マンダリンオリエンタルホテル(@日本橋)は、事務所から徒歩3分もかかりません。
大好きなホテルです。(泊ったこと無いけど:笑)
20年くらい前にバックパッカーとして行った香港。
マンダリンホテルというものを香港で初めて、知ったんです。
ロビーに入ると、とても良いレモングラスの香りがしていました。。。。。
それをまだ鮮烈に覚えていて、いまでも、マンダリンホテル@日本橋を見ると、当時の香港を思い出します。
そのマンダリンホテルの前で、新生銀行の本店が入居することに
なっているビルが建築中です。
先日、新生銀行とあおぞら銀行は、予定されていた合併を白紙にしました。。。
なんだか、既視感のようなものが頭をよぎります。
97年だったと思いますが、北海道拓殖銀行は
予定されていた北海道銀行との合併を白紙にしました。
それから数ヵ月後、北海道拓殖銀行は破たんしました。
合併白紙の理由は、まあ、色々あったでしょうが、
「こんなに財務が悪かったん??」
と、合併協議の過程で気づいてしまったのではないでしょうか?
想像ですケド。。。
さて。。。。。。
今回の合併破断の結末は如何に。。。。(笑)
土建費…
週末に読んでい資料の中に、気になるトピックを見つけました。
土建費、というデーターです。
【2007年の土建費】
米国 61兆円
日本 48兆円
フランス 13兆円
ドイツ 11兆円
イギリス 11兆円
【可住地面積あたりの土建費・道路の長さ】
道路コストの比較:アメリカを1とした時の比率
土建費 道路の長さ 道路のコスト
日本 43 10 28
米国 1 1 1
フランス 4 3 4
ドイツ 5 1 3
イギリス 6 2 3
地形(山が多いとか、平地が少ないとか)の問題があるので
米国との比較は困難ですが、ヨーロッパと比べても異常な数字です。
土建大国である我が国、道路についていえば、不動産関係者の
暗躍・利権も見過ごせない点です。
皆さんは、どうお感じになりますか?
この数字・・・。
結果、我が国の公的負債は1000兆円規模になりました。。。。
もういい加減にしてほしい。。(怒)
もう3年以上お会いしていませんが、
(株)希望社の桑原社長と話したくなりました。。。。
↓桑原社長のご著書:
「絶対談合しない」という建設会社を経営されています。スゲー。。。
手段と目的
今日は(正確には昨日27日)は、佐々木重人さんの講演会がありました。
私は講演会を主催した側です。
佐々木さんは、何冊も著作を出されており、
直近では、「金融崩壊後の世界」(文芸社)
がおススメ。
あ、うちのブログ、アフィリやっていないのでリンクつけてません。。。
本はアマゾンで検索してください。
今の金融経済体系はもう、もたない・・・、
そしてそれは(どんな形かは特定できないが)、金融マーケットの激変をもってそのゴングが鳴る・・・
この主張には100%賛成していますし、私の生きざまそのものでもあります。
(そう思って、2004年に大手不動産会社を辞めました。)
あとは、それが、①いつ、②どのように始まるか、ですね。。。
不動産に関しては、上記に関連していくつものことが言えますが。。。
たとえば、
(A)サラリーマン大家さん・・・、は、皆、大変な危機に陥るでしょう。
: サラリーマン大家さんって、変動金利で借り入れている人が殆どなんですよね。
これから各国のソブリンリスクが顕在化してきます。世界的に金利が急上昇します。
1.金利は当面上がらないと考え、変動にしている人 → 残念ながらもう少し勉強を…
2.金利上昇があったら、売却するか、固定金利に切り替えるというプランの人
→ そんな時間ないですよ。残念ながら。急騰するんです、混乱期の金利は。認識甘いと思う。
(B)ファンド、REIT
:金利上昇には極めて脆いことが、80年代のアメリカで証明済みです。
特段コメントする余地ありませんね。大きく縮小します。確定的。
これからの失業者が一番多いセクターでしょう、不動産業界では。
(C)それでも、人々の生活は続く
:賃貸や、中古住宅売買は、人々の生活がある限り続きます。。。
ところで、今、アメリカではオバマ大統領がウォール・ストリートと大喧嘩しているの知ってます??
オバマとボルカーがタッグを組んで、金融機関をコテンコテンにしようとしています。
リーマンショック以降、ウォール街の金融機関には、多額の公的資金が入りました。
数十兆円規模です。(日本の比じゃないです)
それだけの公的資金を受けて破たんをのがれておきながら、いけしゃあしゃあと、昨12月期に数兆円単位のボーナスを社員に払っている・・・・。
このモラルの無さにオバマが怒っているです。
今後10年間で、90兆円の税金をウォール街の金融機関に対してかけると宣言しています。
で、ですね、フランスのサルコジ大統領がオバマに加勢してこう言ったのです。。
(ここからが、私の言いたいこと。)
「オバマ大統領の政策をフランスは支持する。 経済は、目的でなく、手段にならなくてはならない!」
経済は、目的でなく、手段にならなくてはならない。。。。
結構シビれました。
そうなんです、経済は手段なんです。
それが目的化した時から、世の中の格差は広がり、資本主義がおかしくなった。
90年代に、旧ソロモンブラザースの伝説的エコノミストであった、
ヘンリー・カウフマンは、こう言っています。
「金融の発展とは、事業会社の発展と両輪でなくてはならない。」
カウフマンは、こういって、金融だけが膨張することに警鐘を鳴らしました。。。
残念ながら彼の警鐘は無視されたことになります。
長くなりましたが、まとめます。
ここ数年に来る金融経済危機の後、不動産取引は、目的でなく手段になる。
サルコジ風ですが、本気でそう思っています。
不動産取引の成就―これを単なる目的にした結果が、サブプライム以降の世界です。
不動産取引の成就を、
・取引成就が目的ではなく=主役は自分たち不動産会社
・よりよい不動産マーケットを創る為の手段と認識する。=主役はお客様。
そんなうねりを横に広げます! -(株)不動産仲介透明化フォーラム。