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妄想劇場

現実逃避の日々

頭フル回転させて頑張ったぞ。
というわけで、ちょい休憩。
ジャスの今後を考えよ。
拓真くん、あたしが思うよりクールだ…。
自分でも意外。
そりゃジャスもガンとばすって(笑)

ヒーローはジャスなはずなんだけどね。
拓真くん、カッコイイからなぁ…。


明日、更新できるようには頑張ってみるけどさ…、あんまり期待しないで。
「お疲れ様ー。今日もよかったわよー。」
扉を少し開けて顔だけ中に入れてアカリちゃんは言った。
「おう。アカリ。」
中から声がした。
「ねえ、ケン、拓真は?」
「拓真?その辺にいるはずだけど?」
「あらそう。」
アカリちゃんは扉を閉めて残念そうにこっちを見た。
「ごめんね。拓真、今どっかいってるらしいのよ。ちょっと待っててくれる?」
あたしたちは頷いた。
「それよりさぁ、教えてくれない?拓真の中学の頃の話。今はあんなにイキがってるけど、なんか面白い話とかないの?」
アカリちゃんは嬉しそうに言った。
「えっと…。」
あたしが答えようとした時だった。
アカリちゃんの後ろから肩に腕を回して言った。
「誰の面白い話だって?狩也。」
た、拓真くんだ!
「もう!拓真ったら。本名で呼ばないで。アカリって名前があるのよ。」
アカリちゃんはほっぺたを膨らませて拓真くんを見た。
「おまえがオレの悪口言うからだ。」
拓真くんはニッと笑うとあたしたちを見てびっくりして言った。
「周防?山城?」
不思議そうに拓真くんがあたしたちを見てる。
拓真くんが名前を覚えててくれてた。
目が合っちゃったよ。
あたしはまた固まっていた。
「やだわ、拓真ったら。ほら、こないだ言ってたファンクラブの話。この子たちにもお願いしようと思って。拓真の知り合いならやりやすいでしょ?」
「へぇ。ま、いつも来てくれてるもんな。来いよ、みんなにも紹介するよ。」
拓真くんが笑いかけてくれてる。
ずっとライブに行ってたこと知っててくれてた。
あたしの頭はパニック状態だった。
「うん、よろしくね。」
スズちゃんが笑って答えた。
あたしは、やっぱり固まったまま。
スズちゃんにお尻を叩かれて我に返った。
「あ、よ、よろしく。」
あたしたちは拓真くんに続いて部屋に入った。
拓真くんはバンドのメンバーにあたしたち二人を紹介した。
他のメンバー2人も歓迎してくれて、とりあえず、今日の打ち上げに参加させてもらうことになった。
拓真くんのバンドはボーカル&ギターの拓真くんと、ベースのフルくん。
ドラムのケンさんで成り立っている。
ちなみに、フルくんも拓真くんと同じクラスでホントは古瀬くんというらしい。
ケンさんは1つ年上なんだけど、拓真くんの声に惹かれてメンバーになったんだって。
本名は、秘密なんだって。
それで、タクマ、フル、ケンのバンドG・B・Sだ。
「あのー、なんでG・B・Sってバンド名なの?」
スズちゃんが聞いた。
打ち上げはファミレスだった。
「んー、ホントは秘密なんだけどね、スズちゃんも舞花ちゃんもかわいいから教えてあげよっかな。」
ケンさんがニヤニヤしながら答えた。
それを聞いてアカリちゃんがふき出した。
「やだ、ケン。ホントに教えちゃっていいの?」
「いいじゃん。今日は久々に女の子いるから俺機嫌いいの。いつもは拓真が嫌がるからな。」
拓真くんは窓際の席でそっぽを向いてる。
「僕が教えてあげるよ。」
フルくんが嬉しそうに言った。
「あのね…、G・B・Sってのは頭文字なんだ。タクマ、僕、ケンを表してて、ギター・ベース・そして…。
これでG・B・S。ホントに秘密だよ。」
アカリちゃんはこらえきれずに笑い出した。
拓真くんも軽く笑っている。
「そして…?」
あたしとスズちゃんは聞き直した。
ケンさんは頭をかきながら照れて言った。
「ほら、俺ってミステリアスだからさ。あいまいな表現がぴったりでしょ?」
「は、はぁ。」
あたしたちは苦笑いするしかなかった。
アカリちゃんがおなかを抱えながら説明した。
「ケンがつけたバンド名なのよ。最初は冗談半分だったんだけど、結構人気が出てきちゃって言うに言えなくなっちゃったんだって。」
「オレは意外と好きだけどな、このバンド名。書きやすいし。いいじゃん。黙ってりゃかっこいいって。」
拓真くんはストローをかんだままつぶやいた。
あたしはそんな拓真くんを目の端でしっかり見ていた。
かっこいい…。
「…くっだらねえ名前やなぁ。」
あたしがばれないように拓真くんに見とれていると、下の方から声がした。
ジャスが起きた。
ジャスはポケットから顔を出すとあたしを見て手招きをした。
あたしはポケットに手のひらを寄せてジャスをのせた。
ジャスが指差すテーブルの上に移動させるとジャスは手から降りてあぐらをかいて座った。
落ち着かない…。
ジャスはしっかりと拓真くんを見て…睨んでる。
それからあたしはジャスから目を離さないようにして会話に参加した。
「それで、あたしたちは何をすれば?」
「ああ、そうね。ま、話始まったばかりだからね。私も含めてどうすればいいの?拓真?」
アカリちゃんが言った。
拓真くんはしばらく考えて答えた。
「オレらの目標は、まず、単独ライブをやること。そのためにはやっぱそれに伴う人気がいるじゃん。口コミで広がるのが一番早いしさ。まずは、オレらの曲を他のやつらにも聞かせて欲しい。」
すごい生き生きと話す拓真くん。
「じゃあさ、G・B・SのCDを作って手売りでも聞いてもらおうよ。」
スズちゃんはノリノリで意見した。
それに対して拓真くんも笑った。
「そうだな。こないだ作ったやつ、コピーしまくって配ってもらおうか。周防、どう思う?」
「へ?」
拓真くんがあたしに意見を求めてる。
あたしはドキドキしながら答えた。
「いいと思う。まずは、今日みたいなライブの後なんかうまく買ってもらえそうな気がする。」
恥ずかしくて思わず下を向いてしまった。
「すごいわ。やっぱりあなたたちに声をかけて正解だったわ。」
アカリちゃんは喜び勇んであたしを抱きしめた。
「それじゃ、そういうことで、スズちゃん、舞花ちゃん、よろしく!」
そう言ってフルくんがグラスを持ち上げた。
それに合わせてみんなもグラスを持って乾杯した。
「今日は、二人が協力してくれるお祝いだからケンのおごりね~。」
フルくんはケンさんの肩に手をのせて言った。
「え?なんでそうなる?」
びっくりして目を大きくするケンさん。
「だって、ケン、今日バイト代入ったって言ってたじゃん。」
笑顔のフルくん。
ケンさんはあたしたちみんなの顔を見て溜め息をついて言った。
「よっしゃ。しゃーねーな。今日だけだかんな。」
あたしたちは改めて乾杯をした。
じゃないと進まん。
今回、中途半端で止めてしまってごめんなさい。
しかもジャス出てきてないしガーン
いつもどこで切るか悩んでます。
ま、やっぱマイペースってことで。

次はジャス出てくるやろうか…。
酔っ払ってるしな。

まだまだ、これからジャスたちをどうしていくか考えてないですあせる
なるようになると思います。
あんまり不幸にはしたくないなぁ…。
「舞花、舞花。」
スズちゃんが嬉しそうに駆け寄ってくる。
ライブが終わって、あたしがいた入り口近くは人でごった返していた。
ジャスをポケットで寝かせてスズちゃんを探している時だった。
スズちゃんは上手に人をかきわけてあたしのところまで来た。
「あのね!すごいよ、聞いて!!」
目をキラキラさせて興奮しているスズちゃん。
「あのね、あのね、拓真くんに会えるよ!」
「…え?」
興奮しすぎてスズちゃんが何を言ってるのかわからなかった。
スズちゃんは自分を落ち着かせようとまず息を整えた。
大きく深呼吸すると、スズちゃんはあたしの手を両手で握った。
そして、満面の笑顔。
「さっきね、隣にいた人がね、拓真くんたちのファンクラブを作ってる人たちでね、今、メンバー募集中らしいんよ。でね、でね。まだ作ったばっかりだから、入るんなら人を集めて欲しいって。つまり、代表的存在になれるってこと。で、そのためには拓真くんたち本人の許可が必要らしくって。本人たちが関わってるから怪しくはないと思って、お願いしといたよ。もちろん、舞花も。終わったら少し待っててってさ。」
スズちゃんの一気に話す現実離れした話をあたしはまだ理解できないまま呆けていた。
スズちゃんはそんなあたしに歯がゆくなって掴んだ手をブンブン振った。
「舞花、会えるんだよ、拓真くんに。」
それでもあたしの焦点はずれたまま。
「何?嬉しくないの?」
心配そうに覗きこむスズちゃん。
あたしはやっとスズちゃんの顔を見た。
「あ…、うん。なんだかうまく信じられなくて…。」
ひきつったあたしの笑顔をスズちゃんは優しく見つめた。
「大丈夫だよ!」
そう言って、あたしの肩を叩いた。
「もしかしたら、お近づきになれるかも…。」
小さな声で耳打ちされてあたしの顔はますますひきつった。
「そ…そんなとんでもない。」
下を向いて固まってると、スズちゃんがあたしの袖を引っ張った。
「来たよ。あの人。」
顔をあげると、黒くて長い髪を揺らして笑顔で手を振るキレイな人がいた。
うわぁぁ~。
背が高くて、細くてまるでモデルのようなその人にあたしは釘づけになった。
「あ、さっき言ってた友達です。」
スズちゃんが言って、あたしがおじぎをした。
言葉がでなかった。
「じゃ、案内するから。ついてきて。」
彼女はそう言って背を向けた。
ん?
外観と違う声が…。
ちょっと野太いというか…。
あたしはついて歩きながらスズちゃんを見た。
スズちゃんは首をかしげながら苦笑いをした。
「あ、まだ名前言ってなかったわね。私、アカリっていうの。よろしくね。ちなみに、拓真のクラスメイトよ。」
彼女は振り向いてウインクをした。
「え!?同い年??アカリさん、こんなキレイなのに?」
あたしは野太い声のことを忘れて思わず叫んだ。
アカリさんはそれを聞くと泣きそうになりながらすごい勢いであたしを抱きしめた。
「あなた、すごくいい子ねぇ~。かわいらしいし。同い年ならアカリさんはやめて。アカリちゃんって呼んでいいのよ。」
そう言ってあたしの手を握った。
「ア、アカリちゃん…。」
「ん。ヨロシクね。」
やっぱりアカリちゃんはすごくキレイで切れ長の目が優しく微笑んでいた。
あたしたちは、アカリちゃんに自己紹介をして、拓真くんと同じ中学だったことを話した。
もちろん、あたしが拓真くんを想ってることはナイショにした。
「ファンクラブっていってもね、この前やろうって話になったばかりだからホントにまだまだなのよ。だから、こっちも人が欲しくって。でも、最初に声かけたのがあなたたちみたいないい子でホントによかった。きっと拓真も喜ぶわ。」
そんな話を聞きながらステージの裏に入った。
アカリちゃんはどうやら顔パスみたい。
あたしはちゃんと話は聞いてたけど、気持ちは尋常じゃなかった。
拓真くん、生拓真くん。
そりゃ中学同じだったけど、向こうは覚えてるかどうかもわかんない。
ただ見つめてるだけの拓真くん。
そんな拓真くんに会えるんだ。
信じられない。
頭がぐるぐるしてきた。
気が変になりそう。
そんなあたしの手をスズちゃんがそっと握ってくれた。
スズちゃんは優しく笑ってた。
あたしは少し安心して大丈夫だよと小さく頷いた。
「ここよ。」
アカリちゃんはそう言って扉をノックした。
どうか、どうか、あたしにボキャブラリーを与えて下さい~
しょぼんせめて、人並みでよいのですぅ~。
確かに、小さい頃に比べて本の数はかなり少ない!
太宰さんの人間失格で頭がおかしくなりそう。
そして進まない~叫び
参考になりそうなファンタジックなのを読まなきゃ、読まなきゃショック!