「お父さんの考えてる事なんて俺でも理解するの無理だわ」
「だから、無理だったら別に離婚してもいいよって話」
長男はかるーい感じでこう言って笑ってくれました。
私にとっては、この軽さが何よりも救いでした。
「あ、この子に旦那が理解できないなら、私なんてもっと無理だわ!」
素直にそう思いました。
私は、心のどこかで夫婦はお互いに理解し合って、自分と同じくらい相手も自分を想ってくれているもの、と思い込んでいました。
私はこんなに旦那の事を想っているのに、なぜ旦那は私が望むものを一つも返してくれないんだろうと思っていました。
旦那を理解しようとしても無理で、私の価値観に合わせてもらうのも無理で、だからもう一緒に居られないと思っていました。
この考え方がそもそも間違ってた…?
息子のおかげで初めてそう思いました。
夫婦でも全部分かり合えるわけじゃなくて、「この人はこういう人」「こういう部分がある人」と理解すればよかったのかな、と思いました。
(実際にそれを理解して生活するのは今の私には難しいことだとは感じていましたが…)
でもそう考えると、100%想い合っている!という感じがしなくてちょっと寂しいような気もしていました。
私たちがこの先も夫婦を続けていくとしたら、今までとは違うカタチの夫婦関係を築いていく事になるんだろうなと感じました。
→旦那の様子に続きます
もう少しお付き合いいただけると嬉しいです!