リビングを出た私は、大学進学で家を出た長男の部屋で泣いていました。
「あんたはそれで満足なんでしょ!」
この言葉が刺さっていました。
満足…確かに満足するだろうけど…
でもそれ以上に、私はこの状況がおかしいとわかって欲しかったんです。
どんなに旦那に言っても無理だからA子に。
家族で出かけていてもA子とライン。夜は一緒にゲーム。
平日、旦那の仕事中の時間にもしょうもないラインは来ていました。
注意してもすぐ元に戻ってしまう
これを怒る私がおかしいの!?
ラインなんて見なかったら幸せでいられた?
でも、元カノとバカなやり取りをしていた過去を思うと気にしない方が無理だと思いました。
旦那は自分のスマホを見て「〇〇の妻です」の一文を見て、何を考えるんだろう。
何も送れずに泣いていた私を見て、今何を考えているんだろう…
もしかしたら自分からやめるように動いてくれているかも…そんな淡い期待をしていました。
結局長男の部屋で寝た翌朝、私たちはお互い無言のままでした。
あの後ラインをしていたのかどうしても気になった私は、旦那がトイレに入った瞬間にスマホをチェックしました。
〇〇の妻です。の一文は入力欄に残ったままでした。
「今日はどこで戦ってるんですか~?」
それに対する返信もしていませんでした。