なぜ「粗食」が体にいいのか/帯津 良一・幕内 秀夫

こういう本を買ってしまうところは、うちの母親にそっくりだ、といつも思う
非常にわかりやすい
2時間ぐらいで読める
そして、健康オタクにありがちな盲点を、ズバッとついてくれる
こっちの本ではあれを食え、こっちの本ではあれを食ってはだめだと書いてあり、どっちなんだよ!と混乱する
あるいは、健康や栄養を追求するあまり、何を食べていいかわからなくなる
わたしは元来テキトウな性格なので、たとえ色々本を読んで混乱しても、すぐ飽きてこういうことにはならないが、
まじめな人はきっとそうなるんだろうな
これを食べれば健康!みたいなスローガンはなく、食生活なんてそんなもんだと
全体的な指南というか、方向性が決まる本だと思う
健康な食生活、に迷ってる人には、おすすめ
銀幕心中/SPIRAL MOON

もうほんとうに好きです
この類のお芝居
本がいいです
時代設定からくるセリフが好き
終戦直後ぐらいの設定
たとえば、現代だと「答えてよ!」となるところが、「お答えくださいまし」となる
ともに責めてるのだが、ぐっとこらえたところがあり、しかし絶対ひかない強さがある
シェイクスピアの戯曲のように、セリフが唄のように連なるところもいい
そして愛する秋葉舞滝子さん
立ち振る舞いや声の出し方や滑舌のよさといった基礎に、感情表現のうまさというのがどんと乗ったかんじ
どこをみても安心でき、安心して泣ける
彼女をみてると、やっぱ基礎がないとなんにもならないな、と思う
終演後、秋葉さんに、「かおりちゃんこういうの絶対好きでしょう!明日も来て!」と言われ、もうもちろんですという具合にふらふらと次の日も下北沢を訪れました
そして、同じところから号泣
わたしやっぱり、色恋ものに極端に弱いです
あーこの脚本ほしいなー
DVDも買っちゃおうかなー
