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「絵本のチカラ
絵本で授業をもっとおもしろく。」
母の愛の本
『はなちゃんのみそ汁』
安武信吾・千恵・はな 原作
魚戸おさむ 文・絵
講談社
今日紹介するのは
お母さんが娘に残した
最後の愛情のお話
です😊
今日のお話も水曜日に引き続き
実話を元にした絵本です😌
ちなみに水曜日の絵本紹介は
こちら↓
https://ameblo.jp/readingbooks4/entry-12845860393.html
小学生のはなちゃんは
毎朝5時に起きてあることをします
それは
お父さんと一緒に
お味噌汁を作ること
お味噌汁作りは
はなちゃんのお母さんと
深い関わりがあります😌
はなちゃんのお母さんは
癌でした
お母さんは25歳の時に乳癌になり、
はなちゃんを産むか産まないか
迷った末、
命懸けで
産むことを決めました
はなちゃんが5歳になった時、
余命わずかだとわかったお母さんは
はなちゃんに
お味噌汁を作ることを
教え始めます🔪
包丁の握り方
出汁の取り方
味噌の入れ方…
お母さんは側で見ててくれるけど、
絶対に
手伝ってはくれません
1人でできるようになるように。
お母さんがいなくなっても
困らないように。
その本気さが
お母さんの行動から
伝わってきます
お味噌汁作りは
毎日毎日続けられ、
お味噌汁だけでなく
洗濯物の干し方や畳み方
掃除
保育園の準備など
生活するのに必要なことを
お母さんは
できる限り伝えます🍀
そして
はなちゃんが5歳のある日、
お母さんは天国へ旅立ちました🌈
悲しいけれど
お母さんが伝えてくれた
お味噌汁が
残された家族の心を温めます
子どもを想う
母の強い愛が
感じられる一冊です😌🍀
御一読いただきありがとうございました🍀