母の愛の本 | 絵本のススメ 絵本で人生をもっとおもしろく。

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「学力✖️応用力✖️心の豊かさ」をはぐくみ、賢い子を育てる絵本教育。「楽しい!ワクワク!感動する!」本を中心に、もっと人生を豊かにする絵本を紹介しています。特別支援学校勤務15年/司書教諭/絵本教育アドバイザー/2児の母



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母の愛の本




『はなちゃんのみそ汁』

安武信吾・千恵・はな 原作

魚戸おさむ 文・絵

講談社






今日紹介するのは


お母さんが娘に残した

最後の愛情のお話


です😊






今日のお話も水曜日に引き続き

実話を元にした絵本です😌



ちなみに水曜日の絵本紹介は

こちら↓

https://ameblo.jp/readingbooks4/entry-12845860393.html






小学生のはなちゃんは

毎朝5時に起きてあることをしますにっこり



それは

お父さんと一緒に

お味噌汁を作ることお父さん






お味噌汁作りは

はなちゃんのお母さんと

深い関わりがあります😌







はなちゃんのお母さんは

癌でした病院



お母さんは25歳の時に乳癌になり、

はなちゃんを産むか産まないか

迷った末、


命懸けで

産むことを決めましたお母さん





はなちゃんが5歳になった時、

余命わずかだとわかったお母さんは

はなちゃんに

お味噌汁を作ることを

教え始めます🔪




包丁の握り方

出汁の取り方

味噌の入れ方…



お母さんは側で見ててくれるけど、

絶対に

手伝ってはくれませんお母さん





1人でできるようになるように。


お母さんがいなくなっても

困らないように。





その本気さが

お母さんの行動から

伝わってきますお母さん





お味噌汁作りは

毎日毎日続けられ、


お味噌汁だけでなく

洗濯物の干し方や畳み方

掃除

保育園の準備など



生活するのに必要なことを

お母さんは

できる限り伝えます🍀




そして

はなちゃんが5歳のある日、

お母さんは天国へ旅立ちました🌈




悲しいけれど

お母さんが伝えてくれた

お味噌汁が

残された家族の心を温めますハート




子どもを想う

母の強い愛が

感じられる一冊です😌🍀




御一読いただきありがとうございました🍀