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「絵本のススメ
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泣いてもいいんだよの本
『ひとはなくもの』
みやのすみれ 作
やべみつのり 絵
こぐま社
今日紹介するのは
泣くことを
肯定してくれる本
です😌
なんと
びっくりなことに
この絵本の作者
みやのすみれさんは
この原作を作った当初
まだ小学1年生😳
小学校での紙芝居作りワークショップで
作った作品なんだそう
すみれさんは
とてもよく泣く子で
悲しい時だけじゃなく
嬉しい時も
怒った時も
泣いていたから
家族に
「泣かないの!」
とよく言われていたそうです💦
でも
そんなすみれさんが
「泣きたくて
泣いているわけじゃない
しょうがないんだよ」
ということを
伝えたくて
このお話を作ったということです📕
…でも
忙しい毎日の中で
やっぱり子どもが泣く声は
親の頭と心に響きますよねぇ…😓
そしてさらに
子どもに対してイライラしてしまう
子どもには
いつもニコニコご機嫌でいて欲しい
というのは
いつの世も親の共通の願いなのだと
思います😣
そんな
親たちに対して
最後
絵本の中のすみれさんは
強烈な一言で
締めくくります😣
「ひとはなくもの。
ないてるすみれを、
おかあさん、
すきに なりなさい。」
(本文より引用)
リアルな子どもの言葉に
グサっとくる本です😭
絵本の最後には
中学校3年生になった
すみれさんの言葉が
載っています😌
(内容が素敵でとても好きでした❗️😆✨)
その中ですみれさんは
泣くことは人間にとって必要なこと
大人も子どもも関係ない
泣くことで自分の気持ちを吐き出せて
頑張ろうって前向きになれる
辛い時などに
勇気を出して泣いてみて
(内容を要約しています)
と言っています🍀
日々の生活の中で
自分の気持ちに蓋をして
泣くのを我慢している子どもたちも
多いハズ
そんな子ども達に
時には泣くことも
大切なことなんだよ
と気づかせてくれる本だと思います😌
この絵本を活用して
例えば
道徳などの授業などで
子どもたちの中の
「泣く」
についての印象やイメージを
出し合ってみて、
お互い
「泣く」ことに対して
どんな考え方を
もっているのか
を聞いてみる
みんなの「泣く」に対する
多様な考え方を知った上で
じゃあ自分は
「泣く」に対しての
考え方がどう変わったのか
(もちろん変わらなくてもいい)
「泣く」ことと
どう向き合っていくのか
を考えたり話し合ったりできそうだなぁと
思いました😊
本の特徴
表情・感情
自己理解
道徳など
本の特徴の詳しい解説はこちら↓
対象:喜怒哀楽の感情がわかる子
よく泣く子
泣くのを我慢しちゃう子など
御一読いただきありがとうございました🍀