昨年からオープンサンタ制度になったわが家は、予算を伝えてリクエストをつのる、夢もへったくりもない状態。
2020.12.24
1年前は、欲しいものがなかなか見つからなかったというのに。
今年から物欲だらけになってしまった。
基本的に娘が欲しいものは、ドラッグストアに売っている。
これが欲しいではなく、広い店内から自分で選びたいという人になった。
とはいえ、オープンサンタ制度のわが家でも、まだ現金支給はしたくない。
しばし悩んだ娘が「思い出した」とばかりに言った欲しいものはこちら。
一番くじ TinyTAN Dynamite メーカー希望小売価格:1回700円(税込)
娘は今まで、一番くじをやったことがない。随分と張り切っていた。
私がやったことは、セブンイレブンへ一緒に行ってレジへ向かっただけ。
7回やって、娘が欲しかったぬいぐるみが1回だけでた。
あとは残念賞だと思われる、プラスチックの板っぽいやつと、チャームみたいなの。
娘にとっては十分でしょうという結果だった。
クリスマス当日、娘がうれしいことを言ってくれた。
普段は、くそ生意気 or 小姑レベルのお小言 or 何年前の話だよ!ということばかり言ってくるのに、クリスマスに焼いたシフォンケーキをベタ褒めしてくれた。
シフォンケーキだけは、お母さんのケーキが一番おいしい。
他のお店のシフォンケーキより、お母さんのが一番おいしい。
わが家にとって、唯一のおふくろの味がシフォンケーキなのかもしれない。
私は娘が幼かったころに、焼き菓子をカフェに卸したり、青空市みたいなのに参加して販売していた時期がある。
そのときの業務用を含めれば、25年間で大量のシフォンケーキを焼いてきた。
プレーンの基本レシピは、石橋かおりさん。
20cmの型を使うことが、絹のようなやわらかさで、飲み物がなくても食べられるしっとり加減になるポイントだ思う。
今は17cm型が主流だから、私も買ってみたけれど、結局1回しか使っていない。
作り方は、一言一句、忠実に本の指示を守っている。
唯一、基本レシピから材料を変えているのは、バニラオイルではなくバニラビーンズを1/2本使うこと。
最近のスーパーは、Lサイズの卵だけを買うのは難しい。売っていない。
だから総重量がLサイズ卵と同じになるよう、極力、調整をしてレシピに忠実に作っている。
石橋かおりさんに改めて感謝をしたクリスマスだった。
ブログ記事が長いなー。ほんと、長いわー。いまこのピンクのテキストは、ちょうど真ん中あたりだと思われます。長いわー。日にちを変えてこまめに更新しろよ、と毎回思うのですが改められません。来年の課題にしておこうかな。←やる気あるんか。
そんなわけで、家に20cmのシフォン型が8個あるんですよ。
業務委託という感じで、道具を持ち込んでカフェで働いていました。自分で店に営業したんです。
自分で作ったお菓子を販売したいという夢がかなって、満足できたので、娘が小学校に入ってしばらくして足を洗いました。
公開初日に、呪術廻戦0をみに行ってきました。おばさん1人。我ながら痛いです。
ただただ映画の主題歌を、映画館で聴きたい一心で行きました。
エンディングで流れました。
真っ暗な場内で、真っ黒な画面に白いエンドロールが流れてくるという、音楽に集中せざるをえない環境でKing Gnuを2曲分、約8分20秒。
ファンには贅沢すぎる時間でした。
と同時に、原作ファンの方が大半であろう映画館で、誰一人立ち上がる事なく、皆さんがKing Gnuを聴き入っているというシチュエーションに感動してしまって泣きそうでした。
今までKing Gnuに関心がなかった若い人たちが、今日の映画をきっかけにハマってしまったかも…。なんて妄想していると、幸せな気持ちになりました。
映画の2曲がヒットして、ますますライブチケットは取りにくくなると思いますが、そんなことより、若いファンが増えて世間に広がっていくことのほうが、高齢ファンとしてはうれしいです。
っていう話を夫にしたら、愛の深さが気持ち悪いといわんばかりの目を向けられました。チーン。