本当の強さ
本当に強くなれる気がする。
貴方が隣にいるから。
…もしも私の隣から、貴方がいなくなったとしても、
私はきっと、それを乗り越えて強くなれるよ。
だって貴方と出逢えたことが奇跡だから、
貴方からもらったパワーをずっと心で燃やし続けて、
一生消えない火で強い光を灯すんだ。
もう、決めたこと!
弱い弱い私だけど、
貴方を想うとこんなにも。
そこに貴方がいなくても。
*
わかんないけど
「彼のどこが、そんなに好きなの?」
彼を知らないけど、私が話した範囲でのみ彼を知る友だちがこう質問した。
あたしはちょっと悩んでからすぐ、
『わかんない』
って答えた。
でもその質問で思い返した彼に、笑顔しかこぼれなくて。
『どこが好きとかわかんないけど、彼が大好き』
そう答えた。
友だちは少しの沈黙の後「そっか」って呟いて、それ以上何も言わなかった。
こんなとき、改めて思うよ。
貴方を好きになれて、よかったって。
私を好きになってくれて、ありがとうって。
だってこんな風に理由もはっきりしないあたしだけど、それでも貴方の隣にいたいと思うから。
貴方を好きになれて、よかった。
*
負けること
私たちにとって、負けることは世界を敵にまわすことと同じだった。
だからどんな小さなことでも強く強くなろうとしてる。
負けてしまったら
世界を敵に回してしまったら
きっと私たち2人は、もう
一生結ばれないかもしれない不安が、一気に溢れ出しちゃうから。
こんなに、好きなのに。
*