■ 大き目LEDから高輝度LED化

 導入から10年が経過した管理人のヤマハ マジェスティS「ねこうめ」
 そのウインカーの光源は、標準の「電球」から「LED」に換装してある(参考:ウインカーのバルブをLED化(ICウインカーリレー) ヤマハマジェスティS「ねこうめ」のだが、そのLEDは標準の電球の輝度と較べれば明るいのだろうが、最近のLEDウインカーと較べると、その輝度にインパクトが無いようにも感じる。
 二輪車のウインカーが眩しすぎるのは問題なのだが、周囲が明るい日中でも視認性を確保しようとするなら、もう少し明るくても全く問題がないというか望ましいと感じるところ。
 他機種にもウインカー用に高輝度LEDを導入するのとあわせて、マジェスティSの前側ウインカー光源に高輝度LEDを取り付けておくのだった。
本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。
各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。
こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ 前側ウインカー光源の変更

 マジェスティSの前側ウインカーに関して、光源を変更しようとすると、フロントパネル(スクリーンの下にあるパネル。スクリーンを追加している場合は先にスクリーンも外す必要がある。)を外し、その内部からウインカーボディ(ヘッドライトケースと一体)の後部に装着されているソケットを取り外して、ソケットに取り付けられている光源(LEDや電球)を取り外すことになる。
 
 そして本車の場合、
 スクリーンとフロントバスケットを取り外した状態で、フロントパネルを取り外す。
 前ウインカーの光源を変更しようとした場合、上の画像のヘッドライトケースと黒いパイプ状に見えるフレーム類の隙間から手を突っ込み、ウインカーの光源を取り外さなければならない。
 過去にはその方法で電球⇒LEDに換装しており、実際にその方法で出来ない事はないのだが、ただでさえフロントスクリーンのブレース等を追加してフロントパネル内の隙間が少ない本車。
 前ウインカーの光源を外すのも苦労しがちなので、他の作業(フロントフォークを整備するためにフロントパネルほか多くの外装部品を取り外した)に併せてウインカー光源の換装作業も実施してしまう。
 
 取り外したヘッドライトケースを含めたフロントの外装部品まわり。
 
 この状態であれば、
 狭い空間に手を突っ込まなくても、余裕でウインカーまわりにアクセスできる。
 
 そして、今回使用する高輝度LED。
 ウインカーレンズが透明タイプであり、光源自体がオレンジ色系の発光をするS25U(ピン角が150°=180°ではない)タイプ。
 トレーサー・テネレ・ジクサー等、最近はウインカーの光源にこのLEDを導入している。
 (なお、セローやXTZ等はウインカーレンズがオレンジ色であり、白色光の(=ピン角180°の)同シリーズLEDを使用している
 
 使用前のLED。
 
 ウインカーボディの裏側から、ソケットを半時計方向に捻って以前から使用していた大型LEDを(ソケットごと)取り外す。
 
 大型LEDをソケットから外し、高輝度LEDを取り付ける。
 
 ウインカーボディに高輝度LEDを取り付けたソケットを取り付ける。
 
 反対側(車体左側)も同様。
 
 大型LEDを取り外す。
 
 ちなみに、LEDの電極側。
 
 電球の規格でいうところのS25U(ピン角150°)タイプ。
 
 ソケットごと高輝度LEDをウインカーボディに取り付ける。
 
 左右のウインカーについて、高輝度LEDへの換装が完了。
 
 配線類を戻して、フロントフォークの整備後にフロントまわりの外装をまとめて車体に装着している。
 

■ 結果とか

 適当な画像が見つけられなかったのだが、今回取り付けた高輝度LEDは、それまで装着していた大型LEDと較べて輝度が高く、LED特有の輝度の立ち上がりもハッキリしていて、ウインカーの使用時にはその明滅もキレがよく非常に視認性が良い。
 もちろん眩しいほどでもないので、実際の運用に問題が出ることはなかろう。
 その機種の発電能力に余裕があって、点滅周期に問題が出ない(LED対応のウインカーリレーを装備するなどした)機種なら、ウインカーの光源を高輝度タイプのLEDに換装するのは安全の面でも有効だろうな。
 
 ・・・本車の後部ウインカーは光源の交換作業も(前側のそれと較べて)容易なので、そのうち後部ウインカーも高輝度LEDに換装しておこう。