59255Km JA07 つづき~ | RCR・HANGOUT

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日々の整備記録(やった内容をメモ感覚)で残しています。

 

ピストン裏は混んない熱が入っています

 

でも一番気になるのは・・・これがはっきり見えるときはクランクを交換することをお勧めしますね

 

ピッカピカです。走行距離もあるので開けたついでにこの辺は交換必須

 

プレートだけを交換するのもありですが・・・隣り合わせのパーツなのでね

 

 

ガッツりたまったゴミです

 

遠心の構造を利用して細かいものはここにたまります

 

JA44以降になると外付けのオイルフィルターが装備されるので同じ走行距離でもかなり違います

 

その辺は後発のエンジンの良いところです

 

 

こちらはいつものカムチェーン関連パーツです

 

カムチェーンがガラガラおとが大きくなったらここだけを交換する方もいらっしゃるようですが・・・

 

普通に使っていればどんなパーツでも摩耗はします

 

摩耗の進行具合は個人差がありますが、それは見た目やカムチェーン関連パーツだけでは判断できません

 

作業前のバルブタイミング(タペットではありません)クランクの角度いくつでバルブが開いて閉じるかが大事

 

関連してタペットクリアランスは情報として必要ですが・・・

 

あくまでもバルブの摩耗やお使いのエンジン特性を調べるための情報ですね

 

 

そしてヘッドの燃焼室の状態とピストンのヘッドの状況を見て

 

ここまでばらした状況を総合的に見ていけばドライバーがどんな乗り方をして

 

どんなエンジン特性なのかが判断つきます

 

ドライバーが丁寧でもエンジンの特性が上に振られていると当然回さないと走らないから

 

丁寧でも進まないからアクセルを開けてしまう

 

さらに同じフィーリングのエンジンでやんちゃな方がドライブすると

 

気持ちよく回るので気持ちよく回すんですよね~

 

しかもアクセルを沢山開けることで気持ちよく加速をしていくからなおさら開けたくなるんですよね

 

 

 

本来の目指すエンジン特性としてはトルクを持たせクルージングしていて回転が落ちてこない

 

アクセルも少し開けて固定しているだけで回転が勝手に上がっていく

 

ある程度のスピードで一定を保とうとしても固定している右手に反して勝手に加速してしまうので

 

アクセルと少し戻す・・・そしてここぞの時に”すっ”とアクセル開くとぐいぐい加速をしていく

 

まあこんなフィーリングはピンクナンバーでは夢ですよね

 

 

話それました

 

 

エンジンの掃除をおわらせて~

 

 

バルブものシートも御覧の通り

 

これをいじることで性格を変えることも可能ですがあくまでも街乗りビジネスバイクなので気持ちよくです

 

 

本来なら悩むところなんですが許可をいただいたので遠慮なく交換しちゃいます

 

 

ウェイトもついでですよね~当然となり合わせのパーツなので交換します

 

エンジンを組んでいくついでに

 

 

またまたセンタースタンド加工です

 

 

気持ち延長です

 

さて明日はエンジン載せて試運転できるといいな~