今回は、住み続ける場合の、高齢化に伴うリフォームにはどんな項目があり、費用はいくらぐらいかかるかみてみましょう。

1 室内の段差解消
①部屋の入口ドアの下枠と床の段差を補助材で少なくする
高齢になるとよくつまづきます。これは、自分が思っているほど、つま先が上がっていないためです。室内はできるだけフラットにしておくのが望ましいです。
②玄関土間から玄関ホールの床までの高さの段差解消
玄関土間から玄関ホールへの段差はスロープ状の板を用意して、必要な都度取り外しができるようにしておく。
③1階と2階の上がり降り
2階への階段昇降機を設置します。
2 手すりの設置
3 ホームエレベーターの設置
4 高齢者に配慮したトイレにする
5 高齢に配慮した引戸の設置
6 高齢者対応の設備機器類
7 車椅子対応型のトイレにする

高齢化対応リフォーム項目と費用
■室内の段差解消
・直接玄関から一階の庭から居室に車椅子で入る場合 1m~2mで約90万円
・1階と2階の上がり降り(階段昇降機設置費)直線タイプ 約80万円
曲線外回りタイプ約170万円
■手すりの設置 玄関ホールのT字型と普通の手すりをつける場合、6万円前後
■ホームエレベーターの設置 木造2階建て二人乗り用で約220万円
(工事費込み・リフォーム費用は別途)
■トイレ 半坪のリフォーム工事で25万円前後
■引戸の設置 一箇所15万円程度
■設備機器類 流し台等のセットもの 50万円程度
■車椅子対応型のトイレ 半坪で50万円程度
*費用はあくまでも目安です


以下、つづく…。

前回は、新たなアガリを求めて、題して、一戸建てからの住みかえも必要だと述べましたが、

もちろん、住み続ける選択もあります。

この場合には、住み続けるためにリフォームが必要となります。資産価値の維持にもなります。

一般的に木造戸建て住宅は、25から30年で建て替えが必要といいます。

しかし、建築年数に応じて、必要なメンテナンスをすれば、40年、50年と住み続けることができるといわれています。

このメンテナンスですが、

以下のとおりの年数を目安に修繕を行っておくことが必要だといわれています。

建築後30年まで。

たたみ表替え  35年毎

内装・外装   56年毎

屋根・外壁   15年毎

外溝・造園   5年毎

湯沸かし器交換 78年毎

水周り設備類交換10年毎

建築後30年超(上記のメンテナンスは引き続き行う)

構造検査    5年毎

屋根の葺き替え 10年毎

 外壁使用変更  10年毎

30年間までに、費やすメンテナンス費用の総計は少なくても最低800万円はかかるといいます。

(参考:「リフォームハンドブック2007」建築資料研究社)

これは、あくまでも建物維持のための費用です。

この他、

高齢化に伴うリフォーム

耐震診断、耐震補強

等の費用がかかります。

さて、費用はどのくらいかかるか…

以下、つづく…。

前回の住みかえラススタイルを補足します。これらの住みかえのことを称して「住宅双六」というのだそうです。

この住宅双六とは、「一人暮らしの小さなアパートをフリダシに、次に新婚時代のアパ-ト、子供が生まれる頃に少し広めの賃貸マンションに移り、やがて分譲マンションを手に入れ、それを売り払って庭付き一戸建を手にいれたところでアガリ」というもので、これがバブル崩壊まで一般に典型的と信じられてきた住宅の住みかえパタ-ンというわけです。

ある住みかえ調査では、一戸建ては夫婦二人では広すぎる、という回答が大半をしめています。今まで、アガリだった夢の庭付き一戸建、検討する時期なのかもしれません。

新たな終の棲家、アガリを求めて…。

なお、住宅双六関連については、以下に詳しく説明してあります。

http://www.kenken.go.jp/japanese/contents/publications/epistura/pdf/02.pdf#search='住宅双六'

http://www.cafeblo.com/avrilcfnon/archive/352

http://home10.highway.ne.jp/oji/report-site/sugoroku.html

http://nvc.nikkeibp.co.jp/members/COLUMN/20040517/104874/print.shtml

以下つづく。