けつかき@最終編? | 虚構の設計

虚構の設計

設計の立場から高専ロボコンに関して書いていました.
今は引退し,カブ90に乗っています.

TA05のけつかき仕様について、詳しく書いているサイトがなかったので、

せっかくだし、詳しく書いてみようと思います。

間違っていることもあるかもしれませんが、ご了承ください


今回の材料

TA04ボールデフプーリー(タミヤカスタマーに未だ在庫ありました)


TRF501X用のセンタープーリー



TF-5スタリオン用のベルトテンショナー

(TF-5スタリオン用を選んだのに、特に理由はありませんw

ただ、ジョーシン三宮に、それしかなかったからです

BD用でも、サイクロン用でも、適当にスペーサーでも足せば載ると思います)

あとは、12mmのホロービスと、

18mmの適当なビス、

3mmシムorワッシャー(厚さは何でもいいです)です


では、作業開始!

①まずは、リヤのプーリーを取り出します



私はついでに、幅が半分ぐらいになってたベルトを交換したので、

リヤはほぼ全バラしました。

ちなみに、使ったベルトは、純正ではなく、川田のケブラーベルトです

ノーマルと、あまり値段が変わらなかったし、見た目が白でいいからw

作りもよさそうです。

このベルトのことは、いつかネタにあげますw


ここで、新旧比較でも

矢張り、一回り小さいです

見た目が黒くていいです(°∀°)b

TA04用のものと、ベルトピッチの差は、あまり分かりませんでした

余談ですが、TA04用のものは、スライド金型成型で、

TA05用のものは、接着して組み立てあります。

そのため、TA05用のもの製造コストが安く、安めの価格設定です



②とりあえず、プーリーを換えて、載せます

黒くてかっこいいw

デフジョイントも、デフプレートも、TA05からそのまま使えます

そして、TAに載せますが、矢張り、ベルトが凄くゆるいです

センタプーリーはTRF501X用のものを導入しましょう

ベルトテンショナーでどうにかなりますが、

お勧めしません

尚、501X用のセンタープーリーは、TA05用と交換するだけでOKです

加工や、他のパーツの取り付けは必要ありません


③スタリオン用のベルトテンショナーを取り付けます

取り付け方は、

Ⅰ、バッテリーケーブルを止めるパーツの皿ビスを抜きます

Ⅱ、皿ビスに換えて、ホロービスをつけます

Ⅲ、バッテリーケーブルを止めるパーツをホロービスに通します

Ⅳ、バッテリーケーブルを止めるパーツの上から、

   ワッシャーorシムをホーロービスに通します

Ⅴ、その上に、ベルトテンショナーをつけます

Ⅵ、完成

結構簡単でしょ?

④赤いパーツと、ベアリングの間に、3mmのスペーサーを足してます

これで、大体ベルトの上に、ベアリングがきます

あっ、ベアリングを通してるビスは、18mmのビスに換えてください

3mmのスペーサーを足すと、付属のビスでは長さが足りません



別角度から

しかし、バスタブのTA05に、ベルトとテンショナーつけるとは、、、

レッドアルマイトと共に邪道ですw

でも、わたしのTAは、蒼パーツをいていない上、

いろいろと、黒パーツを導入してるので、あまり違和感ありませんw



⑥ベルトの張り具合は、こんな感じです

適当に調整してください


⑦この改造をすると、ベルトがステフナーと接触し、取り付けられません

ただ、ピッチング剛性に不安が残るので、私は一工夫しました



ビフォー



アフター

分かりましたか?

お茶濁しのつもりで取り付けてみましたのですが、

これの効果にびっくり

ロール剛性は変化がないのに、

ピッチング剛性が結構上がってます∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

いい働きしてますこのパーツ

結構オススメです


⑧完成


参考になったら幸いです

走らせた感想は、明日でも書きます