今回もトリオで南下です。

相変わらずデバリの調子が良いようですが、頭の中はボラ対策です。

どうやってボラを避けてグレに刺餌を食わせるか?

鉛で強制的に沈めるとグレも警戒して食わず

軽い仕掛けでやると全てではないがボラを釣ることになり

何処の撒き餌をしても着水音で何処からともなくボラが沸いて…

ホンマに厄介な魚ですね。

 

朝ジャンは那佐でエントリーし4番手

当然1番手さんは3名でデバリ!  この時点でひょっとしたら…

ギョウジャ  ハナレ    「ヨウジョウ」を選択

兄船頭から「行けんかったら最後になるじぇ!」と釘を刺されますが「かまん」と言います。

どうせメンバエから西は空いてるので余裕です。

Kさんは「イナンカ」  Tさんは前のジャンで勝ち「セト」へ

30数年ぶりの「ヨウジョウのハナレ」

昔 鞆浦の神戸渡船さんから何度も渡礁した磯ですが、こんな足場が悪かったかなあ(汗)

ちょっとバッカンを移動させてると竿袋に当たり スルスルスルと竿袋は滑り台を下るように海へポチャン

わぁ~エライこっちゃ と磯際へ下りますが潮が高く もう一歩下の足場へ下りることが出来ません。

慌てて電話を入れると近所にいた船が戻って来てくれ、まだ渡礁前のKさんが拾ってくれヤレヤレ

弟船頭と船の皆さんに手を合わせて感謝です。

 

まずはミカンの皮をむき 食べながら皮を前に浮かべてみますと、数メートル前に流れて本流へ合流

いつもより速い東行が流れてるようで安心

 

足元へ撒き餌をして遠くに鳥が集まることがあり、あそこまで浮いて流れる集魚剤があるんやという経験は

結構ありますので、海中でも流れるやろ? 固形物が無理でも匂いぐらいは流れるハズ

 

撒き餌もその為 1枚多めに3枚です。

デバリ東の撒き餌効果も期待してヨウジョウを選択してますが、デバリ東から見て10時方向のかなり沖

ヨウジョウから3時半方向で30メートル沖へバンバン撒き餌をすると、今日はことのほかボラが多く

正面30メートル沖にもボラの帯が出来ておりデバリ沖からギョウジャ沖へ大行進をして海面が波だってます。

杓で6杯大遠投すると海面でビチャビチャやってます。

正面を2.5ヒロで流すと餌が残りますが気にせず撒き餌を大遠投しウキには一切撒き餌をしません。

水温は16度台をキープしてますのでいきなり棚が深くなるとは思えず撒き餌をバンバン大遠投

タナがハッキリしないのでオモリを調整しゆっくりシモル感じで30分ほど続けると

道糸がパンっと張るアタリで35をゲット

やっぱり残り餌か匂いが30メートル以上流れて効いたんや

確信する為 同じことを繰り返しますが刺餌は良く残ってきます。

エサ取りもおらんけどグレも少ないんやな  それでも弁当船までに4尾キープし予想したことを確信します。

折角スーパーハードもボイルも持ってきてますが出番がありませんね(笑)

 

イナンカはチヌと小長らしいですが、こちらは実物撒き餌がない為 木っ端もエサ取りもおらず

流しては餌を付け替え左の磯際付近ではウキを止めるパターンですが、今回は型が一回り大きくエエ感じでたま~にアタリ

 

ウキに撒き餌をしませんので、型狙いのポイントがなく深くしても根がかりだけです。

お昼から潮が変化して前へ出たり右へ流れたとフラフラしだし  もうアカンなと14時前に納竿します。

 

色々と考えてみると この釣り方で今日はハマったけど チエの下やエベッサン等本流が遠いとか前に障害物がある所は

出来ずワレもちょっと難しいかな? タナバで正面に流れる潮やったらエエかも。

ただし潮の速さも関係するんやろな~  やっぱりグレ釣りは複雑なパズルですね。

 

久々の納得満足釣果

ミニマムサイズは28&31から37を9枚

デバリを抑え20名ほどの中、検寸は6名と厳しい作戦的中でニコニコ釣行でした。

Kさんは奮闘の甲斐なくチヌ1尾でしたので3尾プレゼント  Tさんは1尾ゲット

ワラグロ フウリンの48号さん達は見切りで早上がりされたようでした。

 

白子を飛ばすほどではないですがもうパンパンですので3月は産卵に突入し大助は難しくなりますね。

 

先週は荒天でお休みになってしまい、今秋も風の影響で「前」だけですが、

産卵期に入る前にということで強行です。

 

ジャンで沖ジャク セトと勝った方から選択  私はワラグロ  Kさんは南ワレ水道へ渡礁します。

水平線に雲は無く 曇天か雨ですね。 降らねば良いがな~

 

撒き餌を投入してみると那佐方面に流れており  エエ感じやん!

ウキ下3っからスタートするとボラの登場です。

 

足元へ4杯撒き 遠投で1杯撒きますが、足元には30尾ぐらいウヨウヨ

遠投のポチャンという音で何処からともなくボラが出現  厄介な魚やな~

軽い仕掛けではボラを掛けてしまうので、重いオモリで対応します。

 

エサはずっと取られ続け、グレを探して2っから4っ半まで探りますが、オセンに汚染されて木っ端も釣れません。

あの手この手 あっちこっちと探りますが、グレは音信不通

弁当船を過ぎた頃から潮が妙に澄んできて朝は見えなかった底岩が見えるようになり  こりゃイカン

前日に97号名人さんが昼から釣ったと聞いてますが、この澄潮では昼からも厳しいなと判断

 

兄船頭に連絡し 次の見回りで引っ越しを伝えます。

南西風が気になり、沖ジャクも北向きを釣ってますが、ウバやカイチョウバエではアカンやろ!?

スズ タナもな~   迎えに来た息子船頭に ウワエンに渡してもらいます。

ウワエンだったら西に立って東向きに竿を出すことが出来ると思い 西側に渡礁

 

撒き餌を入れるとここもボラの大群です。あれこれやってると足も裏サイズのグレがポッツン  ポッツン

時計を見ると11時を回り 納竿の14時までの時間を考えるとお土産なしではアカンよな~

 

裏側へ歩いて行き 潮が引いてる間にハバノリ摘みです。 ゴンタやったら釣れるやろ!?

 

スグ足元へ竿1本のウキ下で投入しコーヒーを飲みながらウキを眺めてると 沈み潮で沈むような感じでウキがズブズブズブ

根掛かり? と半信半疑でアワセると確かな魚信で30ほどのチビゴンタです。

ゴンタもお気に召さぬ潮なのか? アタリに元気がありません。

 

それも前回のようにほり込めばスグに当たるという感じではなく しばらく流すか遠近と探ってるとアタリという感じです。

まあ贅沢は言えませんので、取り敢えずお土産キープが優先です。

 

そうこうしてると遠投していたところ一瞬でウキが消え アワセると大きく竿が曲がり大物と分かりますがプッツン

デカキツか~ 1半ではアカンと2号にしますが、ハバノリでは飲み込めれるのか、その後2回プッツンです。

 

納竿までゴンタと遊び6尾キープ   その他の方は全員おにぎりでしたので、グレを諦めたのが正解でした。

 

出船時 息子船頭と話して シシガ付近の網には潮が澄み過ぎて何も入らんと聞いてましたので、

この綺麗な潮がワレにも回ったんでしょうね。  ちょっと混ぜるぐらい荒れんとアカンかな?

と言いつつも産卵期に入ってしまうので、頭の中では来週は那佐!になってます(笑)

トリオで南下しトリオで前磯です。

大工さんの大会もあり船は3隻フル稼働です。

前磯も10名?でジャン  Tさんはカイチョウバエ  Kさんはスズバエ 私は先週に続き地ジャクシです。

沖ジャクにも3人上がってウワエンには48号さん タナバにも3人とほぼ満員です。

 

朝のうちは南向きと撒き餌を入れてみますが、ボラの大群さんです。

潮は経験のない竹ヶ島を向いて9時方向で真横に流れていきます。  これ 釣り難いなあ

ボラ用撒き餌を入れてからウキを投入しますが、ボチャンでサーっと集まります。

軽い仕掛けでは糸も餌もボラに触られてダメなので重めのウキに変更しあちこちとやってると

小長グレがヒットしだし、まだおったんかいな 

そうこうしてるとウキが沈み  ドスン!

瞬間的にこれはエエ型やと感じシモリを避けるように誘導し ウキが見え 魚影を見たら腹部が茶色い良型です。

良型の尾長に見えたので途端に丁寧なやり取りをすると尾長特有の見えてからのもう反撃にあい

何とか耐えるも2度目の突っ込みでチモトがプッツン

あ~飲まれとったか!  キツと尾長の良型は飲まれてたら運次第ですね。  久々の痛恨のショックです。

 

仕掛けを作り直してやりますが、どんどんボラが増えてきてるような感じで、

二人以上でドンドン撒き餌を入れないと大半がボラに吸い込まれて効率が悪いです。

 

昼前に前回同様 裏向きの様子を見に行きますが、押し上げが強く取り込める場所がどか~んと洗濯機状態でアウト

 

あちこちとウキ投入点を変えてやってるとウキがシモッて浮きもせず沈みもせず  何やこれは?

とアワセてみるとドスン   なかなかのファイトを見せてくれて37~38のポッテリしたクチブトをゲット

その後 もう1枚追加しますがそこからアタリが消えてドンドン深くしていき

ようやく4ヒロでウキが入り  何やこれは?グレちゃうぞ  と思ってると柄物の魚影を確認

上がってきたのはミドルサイズのバンドウ君   イナンカの名物バンドウはよく見てますが前ではお初です。

 

ボラが多すぎて撒き餌の大盤振る舞いをした為  2時に撒き餌が尽き 終了です。

那佐も大勢の方が行き  デバリは3人30枚 他パラパラ

前もパラパラ  外れポイントに入った方も多々いらっしゃったようで、好釣果と貧果に差があったようですね。

中型2枚で可もなく不可もなくといった標準的釣果です。

さて次回はボラ対策も考えて行かないとダメですので集魚剤の使い方をどうしたものか?

撒き餌ワークではかわせませんので頭が痛い問題ですね。