ちょっと目先を変えてシーズンには早いのですがアコウの様子見に行ってきました。

 

天気図と予報をチェックし、北西からの波風を気にしつつ

ポイントは経ヶ岬沖か? 昨年のように福井方面か?

どちらにしても指定席?の船首部はバタついて風で艫流しになるはず?

 

7名と少なめなので、右舷艫に釣座を構えます。

エサ船が帰ってきて生簀を見ると カタクチが小さい! たばこサイズより小さい!

これはマズいなあ ベストは12㎝以上ですが6~7㎝しかありません。

 

船が港を離れて居眠りしてると船がスローになり あたりを見ると  新井崎沖

え~こんな所でやるん?と同時に初めてやなあ

30年前 まだブームになる前にアオリ釣りに来てたことを思い出します。

 

水深は40メートルほどですが、風も波もなく 船はオモテ流しえーん

終わったなガーン 盛期であればそんなに気にもしませんがこの時期はシンドイです。

 

まともに船首部 胴の夫婦?と同じラインを流しては獲物の少ないこの時期は不利ですので

竿を真後ろに向けて仕掛けをいれます。これで流すラインは2メートル離れます。

起伏が激しく時々根がかりしますが、丁寧に底をトレースしてると生命体反応です。

船首部で釣れてるマイクロガシラではありません。

アコウ? 少し上へ誘ってみますが飛びついてはきません。

ステイで待ってるとガツン  ガツン  底へ突っ込みませんので次のアタリを待ちフッキング

お~これは良型や  締め込みも激しく重量感もありますのでいきなりデカサイズか!

残り20メートルで何かちゃうような

 

ピーっと電動リールが鳴り海中を覗くと茶色い魚体が見え そのまま巻くと  ありゃ ヒラメさん

船長に声をかけ 玉網で掬ってもらいます。  55㎝のよく肥えた食べ頃グッドサイズです。

 

その後 良型アコウやソイを追加するも小ハマチが多く 底でも食ってきますがリリース

砂底もあるのか? 何やこれは?でエソの登場です。

何かパッとせんなあショボーン

 

少しずつポイントをずらせて2時間ほどやりますが、マイクロガシラが多く場所移動

 

経ヶ岬東部へやってきました。

ここも大したことなく ガシラよりレンコが沸いてるようで仕掛けを入れたらガツガツとエサをかじります。

 

少し戻りますとのことで鯛島沖へやってきました。

小さな磯で先日良型がよく上がったようですが、もう釣られてしまったのかプ~です。

 

また少し移動し小さなポイントへ

ここはまだ手つかずなのか? ガシラの良型が多く 30オーバーばかりですがアコウは…

 

最後はまた新井崎の午前中よりも沖の70メートルです。

ここでは船首部の婦人がジャンボアコウを釣ってるのを見て  やっぱり前に乗るのが正解やったな

 

まだアコウの活性が低く 穴?から出てきてる数が少ないので前で釣られると後ろは残り物待ちです。

皆さん釣果少なめで船長は延長戦突入してくれましたが、まだちょっと早すぎたようでした。

帰路途中 Iさんから電話があり 自作アスパラ要りませんか?と  無農薬ですの即行 要る要る!

魚との物々交換成立です。

 

良型ガシラ&良型レンコともぎたてアスパラの交換をしましたが、

売り物にはないジューシーさで美味い!  アスパラ好きの私には最高でした爆  笑

 

魚の入れ替わり時期でどれもこれも大したことない釣果ですが来週は何処へ? 悩む季節です。

 

南下スタンバイОKですがグレが産卵を終えてないようでキツばかりなので、またまた北上です。

 

前回は竿頭の方に圧倒的な差をつけられて原因を究明する為に連チャンです。

同じ条件であれば良いのですがこればかりは行ってみないと分かりませんね。

 

今回もガラガラで5名を乗せて出港すると段々と船が揺れるようになり

これは苦戦するだろうと思ってると1時間ほど走り停船します。

 

前回と同じ場所なのかどうかは真っ暗なのでさっぱり分かりません。

底からスタートしますが全くの音信不通でベイトも全く浮いてこず、船はローリングとピッチングを繰り返し

立って釣ることが出来ず、座席から道具も落ちてしまいます。

 

うわ~これはアカン  ツ抜け出来るかどうかの戦いやな

 

鉛スッテの方がポツンと1杯釣り上げられ  これはと  仕掛けを巻き上げて12本枝素の内

6本の枝素を延ばします。

 

そうこうしてると ン?というアタリで1杯目をゲットするもヤリです。

巻き上げでタナを探りたいのですが、スローでも中速でも触りませんので底付近をネチネチと誘います。

たま~に船中 ポツポツと上がりますのでイカは居付かず回遊してるのか?

 

ヒットカラーもなく エギ エサ 赤緑 赤白と答えを絞ることも出来ず苦戦しますが、

0時頃に極小さな変化をアワセるとガツンとした重量感と共に強烈な逆噴射です。

カウンターは60メートルですが、この逆噴射はダブル? スルメ?いやこの時期にスルメはおらんハズ

 

船の揺れに併せて竿先を上下に動かし 無理なテンションを掛けないように慎重に巻き上げますが、

カウンターが20メートルで竿が舞い込みます。 何とか騙し騙しテンションを一定に巻き上げ

さあ ここからが一層重要です。竿を置き一番目のスッテを掴むと竿の弾力を使えませんので、

自分の身体を使って船の揺れに併せて緩めず引っ張らずと一個一個スッテを上げていくと

イカが水面近くに来て猛烈逆噴射を腕を船べり下へ伸ばしていなし 最期を片手を下の伸ばして

スッテのスグ上を摘まみ取り込みます。

うわ~これはデカい!  スグに船長がパチリ

庄栄丸さんホームページより拝借

 

自分の中では大剣(胴長40)まではいきませんが中剣サイズです。お隣さんも デカ~!と言ってます。

グレの40を釣った気分です!

 

これでヤレヤレ何とか土産が出来たな。と頑張りますが、今回はヤリが多く  マイカ5に対してヤリ11

帰港して船長を話してると  行きたいポイントの潮がぶっ飛んでて行けなかったとのこと。

なるほど! そらイカの濃いポイントに行けなかったら苦戦するわ と納得です。

ワレに行きたかったのにシシガでお茶を濁したような感じですね。

 

原因の究明までは至りませんでしたが、次は大剣シーズンまで南下1回&アコウでしょうね。

 

若狭のイカがヤリからマイカ(ケンサキ)へ入れ替わったような感じなので

月夜回りですが行って来ました。

月夜回りの為か船はガラガラの4名  貸切みたいな感じです。

 

1時間ほど北上しアンカーをドボン

今日も潮が殆ど流れてなく0.2ノット

 

漁火を焚いてスタートですが、道具をセットせず暫し観察し

艫のお客さんの仕掛け(鉛スッテ)の角度とベイトが浮いてこないのを確認し12本スッテ仕掛けを

船長がアナウンスする60号のところを45号で落とします。

 

色々アクションを試しますが反応なく微速巻き上げで底68のところ55メートルで反応をキャッチ

1杯目はヤリでした。 

今度は55から上を丹念に誘い 2杯目

 

どうもアタリが遠いなあ

 

小さいイカパンチのようなアタリはありますが乗りません

 

これはアカンと枝素を15から10センチと短くしますが、ヒットペースが変わらず

スッテをドンドン変えていきますが、どうもヒットカラーもないようで困ったもんです。

 

え~い  枝素を思い切って5センチにしたらヤリの時みたいに掛けることが出来るかな?

 

イカが少ないのか? パタパタっとヒットするとまた小休止みたいな感じで、

穂先をクンクンするような明確なアタリではなく、分かりづらいアタリですが、

そこはマイカ君 巻き上げるとジェット噴射で楽しませてくれます。

 

終日ベイトが浮くこともなく深めの棚でしたが、何とか28杯をゲットしヤレヤレです。

下船時に船長に釣果を聞くと裏側の胴つきのお客さんが60杯!!!

ダブルスコアーとは何たることか!

 

見てないので分かりませんが、

超当たりスッテがあった  

スッテを動かすよりステイが良かった

枝素がショートよりロングでスッテをなびかせた方が良かった

どれが答えなのか気になるところです。

 

年齢からしてお地蔵さんタイプ(置き竿)とお見受けしましたが、いずれにしてもお見事!

次回同じ条件とはいきませんが、潮がなければロング枝素のお地蔵さん釣りも試してみなければいけませんね。

ヤリ2杯 ムギ1杯も紛れこんでますので、5月にはムギが多くなるでしょう。

今年の大剣はどうなるのやら?  数をとるか型を狙うか難しいですね。