てんちょうです。
今日のRCocoのお客さまの、
自己対処法が面白かったので、本人さまの了解のもと、
シェアさせてもらいます。
(本人の保護のため、若干修正しています)
ほんとに病院に来るのが、怖くて怖くて、
いつも知人や家族にしがみつくかののように、来院されていたのですが、
今日は9回目の面接にして、初めておひとりで来られたのです!
わなわな、ガクガク、震えていましたが、
最初に来られた時の極度のパニック状態からしたら、考えられないことです。
そして、お話を聴いている中で、おもむろに、
「りゅうちゃん先生が・・・」
と言うので
「え・・?!」
「なんですと?」
とびっくりして、聞き返すと。
「病院」というワードや考えが、頭に浮かぶだけで、怖いので、
普段から、「病院」と呼ばずに、「りゅうちゃん先生のところ」
と呼んで、恐怖症に対応されていたのだといことを、
照れ笑いしながら、教えてくださったのでした。
なんか、かわいらしくて、大笑い。
わー、りゅうちゃん先生って呼ばれてたんだ(笑)
長年も何年も、不眠や震えなどの自律神経症状で悩まれていた、
重度の複雑性トラウマを持つ方ですが、
いままでは、極度の恐怖から病院にも来れず、
病院に行っても、何をしゃべっているか、
わからない状態で泣きじゃくるばかりで、
治療薬をもらっても、怖すぎて手がつけれず、
何しに来たんだと、怒られる、、
当初は予約もドタキャンして・・・
ということを繰り返していました。
それでも、
今日は来れただけでもOKですね。
いや・・・
自分でもOKしときましょー。
え・・・
薬を飲まないことで、対処されたんですね~
でも・・・
えらいぢゃないですかー
と、ゆうやり取りが何回か続いたあと、
徐々にお薬も飲めるようになり、
ついには、今日は一人で来られるところまで来たのでした。
この変化には、感激しました!
週末のゲシュタルト療法ワークショップで、
中尾先生が繰り返し、ワークやカウンセリングで病状が悪化するケースがあることを、
繰り返し注意喚起されていたのが、この、
複雑性トラウマ、愛着トラウマの特性を持つ方ですね。
さてさて、今日は、一人で来られたので、
家族や知人の前では話せなかった想いが、
ふと、ぽろり。
すると、次から次へと、ボロボロぼろ~
ぶくぶくぶく~~
わーん、、、、!
ここで うんうん、
お話を聴きすぎてはいけないのです。
凍結された記憶にアクセスがかかっており、
偏桃体から交感神経の活性化が起こり、
自分で持ちこたえられる神経系の耐性領域を超えて、
ブレーカーが落ちて、パニックを引き起こしてしまうからです。
普段油断していると、些細な刺激から不用意にこのようにアクセスがかかって、
日常生活がコントロールできなくなって、苦しまれているわけです。
それを止めて、神経を傷つけない練習を、
治療者と一緒にしていくわけですね。
「大事なお話の途中だけど、ちょ~っと、休憩しましょうか」
「息、してますか」
「こちらは見えていますか」
はい、、、りゅうちゃん先生。。。
「え?」
となって、冒頭の話になるわけです。笑
このかたの病院恐怖への対処法、ばつぐんに面白いですね!
べてるの家の当事者研究。
自分なりの生活の知恵と工夫のデータバンクを
沢山集積して、みんなと分かち合う場をつくりたい!
僕の夢の一つなのです。
りゅうちゃん先生より。

