レイノー病を治す(ETS手術) -11ページ目

形成外科は儲かるのか?

前回の記事では、美容外科は儲かると書きました。

しかし、それを主に行なっている形成外科の医者は
儲かるのでしょうか?


結論を言うと
保険適応の範囲で形成外科の診療を行なう限り、
形成外科は儲かりません。

その理由を説明すると
まず、形成外科という診療科が
具体的に何を診る科なのか分かりませんよね。

なので、形成外科を標榜するだけでは、
患者は来ません。

ですので、形成外科だけではやっていけず、
皮膚科なども併せて標榜する病院も多いです。

一般的に形成外科では、
手術後、外傷後の傷跡修正手術やケロイドの治療、
眼瞼下垂をはじめとする瞼の手術、
耳の形の修正、皮膚皮下腫瘍の摘出手術、
やけどやけがの処置、レーザー治療など
主に外科的処置を伴う皮膚・体表の病変を扱っています。



それと、手術を行なうにあたり
他の診療科と比べて、手間やコストが余分に掛かります。

具体的な例を挙げますと、
皮膚に粉瘤という良性腫瘍があるとします。

一般的な外科や皮膚科でも手術は可能です。
腫瘍を切除して表皮を縫い合わせる簡単な手術です。

しかし、形成外科の場合は違います。
腫瘍を切除するところまでは一緒ですが、
そこから、中縫いと呼ばれる真皮縫合を行ない、
最後に表皮を縫合します。


作業として真皮縫合のひと手間があり、
コストとして、中縫いの糸は生体吸収糸を使用しますが、
それが高級で、一本で1500円ぐらいします。

見た目的にも、
形成外科と皮膚科・外科での手術では
形成外科の手術痕のほうが圧倒的に綺麗です。

しかし、やり方が違っても同じ手術なので、
請求できる金額も同じになります。
腫瘍摘出の手術は、保険適応の場合、
腫瘍のサイズで料金が決まっているからです。


どれだけ手間暇かけてコストをかけようが、
規定金額しか請求は出来ないのです。



上記のような理由で形成外科は儲かりません。
なので、美容外科に走る形成外科が多いのだと思う。

美容外科というのは、基本的に保険外診療であり、
保険適応のものと違い、
料金設定を自由に付ける事が出来る。

保険適応の手術と同じ方法の手術を保険外診療として扱い、
法外な値段を請求する事も可能です。(法律違反ですが)

例えば、上記で説明した
皮膚に粉瘤という良性腫瘍の摘出手術ですが、
真皮縫合に特殊な糸を使用しているからという理由で、
保険外(自費)診療にして、高額請求する悪徳病院もあります。

保険適応の3割負担で、五千円程度の負担で済む手術が
保険外(自費)診療にして、五万円請求される。


参考 ヤブ医者シリーズ
こんな医者には気をつけよう
今までの治療経緯を考慮しない医者
不衛生な医者
雑で適当な医者
カルテを読まない医者
病名だけで判断する医者
神錯覚の医者
プライドを優先する医者
名医の条件
地域による医療格差
標榜医とは