新国立劇場のフルオーディション企画第三弾
第三弾の企画が発表された段階で絶対受けると決めていたのですが、台本を読めば読むほどお妙として参加したい気持ちが強くなり、年齢的にはギリギリでしたが、当たって砕けろ精神で応募しました。
オーディションでは演出家の上村聡史さんやプロデューサーさんが、このオーディションは双方にとってのオーディションであると。お互いに、やりたい仲間と、やりたい作品と、やりたい役を選べる権利があると。なんども伝えて下さいました。
もちろん基本的にはどんな現場でも、選んでもらえないと仕事が無い俳優ですが、受け身になる必要は全くなく、自らの意志でその場を選んでいる自覚、覚悟を教えて頂いた気がします。
何より、私はここ新国立劇場の演劇研修所第一期生だったので、本公演で戻ってこられることが嬉しかったです。
祖母や友達から貰った服を着て昨年末撮ってもらった、飾らない私らしさが詰まった宣材写真。
このほんのちょっと前、私が本当にやりたいのはやっぱり舞台だ。まだ諦めなくていいんだと気付かされたことがありました。
自分が自分の可能性を決めている。
今、改めてそう思います。
もちろん、周囲に沢山助けてもらわなきゃ何も出来ませんが、ひとつ、何卒よろしくお願いし致します！！！(誰に何を頼んでるんだ？！笑)
そして来年の事はさて置きバタバタと３月に入りましたが、どこの国も、一日も早く平穏な日常の生活が戻りますように。
私もきっとどこかビクビクしながら生活していますが、こんな時こそたくさん笑って、自分に優しく他人に優しくいきましょう！