raymariブログ、読者が一人減りました
6月19日（月）23時29分 mari母が天国へ行きました
83歳と２ヶ月でした
病名は多発性骨髄腫
心アミロイドーシスを併発する難病でした
去年の9月には千葉に遊びに来てくれたのに
嘘みたいです
息切れが激しくて歩くのが大変になったのが去年の年末だそうで
その時は歳のせいだと思っていたらしい
去年は父が癌が再発し入院
癌は消え退院したものの
秋には転倒して頭を打ち背骨を骨折し入院
退院後また癌再発
先生に治療の方法がないと言われたけど
放射線治療で一旦癌は消えました
でも、終わる間際に違うところに癌が…
今年の2月初め、母の心不全の診断が降りたのと同じ時期でした
去年3回目のワクチンを打った後のしつこい癌の攻撃
母は心不全
ワクチンのせいだと思ってます
父はその後入院や日帰りで抗がん剤を打ち、
今もまだ抗がん剤を打ちに通う日々が続いてますが元気です
母は利尿剤を一錠飲むだけの治療が1ヶ月続き、
でも容態は良くなることもなく
次の1ヶ月も同じ薬
4月に入ったところで先生に良くならないことを訴えて薬が2錠に増えました
2錠飲んでその日は劇的に良くなり喜んだのも束の間すぐに状態は元に戻りました
4月15日（土）
先生を変えてもらい診察
心不全で即入院
CTやMRIなどの検査の後カテーテルを入れて検査し病名が判明しました
心アミロイドーシス
多発性骨髄腫
アミロイドと呼ばれる異常なタンパク質が心臓に沈着し障害を引き起こす心アミロイドーシスと
血液細胞の1種である“形質細胞”からできる血液の癌の多発性骨髄腫の併発でした
難病でした
ちょうど時期はGW前
すぐに治療（抗がん剤）を始めたいが、抗がん剤で不整脈をおこし亡くなった方がいるそうで
治療はGW明けからとなりました
GWはお見舞いに大阪へ
ひっちも来てくれた
先生の計らいで毎日15分面会できました
食欲がなくて水分摂っても戻してしまう状態
大好きだった鰻ももちろん食べられず
唯一持って行った食べたことのない海ブドウをほんの少し食べてくれた
思ってた通りの味や～って
5月8日（月）
抗がん剤開始
病室に置いてあったパンフレット
この薬打ったんでしょう
実家のクレマチスが咲きました
花言葉は 精神の美
頑張って欲しい
週に2回の注射
おかゆが少し食べられるようになったり
父にホタルイカの醤油漬けをリクエストしたり
病院内の庭園をお散歩させてもらったり
少し良くなったように思ってました
でも食欲は続かず足は浮腫んでぱんぱん
氷が美味しいと食べたそうです
5月19日（金）
危篤の知らせ
朝10時半ごろ連絡があり午後車で大阪へ
きよりんの病院もあったので出たのが午後3時過ぎ
病院に着いたのは夜の11時頃でした
意識ははっきりありました
私が一晩付き添いました
ありがとうも言えたし、言ってもらったし
いろんな話も出来ました
せん妄もあったし、本人も次寝た時は終わりだと言ったけど
まだコミュニケーション取れてるのに
こんな状態で死んでいくの？
そんな感じで迎えた朝
部屋の窓から夜明けの二上山
そこから復活しました
出なかったおしっこも出るようになり体に付けられてた機器も外されました
29日(月)
抗がん剤の再開
母も体力付けたいとキャベツの炊いたのをリクエスト
義妹のTちゃんが炊いてくれたのを美味しいと食べたそうです
でもそれも一時でした
6月１日（木）
抗がん剤は中止
先生よりかなり悪い状態なのでお水を飲めなくなったら鎮静対応に移ると言われました
6月５日（月）
覚醒して意識がはっきりしている日もあればほとんど反応を示さない日もある中
部屋が変わってから（無菌室に2週間前に移動）真理子が来ていないと言う
最初は部屋を変わったことも分からなかったのに
6月６日（火）
仕事を休ませてもらって一人日帰りで大阪へ
病室に行くと起きてて
しんどいしんどいばっかりだったけど顔を見せられてよかった
行かんといてなって何度も言われた
足の指のマッサージすると気持ちいいと喜んでくれた
母の死が近いのも辛いけど
いろんな状況があって辛かった
この時こうちゃん（ray）は？って母が聞いてきたので週末は二人で行くことにした
6月10日（土）
飛行機で大阪へ
格安のチケットがあったので成田から関空へ
ブログなんて書くつもりなかったのに何故か写真撮ってた
20年ぶりくらいの飛行機
恐れてた飛行機頭痛もなく快適だった
往復天気悪く何も見えなかったけど少しだけ旅行気分だった
病室に入ると母は起きていて父と二人びっくりした顔だった
行くことを言ってなかったから
あの世に行きたいけど先生が引っ張るねんと母
そんな冗談混じりの会話もできた
いつも行かんといてーって言ったのに
この日は一度も言わなかった
りんごの摺り下ろしを食べたいといい、
弟が買ってきて摺り下ろして食べさせた
病室で泣かなかったのはこの日だけ
笑顔でまた来るねーって言って病室出たけど
それが最後だった
日曜は午後2時45分の飛行機に乗るので面会できなかった
そして翌日の10日(日)、関空に向かう電車の中でひっちのお母さんの訃報を聞いた
同じ時期に母親を亡くすなんて日にち忘れなくていいよねーなんて言えたのは数日経ってから
病室で流さなかった涙は電車の中で流れた
6月13日（火）
ひっち母お通夜に参列
仕事を早退して午後岐阜羽島へ
喪主のお父さんに変わり気丈に振る舞うひっち
お母さんは最後は苦しかっただろうけど
お家で家族やにゃんたちに見守られて幸せな最期だったね
安らかな寝顔でした
私はともちゃんやめぐちゃん達と会えて癒されました
11年前の八ヶ岳が懐かしい
6月14日（水）
鎮静剤投入
夕方鎮静剤打ちました（点滴に入れるのかな？）
最初に聞いた時は朝打ったら夕方旅立つって聞いたけど
実際のところ誰もその時期はわからないらしい
穏やかに眠ってる時もあれば
こちらからの問いに首を振ったり目も開けたりもしたらしい
そして5日後母は旅立ちました
火曜日お通夜、水曜日お葬式が決まったのは火曜の明け方でバタバタで大阪へ
６月２０日 (火) お通夜
６月２１日 (水) お葬式
会場は父が亡くなった時にと母と弟が下見して予約した会場でした
生前、綺麗なとこやねんと言ってた母
小さなホールはホテルのロビーのようで出されたお料理も美味しかったです
お通夜はバイキング形式
精進落とし
プラス母の分まで頂きました
初七日法要まで終えて夕方5時に千葉へ
途中中井PAで二人反省会して帰りました
母はたくさんの方に見舞ってもらい送ってもらい幸せだったと思います
もっと長生きして欲しかったけど
お母さん、62年と6ヶ月ありがとう
残された父が心配ですが、
励ましに来てくれたひっちにアメブロを勧められた（特訓された）そうです
私はもうブログは書かないかな？と勝手に思ってたけど
止める訳にいかなくなった
ひっち、大変な時にありがとう
寂しいけど一人じゃないから
病気に負けず頑張りや
サルビアは母のハンドルネームでした
花言葉調べたら
知恵 尊敬 家族愛 良い家庭 でした
もうあなたの漬物や煮豆や佃煮は食べれないけど
梅干しが無くなったら自分で漬けようかな
まだ2年分くらいあるけどね
