昨日は2カ月にも及ぶ時間を要する編集を終え西荻窪へ納品した。
一番時間がかかる編集が終わったということで井之頭五郎みたいな感じになっていた。
商談が終わり、さあこれからなにか食べようっていうあの感じ?
で、あちこち店を見て廻った。
あらためて西荻窪を歩いてみると入ってみたくなる店がけっこうあるもんだ。
でもこの日はきめ打ち。

たんたん亭系の創始者石原敏さんが開業された「いしはら」。

 

 

 

(駅からは近いんだけれどもこんな人通りもそれほどない通りにあって気が付かないってこともありえる)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ちょうど暖簾がかかったところで僕が一番手であった。
10席もないカウンターだけの小さなお店。
ラーメン屋というより小料理屋というか、割烹料理屋というか・・・
そんな印象を受けた。
ご主人も白の調理衣姿。ご主人の姿だけ見れば和食の店と思うだろう。
メニューを撮影した。

 

 

(ちょうど光って見えないところがワンタン麺ミックス1210円)

 

 

 

 


たんたん亭系はワンタンが好評とあってワンタン麺を食べにきたんだけど、1210円か・・・・
でも「いしはら」のワンタン麺を知るということは、今後のワンタン麺
食べ歩きの基準を知ることになるし、自宅でワンタンを楽しむ勉強にも
なる。授業料として考えれば1210円は高くはない。

 

 

 

 

 

ピカピカに磨かれた銀色の寸胴。
口径が広く背は腰のあたりまで。
なるほど・・・・
うどんは・・・こういった鍋で気持ちよく泳がせるようにして
茹でるよネ。
かん水をあまりつかっていないのか・・・・
白肌のように白い麺・・・
そっと鍋に入れる。
僕の次に来られたお客さんも肉ワンタン麺だったから2人前の麺。
麺をいれると静かに沸騰していた鍋は凪いだ湖面のようになった。
一度だけ麺をほぐすように菜箸で広げた。
そしてゆっくりとおちついた様子であたためておいた丼にスープを注いだ。
丁寧に分量を加減し僕ともうおひとり、均等にわけた。
返しはなく・・・・スープに味がついているようである。
チャーシューを切り麺のゆであがるタイミングを待つ。
おおきな平笊でまず一人前をすくい、パチパチと叩くようにして湯きりをし丼に移した。
もうお一方の分も同じように丼へ。
しかしそのとき、微妙な量を先に移した丼に入れ、
麺も均等になるようにされていた。
なお、麺を丼に入れるときに二つに畳むようにしていた。
するときれいに麺がそろう。
スープと麺が丼に移されると手早く女性の調理師(スタッフ??経営者??)
が具材のもりつけをした。
そうしてご主人から丼が手渡された。

 

 

 

 

 

なんやろ??
たんたん亭系直系の「あんくるてい」https://ameblo.jp/ratabi/entry-12505966957.html
でも、たんたん亭系の「小むろ」
https://ameblo.jp/ratabi/entry-12345714350.html
でも、僕は「魔法」と驚いたほどきれいに麺を畳んでいた。

でも大将はこんな感じで、普通やねん(笑)

それと盛り付け自体・・・人を驚かすような演出は一切なし。

 

 

 

 

 

流石だ。

そういわざるをえない。

演出より味で勝負されているのではないだろうか?

それだけ自信がおありなのだろう。

 

 

まずはスープから。

 

 

 


「うわあ~~~、これごちゃごちゃ言ってる場合じゃねーぜ!!」

 

 

 

 


日本人が好きな味。
昆布とか煮干しとか、削り節とか・・・和食の濃いお出汁が
ぐぐっとせまってくる。
それだけだと和食。
そこに動物系の出汁とあわさってご主人の味になる。

今ドキのラーメンじゃないネ、これは。
昔のラーメンだよ。
おらたち昭和のオッサン、ジジイが喜ぶ味だ。
いやいや、おいしいものに世代なんて関係ない。
若い人でもきっと。

 

 

 

で、ワンタン。

 

 

 

 

 


「デジうみゃ~~」

 

 

(肉ワンタン ぎゅっとつまった餡 うまみも凝縮されている感じ)

 

 

 

 

(こちらもぎゅっとつまっていて海老のうまみがたっぷり堪能できる)

 

 

 

 

 

 

 


なんだけれども、こちらも奇をてらうことのない、
毎日食べてもあきない、普通のワンタン。
普通だけど全然普通じゃない。
やっぱここでしか味わえないワンタン。
ご主人だけが作ることができるワンタン。
       ↑
なに言ってるんだ??

 

 

 

 


なんか、わけわかんないレポになっちゃいましたネ。

 

 

 

 

 

では麺。
麺はよい小麦を使ってるなあって伝わってきた。
小麦の自然な香りを感じるかのように・・・・
身体にもいいんだろうなあっていう麺。
腰とか弾力とか、そういった特徴はそれほどでもなく
ややもちっとした食感もあり、なおかつサックリと切れていく
歯触りがとても心地よい。

とまことに失礼ながら・・・・ここまで執筆すると
電話があり、緊急の撮影が入りました。
中途半端になってしまったけれども、食レポはここで終わります。
ともかく非の打ちどころがないラーメンでした。
非の打ちどころがないなんて失礼な物言いでありますが、
ラーメン職人ということではなく、和食の料理人としての
「作品」と感じました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(電話を受けてから・・・)
元旦から無休で仕事をしており土曜日には休みがとれるかと
思っていたのだけれども、土曜日にも撮影が入った。
今日から金曜日までは緊急の編集をしているし、土は撮影。
日曜日は舞台下見。月曜日は舞台収録。
どこかでぶっ倒れないよう頑張ります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と、いちいち書かなくてもいいことなんだが、
またも電話が別のお取引先から入り、今年の撮影日程が・・・
そんな感じでドタバタしていて、このブログをアップする時間が
またなくなりつつある。
今月はともかく睡眠時間を削り頑張る。
昨年はほとんどお取引がない劇団からの撮影依頼であり、
しかも5本という件数。
まだ本決まりしていないけれども、これは嬉しい悲鳴である。
サラリーマンなら睡眠時間を削ってまで仕事なんていうのは
いくら残業代が出るからと言っても辛すぎる。
しかし僕は自営業なので望むところなのである。
もちろん辛いのだけれども、僕も若くはなく、日本の将来にも希望がもてない
ということもあったりで、少しくらいは蓄えておかなければ・・・
そう働けるうちに蓄えておかねければ、人並みに。
退職金もなーんもない人なわけで、仕事がなかったら困るのだ(笑)
ということで、もしかするとブログの更新、まばらになっていくかもしれないですが、

ブログを綴っていくことにも「憩い」があり、なるだけ更新するようにしたいと思います。
あれ、いつしか、語りかけになってますね、それといつも思うんだけれども、
「ですます調」と「だ、である調」とちゃんぽんになってしまうバカブログ(笑)
思いつきでキーボードを叩いているからですな。
読みづらいブログかもしれませんが、今年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

今年も100杯行きます!!!

1、支那そば いしはら 西荻窪 ワンタン麺  ☆☆☆☆☆