
〈ドートマンダー〉シリーズ再読キャンペーンその⑩
今回は短編集でという事で、ドートマンダーの不運ぶりと活躍が凝縮されて楽しめます。
中でも銀行強盗に入るも先に別の悪党たちが銀行強盗を犯している現場にかちあい、人質にされてしまう『悪党どもが多すぎる』は、まさにドタバタコメディといった感じで、笑わないで読まずにはいられないんですが、その顛末まで含めて楽しい一編でした。
他にも、窮地に陥ったドートマンダーが機転を効かせて危機を脱する様子がいくつも見られるので、本当にずっと楽しくニマニマ。
そういった意味では、警官から逃れるべく入ったパーティ会場でのドートマンダーを描く『パーティ族』は、ドートマンダーの優しさまで見れるラストまで含めて好きな一編です。
また、シリーズに登場する愛すべき悪党たちはその一部しか登場しませんが、誰をも不快にさせてしまう故買屋アーニーの活躍ぶりが楽しめる『雑貨特売市』も印象的です。
シリーズの長編は勿論どれも面白いんですが、ウェストレイクには長生きしてもらって、こういった短編ももっともっと書いて欲しかったです。。。








