映画とその原作『帰れない山』 | 固ゆで卵で行こう!

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映画『帰れない山』、遅ればせながらこちらでも上映が始まったので観てきました。
 
原作はパオロ・コニェッティの同名作品で、映画の方も原作に忠実に描かれています。
 
 
 
しかし視覚で訴えてくるものは小説とはまた違った魅力がありますね。
 
北イタリアのモンテ・ローザ山塊の美しくも雄大な景色は、脳内のイメージを補完してくれます。
 
そして美しいだけで無く、厳しい現実も描かれているのですが、この辺りが原作とはアプローチの仕方を変えている感じでしょうか。
 
映画版の方は、語り過ぎない事でその厳しさを描いているようで、観客がピエトロやブルーノたちの姿を見て、そしてセリフを聞いて、想像を膨らませられるようになっているかと思います。
 
なので、ちょっと唐突かなと思える場面もありますが、一緒に観に行ってくれた原作未読の妻も約2時間半と長めの作品ながら、途中で眠くなる事もなく作品に没頭できたとの事なので、その辺が気になったのは先に原作を読んでいるからだったかも(笑)。
 
ともあれ、ピエトロとブルーノの友情や、山に魅せられる人々と、山への憧憬と現実など、映画の方もやはり「しみじみ」といい作品でした。
 
 
 
そして、山、登りたくなりました(笑)。
 
今月は頭に南アルプス、白根三山を縦走したあとはサボっていたので、9月に入ったらどこかちょっと高めのお山、登りに行きたいなぁ。