LIAM GALLAGHERの3枚目のソロ・アルバム「C’MON YOU KNOW」
前二作はファンが求めているリアムの歌声を王道というか、ド直球なぐらい直球なロックンロールを奏でていて、どこから聴いてもシンガロングしたくなるアルバムでした。
で、今回も先行して発表されていたデイブ・グロールとの共作‟Everything's Electric”なんかからも、やはり王道的なものを期待していましたが、実際にアルバムが発表されると思っていたのと違いましたねぇ。
一曲目の‟More Power”の入りからして戸惑いを覚えたほど。
それぐらい本作は自由に表現されバラエティに富んだアルバムで、これまでよりどこか繊細なものを感じるものが。
シンガロングしたくなるような曲は少ないけれど、中にはまるで兄のノエル作のようにも思えるようなのもあって面白い。
これがスルメアルバムになるかどうかはまだ分からないけれど、リアムの歌声を堪能できる一枚なのは間違いないですね。