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彩雲国物語―花は紫宮に咲く (角川ビーンズ文庫)
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“彩雲国”シリーズ3巻。
初の女性官吏となった秀麗。
正式配属前の研修では厠の掃除などを命じられ、また仲間であるはずの官吏からは女性という事で差別やイジメを受ける毎日。
そんな中、朝廷で進められていた陰謀に秀麗たちは巻き込まれます。
ついに夢だった官吏となった秀麗ですが、初の女性で、しかも上位で試験に受かったという事でどうしても色眼鏡で見られる事になり、その前途は分かってはいた事だけれど多難です。
それでも夢見てるだけだった頃の自分からみれば・・・と言う秀麗はやはり強い女の子ですね。
影月という年下だけれども頼りになる仲間もできるのも、その芯の強さと明るさが秀麗の周りに人を集める要因なんでしょうね。
それでもやはり女の子。
影に寄り添い守ってくれる静蘭の前でさえ涙を見せなかった彼女も、ついに涙を流す場面では、やはり普通の女の子なんだなと思わせて印象的ですね。
ついに夢を実現させる第一歩を踏み出した秀麗。
ある決意を固めた静蘭。
秀麗を官吏にしてしまった事で自分の想いに我慢をしなければならなくなった王、劉輝。
そして秀麗の周りに集まる人々の運命が動き出した感じで、新たな試練に向かう秀麗たちの活躍を引き続き見守っていきたいと思います。

