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想いは遙かなる茶都へ―彩雲国物語 (角川ビーンズ文庫)
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“彩雲国”シリーズ4巻。
王、劉輝の特別措置によって影月と共に茶州へ州牧と赴任する事になった秀麗。
だが茶州は地元の豪族である茶家の権勢によって彩雲国で最もその内政が荒れている土地。
果たして秀麗たち一行が着任出来ぬように罠を仕掛けてきます。
茶家が仕掛ける陰謀を乗り切り無事に茶州の州牧として着任できるのかが描かれていく訳ですが、この巻ではまだ茶都である琥璉までは辿り着けません。
罠を見越して隠密に茶州に入った秀麗たち一行ですが早々に見付かってしまい、秀麗ただ一人で旅をする事になります。
その時出会う人物は、これまた美形のいい男(笑)。
ただ、同じ言葉を口にしても劉輝とはまるで違う印象を受けることに気付く秀麗は、恋愛に関して自分で自分を制していてこれまで気付かなかった事に思い感じるようになってくる辺りが印象的ですね。
今回は茶州編前編という事で、引き続き後編となるシリーズ第5巻も一気に読んでしまいたいところです。

