『裏切りのゲーム』 デイヴィッド・ワイズ | 固ゆで卵で行こう!

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 『裏切りのゲーム』
裏切りのゲーム 著者:D. ワイズ  訳:東江 一紀

新潮社 1986-11
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引退したCIAの元諜報部員ダナーは、突然復職の依頼を受ける。

殆ど脅迫を受けた形で一時的な復職を決意したダナーはCIA内部にいると思われる裏切り者を探し始めるのだが・・・。






ちょっと面白そうかなと思って読んでみました。


伝説的な諜報部員だったダナーが、かつての作戦や家族関係の失敗からCIAを辞して隠遁生活を送っていたものの、世界各地で行われている秘密工作が次々と妨害される影にCIA内に潜んでいる内通者=モグラを探す調査を受ける事に。

しかしその捜査を進めるうちに娘のキャリーが誘拐されるという事態が発生。

キャリーを救うためにも謎を追い求めるうちに大きな陰謀を突き止めるといったストーリー。


プロットはなかなかいいのですが、残念ながらいまひとつのめり込めなかったですね。

娘の命を最優先しながら敵の脅迫を無視して調査を進める様子も共感できなかったですし、娘の命が危機にさらされてるのに同じCIAの美しい諜報部員とイチャイチャしてる様子も危機感があまり感じられず、ますます主人公に共感できず・・・。


それでも陰謀の正体が明らかにされた終盤の展開はなかなか読み応えがありましたし、なんとかその陰謀を阻止しようと奮闘するあたりは緊迫感もあって良かったですね。


ちなみに主人公がほぼ単独で世界的な陰謀と立ち向かう様子はロバート・ラドラムの小説のようでもあるなと感じましたね。