あの転職期の経済制裁はなんだったのか?

私に対するストレスのはけ口だけなのか?

 

      P154「本当の意味が知りたい。

アスペルガーの特性と関連があるなら、どの様な関連があるのか知りたい。」

 

苦しみの原因を合理的に理解したい。

しょうがない理由があったと分かれば、怒りの気持ちはやわらぐ。

 

                  P35「妻に対して攻撃に転じた時の夫の言葉は、

                       あまりにも論理的であるが故に鋭いナイフのようで、

                       反論できないままに妻の心に突き刺さっていく。

それが日常的な些細な事であることに圧倒されるものがある」

 

「(私を)飼ってやってる」「怠けている」「わざわざ」「いちいち」「ヒーヒーハーハー」

気持ちを逆なでし、悪意のある言葉を会話に入れる。

 

                P125「本当の事を言っているだけで、

                      悪意がないため、謝る必要を感じない。

                      他者がどの様に感じるか想像することが苦手なので、

 自分の言動が人にどのように受け止められるか気を付けるより、

                      発した言葉の内容が正しいかを優先する傾向がある」

 

「主語は?」

何度、言われたことか。

何気なく、日常会話を始めると、「主語は?」

想像で補って、自然でスムーズな会話をする発想なし。

話す気力をなくす。

 

 

P92「負けることが嫌いで、負けそうになると自分の有利になるように

                      屁理屈で自分ルールに変えようとする」

 

負けるのが好きな人は誰もいない。

しかし、私の負けたくないと、夫の負けたくないは、明らかに違う。

もちろん、夫はカルト宗教の教祖ではなく、意図していない。

だが、カルトにはまり依存して抜けられない状況に、何だか近いものを感じる。

 

息子のアレルギーが重く、¨アレルギーの奴隷¨と感じていた期間、

カサンドラ状態で自我を殺し、自分を無にしてロボット化し、自分を失った¨空白の期間¨。

しかし、この状態が進むと、無力感から人格崩壊に至る。

 

P211「自分が別の誰かの人生を生きているのだと気づくまでに、

                          長い年月を要した人がいる。

                          静かな絶望感が訪れることが頻繁にある。」

 

夫の転職後、実家近くへ引っ越し心の底から

「自分の人生に帰ってきた」と思った。

その事を友達に言ったら「空の巣症候群じゃないの?」と言われた。

カルト宗教と主婦では対象が違い過ぎるが、要は自分の人生を生きていない。

 

            P212「もしアイデンティティの希薄化に伴う絶望感と無気力が

                  あまりに深く浸透しすぎると、その人を捕らえたままでいても、

                  役に立たない人間になる。」

 

「人格を崩壊する過程は、例えば教団の会計係やセンター長などとして

                  機能する程度には自意識を残しながら、手加減して進める。

                  一方で自意識が強すぎると、その人独自の思考が残ることを意味し、

                  教団を去っていく可能性がある。

                  リーダーはこの人格崩壊の期間を情け容赦なく利用して、

                  その人が燃え尽きるまで自分の都合のいいように搾取しつくす。」

 

私はカサンドラ状態の時、無力感、絶望感の中にいた。

夫は鉄の壁。

泣き叫んでも絶対に動じない。絶対に届かない。絶対にわからない。

夫は正しい事をしているだけ。意図はなかったと思いたいが、燃え尽きた。

 

「人間の最も素晴らしい知恵である「自己の内側からの導き」を無視し、

                 自分自身の心の声からも遠ざかってしまう。」

 

自我を殺し続けると、人格崩壊…。

 

                          「社会復帰とは、境界の自覚化と尊重に他ならない」

「カルト団体の実態が何かに気づき、理解することこそが、

                           大きな苦痛を受けた状態から回復する」

 

あの転職期の経済制裁は何だったのか?

 

            「夫がアスペルガーと思ったとき妻が読む本」(滝口のぞみ著)

      P154「本当の意味が知りたい。

アスペルガーの特性と関連があるなら、どの様な関連があるのか知りたい。」

     「カルト被害とは、境界の侵犯そのものである。」

 

夫は自我境界が¨曖昧¨なのではないかと思っている。

(私は自我境界が¨薄い¨ことに45歳の時気がついた。)

 

付き合っている時や海外生活、夫と2人で閉じていた。

私の母はドライな人なので、世に言う一卵性親子という感覚は微塵もない。

でも、夫や義母、義妹を見ると、一卵性親子がいるのもわかるし、

夫と閉じていた時は、そんな感覚だったかもしれない。

それはそれで、心地よかった。

 

ちょっと話は変わるが、

牛にも母性の強い牛と、弱い牛がいて、子牛の世話が違うそうだ。

私の母や私はスーパードライ。だが義母はスーパー母性。夫も父性が強い。

とはいえ、最初から父性の強さまで感じなかった。

アトピーで痒かったのだろうが、生後から5歳まで息子は夜泣きが酷く、

夫「うるさくて寝れない。明日仕事にならない。」

何度、夜中におんぶして公園へ行ったことか。

 

しかし、2011年東日本大震災の後、息子のアトピーが全身大悪化。

痒いのだろうが泣き叫ぶ発作が何度もあり、幼稚園へ1ヵ月行けず、

アレルギーっ子の親は夜寝れないので、日中も朦朧とする。

夜中にアトピーで掻きむしり、喘息で咳き込む息子の対応をしてくれるようになった。

 

当時のカウンセラーに言われた言葉が忘れられない。

「父親になったんですね」

 

夫は子ども達のために尽くしている感じがする。

しかし、自分と息子の境界がわからないのではないかと思う時もある。

 

医者にもやめてもらうよう言ってもらったが、

息子のアトピーの傷口の膿を潰して出してしまう。

私「不衛生だし、治りが悪くなるし、痛そうだからやめてくれ」

どんなに言っても、やめてくれない。

夫が自分の皮膚の膿を潰して出すなら、何も言わない。

子どもだよ!他人だよ!

 

息子が都立中高の受験をした時、

私立の滑り止めも考えてくれと言ったが、

「私立は(授業料が)高い。」――なし。

一緒に頑張る仲間を作る意味で、塾へ行くことを考えてくれと言ったが、

「自分が教える」――なし。

 

平日帰宅後、土日、まさしく、親子カプセルの中で教え続けた。

それがまた、夫は嬉しそうだった。

卓球の愛ちゃんやイチロー選手、氷山の一角だが親子カプセルで成し遂げた人もいる。

自分と子どもの境界感覚が曖昧だからこそ、できることがあるのかもしれない。

子どもとのベッタリ感、私には絶対できない。

 

夫は自信満々に大丈夫と言っていたが、

息子は試験に落ちた。

私「受かるのではなかったの?」

夫「Hirokoは何もしないでタダ乗りしようとしただけじゃないか」

???

タダ乗り?

私はカルト宗教にはまらず、夫にはまった。研究の夢を語り、流されない夫に魅かれた。

夫と離れられなかった。

学生時代から7年付き合い、行き着く所まで行くしかないと思い結婚した。

 

付き合っている時の言葉

夫「Hirokoから別れると言う事はあっても、自分から言うことはない」

夫「Hirokoの事はオレにしかわからない」

 

恋というトンネルの中で、依存していった。

 

カサンドラ状態の時、ふらっと入ったブックオフで本に呼ばれた。

 

         「マインドコントロール」(岡田尊司著)

         P102「強くゆるぎない存在に自分を同一化する事で、

               ちっぽけで弱い自分も生きる確かな意味があると感じたい。

そうした願望が、カルト宗教やファシズムなどにすがる人々を生み続けた」

 

         P212「カルトの長が新しいメンバーを得る時も、

               暴力団員が若者を闇の世界に引きずり込む場合も、

               その力の源泉は、自分の事をわかってくれた、

               認めてくれたという思いであることが多い。

               自分を認めてくれたものに対して、忠誠心を生み出す。」

 

付き合っていた時、職場で嫌な先輩がいて愚痴ると、

私の代わりに悪口を言ってくれ、救われた。

攻撃的な事を言われると頭が真っ白になり、言葉が出てこない。

悔しい思いが残る。

しかし夫は「お告げじゃー」と茶化して

「こう言われたら、こう言い返せば」と教えてくれた。

それらを言うことはなかったが、

懐刀として言い返す言葉を持ち、何とか自分を保った。

 

夫は¨敵¨認知した人には、感情を入れずにこき下ろす。

辛辣に悪意を込めて貶める。

結婚前にはすがり、悔しさをやり過ごし、楽しみもした。

でも今、私を¨敵¨認知し、私をこき下ろし、子ども達に言ってしまう。

子ども達に私の悪口を言うのはダイオキシンの猛毒だから、

子どもに言わないでくれ、誰か大人に言ってくれと言っても、やめてくれない。

 

私は子どもの頃、母から父の悪口を聞き続け、母を支えた。

だからか、精神的な問題を抱え、心理系の本を読み漁った。

だが、信田さよ子さんの本で親への見方が変わった。

確かに父は横暴だった。パワハラの原型だ。

でも、それを母親が子どもに垂れ流すのはダイオキシンの猛毒である。

母にとってどんなに酷い夫であっても、子どもにとっては父親だ。

母もズルかった。精一杯だったのだろうけど、子どもに言い続けてはならなかった。

 

話は少し変わるが、カウンセラーに言われてハッとしたことがある。

ケンカした時など、夫婦の問題を子どもが聞いてきた時、

¨お父さんは¨¨お母さんは¨と言うと、子どもとして巻き込まれてしまう。

夫婦の問題は、親子や家族の問題と切り離さなくてはならない。

主語を意識して使った方が良いと。

それ以来、子どもに話す時、¨淳ちゃん¨¨お父さん¨を使い分けるようにした。

 

            P245「暴力を振るわれても離れられない女性は、

                  囁いてくれた愛の言葉に縋りつき、他にはいないと思ってしまう。

               こうした事を心に秘めている限り、支配力は衰えない。

                  しかし不思議なことに、口にして語り、

                  自分を縛る気持ちの正体がわかってくると、

                  支配する力は次第に制御できるものになっていく。」

 

                 「依存する気持ちの根底には、愛情やつながりを求める気持ちと、

自分の存在や価値を認めてもらいたいという思いがかかわっている」

 

                 「カルト宗教にしろ、パートナーとの依存的関係にしろ、

                  そこから脱出して自立を成し遂げるには、本来あるべきつながりや、

                  自己価値を健全な形で取り戻す必要がある」

 

狭い世界で生きているうちに、他の世界に適応する自信も勇気も失っていた。

夫の仕事の関係で海外に5年住んだが、

会話に自信なく、家にいることが多かった。

重いアレルギーの子を抱え、でも何とか頑張った。

夫の経済制裁、うつ、主婦歴合計15年。

 

「元気を取り戻す過程で重要なのは、経済的に自立できる自信を持つこと。」

精神科で

 

・このままでいてはいけない。環境を変えないといけない。

・不安発作として、体が信号を発している。一過性の適応障害

・相手がどうであろうと変えることはできない。

・本人は困ってないのだから期待しても無理

・それよりも自分らしく、自分の人生を生きるのだ。

 

話すことが大切だと思った。

夫に囚われていた。

無意識だけど、自分から囚われ怯えていた。

抜け出すためには、誰かと話し、色んな人と出会う。

狭い世界で自ら囚われていた。

気持ちを、意識を、他人に向ける、出会う。

本でも音楽でもなく、人と会い刺激を受ける。

夫「過去をほじくり返す話はしたくない。これから前向きに、

   心身ともに健康に生活していくために具体的にできる話をしたい。」

 

私「私が家を出て4人で話した時、今まで2人で閉じてきたから、

   オープンにしようと話したよね。淳ちゃんは私の事を誰かに話した?」

 

夫「話してどうにかなるとは思えない。話そうとも思わないし、

   果たして話して何かが変わるとは到底思えない。本なら読んでいる」

 

私「私の悪口でいいから誰か大人に話してほしい。

   私は友達やカウンセラーに話して、私がこうだと思ったことに対して、

   カウンセラーが専門知識で修正してくれたり、

   独りよがりの考えに気づく事が何度もあった。

   人と会って話して、修正を加えて、というのがとても大事だ。」

 

夫 「これまで、やれる事はやったし、頑張ってきた。もう疲れた。

    この状況が続くのであれば、もう終わらせたい。

    これ以上できる事があれば教えて欲しい。」

 

私 「前から言っているけど、私と淳ちゃんの事を誰か大人に話してほしい。」

 

夫 「それは必要ない。絶対。」

 

その時から、夫による100%完全無視が始まった。

100%とは、おはようと言っても、何も返ってこない。

目は空洞で、100%私の存在を消し去った。

 

夜中に寝ながら100%完全無視の夫の顔が浮かび、

ガバッと起き、居ても立ってもいられず雨の中外を歩き回った。

次の日の夜中、夫に喉を掻っ切られて殺され、

「お前が悪い」と責められる夢を見てうなされ、ガバッと起きた。

 

100%完全無視の夫の顔が瞼に張り付いて、このままだと発狂する、

助けを求めなければ駄目だと思い、電話相談をし、精神科クリニックへ駆け込んだ。
 

    気持ちが欲しいのだ

私「淳ちゃんが当事者なのに、何故他人事なの?

   現状分析ではなく、そこまで追い詰めて悪かったという気持ちが欲しいのだ

   健太(息子)が私を怒らせた時

   「怒らせてごめん。(おこづかいから、私の好きなビール)ギネスを買ってあげる」と

   言ってくれて気持ちが嬉しかった。

   もちろん、買ってもらってはいない。そういう気持ちが欲しいのだ。」

 

②自覚してほしい

私「淳ちゃんは言い過ぎややり過ぎがわからなくて、

   正しさで追いつめる事を自覚してほしい。

   嫌味、皮肉、暴言は言葉の暴力で、

   淳ちゃんがイライラしたらそれらを使って何としてでも勝とうとする。

   会話は勝ち負けではない。敵・味方でもない。

   淳ちゃんとの会話が戦場になるけど、会話は共通点や妥協点をみつけるものだ。

   イライラして言葉の暴力で勝とうとする自分をコントロールしてほしい。

 

   I didnt meant to hurt you. Im sorry that I made you cry.

    (傷つけるつもりはなかったけど、泣かせたならごめん。)

   Jealous Guyジョン・レノン

 

    こう言ってほしかった。」

 

と言って、泣き笑った私を不思議そうに見る。

 

私「でも、分からないんだよね…。」

夫「分からない。」

私「どうしたら、諦められるのか、受け入れられるのか」

関係修復を目指すが、過去が忘れられず葛藤し続けた。

夫「話し合いが必要だ」と話すが、態度がコロコロ変わる。

一貫した、何かがないの?夫が信じられない…。

 

    1回は謝ってくれた

夫「今のままでHirokoは幸せなの?どうしたら建設的な関係を作れるか。

   理詰めでHirokoを追いつめたよ。自分は未熟だった。

   やり方がまずかった。お互い未熟でお互い悪かった。

   Hirokoもオレに散々な仕打ちをした。自分には共感というのがないのだろう。

   でも、どうしたらいいのかわからない。

   何をしたら良いのかわからない。」

 

    罪悪感なし

私 「淳ちゃんの事を許そうともがいている」

夫  「オレ何か悪い事したっけ?ひとついらない事を言ったね。

     許すというのは目線が高いよね。

     どの立場から言っているのか、そっちも何をしてきたかという事になるよ。」

 

夫「Hirokoが謝らなかったからサディスティックに責めた時はある。

   Hirokoが謝っていたらああはならなかった。」

 

夫「誤ったのに許さない方が悪い」

 

夫「Hirokoが家を出て、迷惑をかけられた。自分の方が酷い事をされている」

 

    お互い様

私  「私は淳ちゃんに怒りと恨みを持っている。過去を清算したい。」

夫  「悪い事をしたと思っていないから、清算うんぬんはちがう。

  誤解を与えるような言い方はしたかもしれないけど、お互い様だと思っている。」

 

夫の言う事をノートに書き始める。

 

夫 「Hirokoはアドラーの言葉でいうと、人生の課題から目をそらしたいんだよね。

    評論めいた言い方はムカつくんだっけ?

    そうやって書く事自体、私は悪くない証拠にしたいんでしょ。

    自分は悪くないと自分を守る事が一番の目的だから。

    どんな理由でもでっちあげる。それがHirokoのメンタルだと確信している。

    的を射ているか検討してもらいたいがお願いできる?もっとゆっくり言おうか?

    自分にはそれほど反省点はない。これが悪いと言うなら検討する。

    Hirokoがそうやって書くのは今が幸せではなっからだろうけど、

    どうなれば幸せ?どうなりたい?」

 

お互いさまとした上で、私の問題を指摘し、説き伏せ、言い包めようとしてくる。

これがいつものパターンだと気が付いた。

 

夫 「もうこれ以上は限界だ。いつまでこの状態を続けるつもりなのか。

    何か自分にできることはあるか。」

私 「淳ちゃんの亡霊と闘っている。

    毎日食事を作る度に”主婦に土日はない。お前の仕事だ。メシを作れ。“と

    言われた言葉がフラッシュバックされる。覚えてる?」

夫 「確かに言ったし、その事については今でも必要だったと思う。

    これまでも家族や状況、自分にとって最善と思うことをやってきた。」

 

    覆す

私 「私は関係修復を目指しているけど、過去が忘れられず葛藤している。

    淳ちゃんは、どういう気持ちなの?」

夫 「一言では言えないなあ。だって事実と違うもの。」

 

やっぱり、まただ。この前「(私を)論破した」と言い、

わかってくれたと思っていたが、また覆された。

無かったことになっている。夫に何を言っても、鉄の壁にぶち当たって墜落するだけ。

言っても届かない。池に石を投げて、ポチャンと沈む。ただそれだけ。

 

「夫婦の危機は発達障害が原因かもしれない」(滝口のぞみ著)

  「アスペルガー傾向のある人は事実を認めることはできるが、

   損害に対する認識や相手の気持ちへの想像が不足し、

   しかも自分の間違いは故意に行ったものではないという思いがあり、

   悔いる気持ちが足りないところがある。」

 

  「良心に則って謝られない限り、本当に謝られた気持ちがしないのではないか」

紅白を見ていたら、X JapanYoshikiがピアノを弾き、ドラムを叩いていた。

X Japanは知っていたが、全盛期に興味はなかった。

ピアノとドラム、凄いなと思いネットで調べたら、再結成やToshlの洗脳騒動が出てきた。

You Tubeや「洗脳」(Toshl著)を読み、私じゃん、と思った。

 

Yoshikiはアメリカ進出後思うように運ばない中、

Toshlに歌の完璧を求め、喉に注射してまでレコーディングしたという。

Toshlは追い詰められ、元妻の手引きで自己啓発セミナーへ。

 

泣き叫んで抗議しても、自分の正しさを絶対的に押し通され、

従うしかないと病んでいく。

屈服させられた、従わざるを得なかった、それが苦しかった。

鉄の壁。無力感。

Yoshikiはアスペルガーっぽい。

自分の病んでいった過程とクロスした。

 

その一方、X Japanの音楽に魅了され聴き続けた。

病んだ気持ちに優しく寄り添ってくれる「Endess Rain」。

自然と涙が出てくる。

Yoshikiは音楽を作る、というより、産んでいる。

Rose of Pain, ART OF LIFE, The Last Song, Without You

 

解散、洗脳騒動、hideの死、再結成、

Yoshik「自分がToshlを追い詰めた、自分がhideをバンドに誘わなければ」

とインタビューや映画、何かのCDの最後に後悔の独白が入っていた。

夫も反省、後悔してくれるのではと、淡く期待した。

2014年の対談で

Toshl「今、思えばYoshikiは自分にも厳しく、アートを創造してきた。

      Yoshikiのやり方は間違ってなかったんだなって感じます。」

どうしたら私は仕方がなかったと思えるか?

 

X Japanの音楽を聴いて泣き、夕食が20時になってしまった。

夫「浸りすぎて家庭生活に支障がでている。浸りすぎてもらっては困る。」

私「なぜ泣いていると思う?」

夫「じゃあ何故こんなに夕飯が遅れた?」
私の問いかけには答えず、逆質問で話をうやむやにする。

 

どっぷりはまっていた頃、

息子「お母さんはX JAPANの音楽を聴いて泣いてばかりいる」

と言われ、ハッとした。

 

息子に言われ、このままではいけないと思った。

 

夫は研究所の任期付き研究者(ポスドク)で、常勤になれなかった。

本人は¨正しいこと¨を言ってるだけなので全く自覚はないが、

私をやりこめることでストレス発散をするモラハラ。

 

 

出費の話になると目が座る。激しい言い合いの末、

夫「クレジットカードと銀行カードを置いて出ていけ」

 何度も家を飛び出した。

でも、ポスドクで仕事の未来が見えず、小さい子どもが2人。

私が家を出て、どうするの?

耐えた。

 

 

夫の嫌味、皮肉、論破という名の言葉の暴力、全て、ことばだ。

私が言い返すと、何百倍にもなって返ってくる。

夫が何か言ってきても、

眼をそらし、反応しなくなった。

自我を殺すとは、こういうことか。

 

 

夫は上司から最後通牒を受け、やっと転職に踏み切れた。

私の実家近くへ引っ越し、

転校した子供たちが何とか落ち着いた頃、私が壊れた。

夜中、発作的にふらーっと家を飛び出し、インターネットカフェで過ごした。

次の日、家に戻って夫と口論になり、

夫「クレジットカードと銀行カードを置いて出ていけ」

実家へ。

 

父「いつもと違う」

何とか受け入れてもらえ、実家で寝続けた。

兄が来て私の話を聞いてくれた。

兄「それはモラハラだよ。」

兄も職場で同僚から受けた事があり、本を紹介してくれた。

 

「モラル・ハラスメント人を傷つけずにはいられない」

(マリー=フランス・イルゴイエンヌ著)

 

兄「お前も大変だね。でも、淳さんも家族を抱えて転職、キツかっただろうね…。」

働かない私やアレルギーの重い子ども、家族を抱え、ギリギリだったと思う。

 

頭では、夫も大変だったと理解はできる。

だから、「追い詰めてごめん」と心から言ってもらえたら、許せると思う。

でも、夫は¨正しい¨ことをしただけ。自分も迷惑をかけられたと言う。

わかってほしかった。心から謝ってほしかった。

 

私の母、義母、夫と私の4人で話し合い、私は家へ戻った。

息子に何でお母さんは家を出ていったのかと、泣かれた。

少なくとも大人になるまで、こうして家を出ることはないと約束した。

 

たまたまブックオフで本を見ている時、

「旦那さんはアスペルガー」(野波ツナ著)を見て、

夫はアスペルガーだろうと確信し、本を読み漁った。