関係修復を目指すが、過去が忘れられず葛藤し続けた。
夫「話し合いが必要だ」と話すが、態度がコロコロ変わる。
一貫した、何かがないの?夫が信じられない…。
① 1回は謝ってくれた
夫「今のままでHirokoは幸せなの?どうしたら建設的な関係を作れるか。
理詰めでHirokoを追いつめたよ。自分は未熟だった。
やり方がまずかった。お互い未熟でお互い悪かった。
Hirokoもオレに散々な仕打ちをした。自分には共感というのがないのだろう。
でも、どうしたらいいのかわからない。
何をしたら良いのかわからない。」
② 罪悪感なし
私 「淳ちゃんの事を許そうともがいている」
夫 「オレ何か悪い事したっけ?ひとついらない事を言ったね。
許すというのは目線が高いよね。
どの立場から言っているのか、そっちも何をしてきたかという事になるよ。」
夫「Hirokoが謝らなかったからサディスティックに責めた時はある。
Hirokoが謝っていたらああはならなかった。」
夫「誤ったのに許さない方が悪い」
夫「Hirokoが家を出て、迷惑をかけられた。自分の方が酷い事をされている」
③ お互い様
私 「私は淳ちゃんに怒りと恨みを持っている。過去を清算したい。」
夫 「悪い事をしたと思っていないから、清算うんぬんはちがう。
誤解を与えるような言い方はしたかもしれないけど、お互い様だと思っている。」
夫の言う事をノートに書き始める。
夫 「Hirokoはアドラーの言葉でいうと、人生の課題から目をそらしたいんだよね。
評論めいた言い方はムカつくんだっけ?
そうやって書く事自体、私は悪くない証拠にしたいんでしょ。
自分は悪くないと自分を守る事が一番の目的だから。
どんな理由でもでっちあげる。それがHirokoのメンタルだと確信している。
的を射ているか検討してもらいたいがお願いできる?もっとゆっくり言おうか?
自分にはそれほど反省点はない。これが悪いと言うなら検討する。
Hirokoがそうやって書くのは今が幸せではなっからだろうけど、
どうなれば幸せ?どうなりたい?」
お互いさまとした上で、私の問題を指摘し、説き伏せ、言い包めようとしてくる。
これがいつものパターンだと気が付いた。
夫 「もうこれ以上は限界だ。いつまでこの状態を続けるつもりなのか。
何か自分にできることはあるか。」
私 「淳ちゃんの亡霊と闘っている。
毎日食事を作る度に”主婦に土日はない。お前の仕事だ。メシを作れ。“と
言われた言葉がフラッシュバックされる。覚えてる?」
夫 「確かに言ったし、その事については今でも必要だったと思う。
これまでも家族や状況、自分にとって最善と思うことをやってきた。」
④ 覆す
私 「私は関係修復を目指しているけど、過去が忘れられず葛藤している。
淳ちゃんは、どういう気持ちなの?」
夫 「一言では言えないなあ。だって事実と違うもの。」
やっぱり、まただ。この前「(私を)論破した」と言い、
わかってくれたと思っていたが、また覆された。
無かったことになっている。夫に何を言っても、鉄の壁にぶち当たって墜落するだけ。
言っても届かない。池に石を投げて、ポチャンと沈む。ただそれだけ。
「夫婦の危機は発達障害が原因かもしれない」(滝口のぞみ著)
「アスペルガー傾向のある人は事実を認めることはできるが、
損害に対する認識や相手の気持ちへの想像が不足し、
しかも自分の間違いは故意に行ったものではないという思いがあり、
悔いる気持ちが足りないところがある。」
「良心に則って謝られない限り、本当に謝られた気持ちがしないのではないか」