自分で答えを出すしか道はありません。
(新聞記事より)
夫とのケンカの第一声は
「何でそんな言い方をするの!」
夫の言葉は私の胸に突き刺さり、私はキレる。
これが、ワンバターン(笑)。
それでも、まだ良かった。
夫が研究者になる夢を諦める過程で、深刻になった。
「お前が悪い」
相手をやりこめることでストレス発散するモラハラ。
散々責められ、カサンドラへ…。
夫から敵認定された時の、
暴言、嫌味、毒舌は言葉ミサイルで、日常会話は戦場。
私は鬱へ…。
カウンセリングへ通い、苦しんだ。
「この人だから、わかってくれる。」
そう思って結婚した。
しかし、
「夫はサイコパスか?」
夫は鉄の壁。
私が泣き叫んで訴えても、無表情で、何も動かない。
ただ理路整然と私を責める。
「あんたが悪い。」
私「私が悲しいとか泣いても、淳にはわからないんだよね。」
夫「オレを攻撃するものだ。攻撃して、自分の要求を通すためにやっているのだ。」
私「攻撃か…。」
何かが、ない。
サイコパスを研究した本がある。
「恐怖を知らない人たち」(アビゲイル・マーシュ著)
連続殺人を犯して、刑務所にいるサイコパスの殺人犯に行った心理テスト。
怒っている顔とか、笑っている顔など、喜怒哀楽のはっきりした数枚の顔写真を見せて、
どんな感情か答えてもらうテストで、写真の人が怒っているとか、笑っているのはわかった。
しかし、恐怖におののく顔写真を見せても、それが何かわからなかった。
その連続殺人犯は、自分が殺した人が死ぬ直前にこんな顔をしていたが、わからなかったと言う。
衝撃だった。
自分に恐怖の感情がないから、他人の恐怖がわからない。
脳MRIの解析結果から、偏桃体の活動が低いと恐怖や不安を感じることが弱い。
共感に関係する眼窩前頭皮質や、良心と関係する内側前頭前皮質との結びつきも弱い。
恐怖に対する生理的・心理反応である、発汗量や心拍数の変化も違う。
自分の暴力や脅しによって他人が苦しんでいるのを見ても、その残酷さを抑えられないのは、
表情を正しく認識し反応するうえで、きわめて重要な役割を果たす偏桃体が正常に機能していない。
夫がサイコパスかどうかはわからない。
サイコパステストで0点~40点中、30点以上がサイコパス。
勝手に20点以上だろうと思っている。
アスペルガーにしても、夫は困ってないから病院へ行かず、
私の悪口でいいから誰か大人に話してくれと言っても、「必要ない。」
子ども達に私の悪口を言い、猛毒だからやめてくれと言っても垂れ流す。
本や動画を見せたが認識が生まれることはなく、「あんたの方がアスペルガーだ」と言う。
私の確信なので、一応¨傾向¨をつけている。
「何でそんな言い方をするの!」「何でわかってくれないの!」
散々泣いて怒ってきたが、その言葉の裏には
(私ならそうは言わない)(私はわかる)と、´自分なら´がある。
(普通は言わないよね)、という断罪がある。
相手の気持ちを慮って当たり前という前提がある。
夫の場合、自分の想像の延長線で考えようとしても、
自分の感覚の枠組みの中で理解しようとしても無駄なのだ。
無意味なのだ。
じゃあ、どうしたら良いのだろう?