植物の世界3裸子植物 | ラスカルのブログ

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日々の実践記録でした。2016年3月で理科授業記録は終了しました。

 今日は裸子植物を学習した。ここでいつも思うことは松がないということである。裸子植物を説明する際、本物を見せながら授業を展開したいが本物の松が手に入らないのである。本校も前任校も校内に松が植えられていない。そして杉も銀杏もないのである。花粉や臭いが問題なのだろうか?それともたまたま裸子植物は植えないのだろうか?
 式根島中学校では校内にたくさん松が生えていたが、この地域ではほとんど見ない。そのためが、松の花を見たことがない生徒が各クラス数人いる。

↓今日の内容


↓旅行の途中で見つけた松の花


↓教科書P27で松の受粉の仕組みを説明した。


↓説明を聞いてまとめとなる。かなり短絡的である。



↓松の増え方を写真で説明していく。



↓松の種子:見たことがある生徒はクラスで1~2人
自分の意見をノートに記入し、班で話し合って発表する。

「風で飛ばされやすい」をいう意見が大半であった。



↓大日本図書デジタル教科書P27ビデオクリップをみると答えが分かる。


↓松の育ち方


↓裸子植物についてまとめる。


↓裸子に対して被子植物について説明した。


↓虫媒花、風媒花のそれぞれの花粉のようすを写真で見て違いを見つける。


↓松の花粉があのような形になっていることについて以下の観点から話し合いをし、発表する。



 ここで、「松花粉はトゲがないので柱頭を傷つけない」など「トゲ→要らないもの」というイメージをもっている生徒が多いのが気になった。中には「(松花粉は)トゲがないので虫の足についても痛くないから」という意見があった。
 発問の中で「トゲではなく突起と言い換える」「トゲがあると他のものに付きやすい」などヒントを与えた方が良かったと反省している。