引き算はまだできない | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

つい先日まで半袖のTシャツとキュロットスカートがお決まりだった娘。
(過去記事をご覧ください→子どもは風の子というけれど)
この時はまだ年末でしたが、先月末くらいまでほとんど変わらない格好をしていました。

ところが、節分辺りからぐっと冷えて、本来の冬らしい寒さに。
お迎えに行ったらガタガタと震えていて、慌てて帰宅し、様子を見たのですが、なんと肌着も着ないで薄い長袖Tシャツ1枚だけだったのです。
そりゃ寒いよ。
思わず感情的に「そんなの寒いに決まってるじゃん。何でもっと着ないの?!それじゃ風邪ひくよ!!」と怒ってしまいました。

その翌日、「今日もうんと寒いからね。着替えはたくさんあるんだから、寒いと思ったらちゃんと着てね」としつこいほどに言い含めて送り出しました。
そしたらさすがに、お迎えの時には目一杯の重ね着をしていました。

ところが、そのコーディネートは奇抜極まるものでした。
肌着は着ないで長袖の花柄Tシャツの上に水玉の半袖Tシャツ、仕上げはオレンジのトレーナー。
それから、花柄のスパッツの上に水玉のショートパンツ。
どれも娘が好きな服だけど、、、だけど、、、それ、全部合わせたら、ぶっちゃけ超だっさいんですけど。

単に寒かったからというよりも、「たくさん着てって言われた。たくさん着るなら重ね着よね。
私の大好きな、可愛いこれと可愛いこれを重ねたらもっと可愛いに違いない」みたいな足し算コーディネートの末路にみえました。
母の感覚だと、重ね着で中に着た服をチラ見せさせたいなら、中か外か、どっちかは柄がないものの方がいいと思うんだけど。

いや、そりゃ私もオシャレとは程遠い感性の持ち主ですけども。
大人が着たらちょっとアレなコーディネートでも、子どもが着るなら許される、みたいなコーディネートがあることも分かりますけど。
でもそれ、アナタのコーディネートはさすがにナシじゃない?!

私が子どもの頃は、重ね着で中に着た服を見せるなんてファッションはそもそも存在しなかったと
記憶しているので、一番外に着た服のデザインが全てでした。
そういう意味では服のコーディネートはある意味楽でした。
今の子はオシャレに気を遣うのが大変そうだなぁと思います。
そんな時代に生きる娘が、何歳になったら引き算のコーディネートを学ぶのか、ドキドキハラハラしながら見守っています。